第11話 やっぱり、天然? 

それから私達は先生に挨拶を済ませ、

待合室を退室しました



今からお部屋見学です楽しみです、

友達も出来ましたし、

人間界での生活が楽しみです、

ワクワクします、

先生(天使の先生)頑張ります


とアクルは心の中で呟いて顔に笑みが表れていた


「で、これからどうするのです」


「そうですね~、どこから見ますか、咲樹さん」


「ん~、取り合えず・・・お風呂と部屋かしら」


「では、先にお部屋から見ますか」


「そうね、そうしましょ」


「はい」


アクルは笑顔で返し鼻歌を歌いながら歩いていた


「アクルあなた、まだ不安要素が有るのに・・・呑気ね」


重たい足取りと不安な表情で咲樹は小さく呟いていて呑気ねと言葉を吐くとき普通に喋ってしまった、するとアクルは不思議そうな顔をしながらこちらを向き


「何か言いましたか」


とアクルは咲樹に言葉をかけた


「いいえ、一人言です、お気に為さらず」


と咲樹はすました顔で答えた


「そうですか、あ、そうだ咲樹さんは地元ですか」


「えぇそうよ、どうかしたの」


アクルはもじもじしながら咲樹に言葉を延べ始めた


「あのですね・・・実は私、地元の人では無くて」


「いや、見たら分かるから」


今更何をと咲樹は溜息を吐き、何を今さらとの顔をしていた

アクルはビックリした顔をしていた、なぜわかったのかと


「え、・・・えぇぇー!そうなんですか・・そんなに人間ぽく無い」


咲樹は聞こえないように最後の言葉は小さな声で吐いていた


そしてアクルは白目を剥き廊下に膝を着きぶつぶつ人間ぽく無い、人間ぽく無いと小さく言葉を吐いていた、アクルから暗い雰囲気を漂わせながらショックで今だ伏していた、咲樹は呆れながらアクルにため息混じりの言葉述べ始めた


「だってあなた、日本人に早々その透きと得る要な金髪は以内と思うけど」


「え、そうゆう事だったのですね、は~」


アクル恥ずかしそうな顔をしながらホッとしていた、それを見て咲樹は


あぁ、この子、言葉の一部が不思議ちゃんね


「やっぱりあなた天然ね」


「へ、天然て何ですか?」


アクルはきょとんとしながら顔を少し横にしン~と言いながら不思議そうにしていた


「は~、やっぱり天然ね」



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