2019/05/12 11:27/鷦鷯飛蝗
公園独り、鉄棒真下
髪の毛擦ってる女の子
土埃だって気にしない
蝶も蜂も、陽を選んで飛んでいく
かれらをとらえることはできない
いつもただ影が地面ばかりみてる僕の視界を裂いていく
弾かれたように目を上げる怯えがやたらと癪に障る
誰も興味など無い、虫も燕も、人もその他も
僕の自意識だけが僕に興味津々だと
わかってたって消えやしない
今、そう、線路が尽きたみたいに
消えてしまってくれないものかな
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