2019/09/04 22:30/鷦鷯飛蝗

木組みの空をなぞってみた

引ける線が見えず迷っていた

色の違いに区切りなんて無いからさ

何の違いにも線なんて無いからさ

与えるしか無いって開き直った

でも怖くて

腕は凍った

ままだった


何にも選ばないことを選ばされて

選ばされたと言い張ることが最後の抵抗だ

遠く、届かない笑顔が消えた

したいことなんて、ない、からな


どうしても、ってもののない

だけれど習慣なら持っている

生きることしかでき、なくて

自動、的にしか生きられない

何が悪いんだ

何が悪いんだよ


坂道の無い街を歩く

そろそろまた一度お別れだ

使い潰した時間の上に

座ってんだよ

座っていいだろ

もう、行くよ

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