2020/04/18 22:46/鷦鷯飛蝗

右側頭部、疼き、集中しちゃいけない

歪み、錆びた、ガードレール

安酒と花、雨でいたむ

傘で覆えるのは膝頭まで

跳ね返れば裾も影の末

焼き捨てた証拠と

剥がれかけの爪を繋いで

先頭へ、傾いてく、理想の欠片

遺留は記録だけ、手順を攪乱して

底に、敷き詰めて渡れ

浮かぶ瀬をここと決めた上で

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る