2019/07/25 18:49/鷦鷯飛蝗

紅茶色の夜明け

虹と鉄塔

ピンク色の空に

揺らがない区分け


まだ泣いている空に

遥か雲を跨ぐように

架かる虹の余話に

瞬きもせず

土砂降りの空

見あげることなんて

できないんだよ


捲れた

側の月

掠れた

君の声

響いた

今ここに

聞こえた

この耳に

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る