第17話 今日の予定
「で、これからどうする、予定の通り不動さん見に行く、それとも一度私の家に来る」
「咲樹さんの家にですか、行ってみたいです」
アクルは無邪気な笑みを咲樹に向けて微笑んで居たが、咲樹はアクルの姿を見て
「うん、じゃないと服がしわしわだし、寒かったんじゃない」
アクルは咲樹に言われて自分の姿を見て「あらら」と言いながら服を引っ張っていた
「あ、裾も汚れていますね、う~・・・あ、そうだ、咲樹さんちょっと待っててください」
するとアクルは小走りして後に物を置いていた場所に行き、持っていた鞄から服を取り出した、自分の着ている服を脱ごうとしていた、それを見た咲樹は驚き叫んで着替えを止めようとした
「ちょ!ちょっとまったーーーー!!」
「えっ、なんですか」
気にした素振りも見せずにアクルは橋の隅の方により、着替えだしていた、アクルの姿はワンピースを下から捲り上げ白い下着もブラジャーの見える位置まで脱いでいた、咲樹は慌てて駆け出しアクルの所ろに行き、アクルが脱ごうとしたワンピースの服を慌てて掴み下に下ろした、咲樹は嫌な汗を流しアクルの目を見つめて口を開いた
「な、何してるの」
「着替えを使用としてたけど・・・えっ、なにかおかしいですか?」
アクルは驚いた顔をしていた、咲樹の顔を見て
「なんでここで着替えるの外よ、外!」
咲樹は声も表情も慌てた顔をしていた
「えっ、でもここに木とか草があるので、見えないと思いますよ?」
(何言ってるのこの子!草そこまで長くないし!木でそこまで隠れないから!)
「いやいや、誰か来て見られたら恥ずかしいでしょ」
(お願い!うんって言って!)
咲樹の訴えに、アクルは徐々に少し顔を下にして赤い顔をしていた、アクルは素で恥ずかしがっているがあざとさがある、男が見れば照れそうな表情をしていた
「そ、それは誰かに見られれば、恥ずかしいですが、周りに人はいないと思いますよ」
「いや、危ないから止めなさい」
咲樹は真面目な表情でアクルに訴えかけた
「これからは気を付けます」
アクルは回りを見渡し、少ししゅんとして言葉述べた
「は~、取り合えず私の家に行きましょ」
「はい」
アクルは笑顔で応えた
それから少し歩いて咲樹の家に向かっていると
「あれ、君達は昨日の」
後から聞き覚えの有る男性の声が聞こえた
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