2019/12/16 23:08/鷦鷯飛蝗
誰かの居た場所に居たい
誰も居ない場所に居たい
想い出だってこの街で
ひとりでに
錆びていくものだろうさ
寒くない、床をめくる
ブリキの床でもゴミなら落ちる
鉛色の海は
願ったんじゃない
ただそこにあれば映してしまう
据わりの悪い小石も
外さずに敷き詰めた
ガタガタの道路で
轍も削れてる
車軸がずれる前に
走り抜けたくとも
荒野は舗装されている
野営の焚火に役立つだけの
愛想要らずが寝癖を飾る
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