第二録
意識が、目覚めた時にはどこか変な所にいた。
(ここは…一体?…ああ、もう…死んで…しまったんだな。いい…人生だった。)
「おーい。まだ君は、死んでいないからね。勝ってに死なないで。私が困る。」
「へ……あれ、まだ生きてる。」
そうまだ体もピンピンしていてた。死んだ感覚もなかった。
「ね!まだ大丈夫だったでしょ!」
「はい。大丈夫です……あの〜どなたですか?」
そういえば、この人誰?今頃になって気になった。
「あ〜、自己紹介ってやつ!初めまして。私は『大天使ウリエル』。この世界の統治者で崇められている存在です。」
「えーーーーー!神さまーーーー!」
その瞬間、俺は膝を地面につけて頭も下げて
「大変申し訳ございませんでした。俺の名は」
「結城海斗君よね。大丈夫知っているから。後そんなに敬意をこめなくていいから!逆にやりずらいから。敬語じゃなくていいから!」
「はぁ。そこまで言うんなら。」
そう言って俺は立ち上がった。
「えっと〜それで神さま?」
「ん?何?」
「なんで俺だけここにいるんですか?他のクラスの奴らは?」
「あ〜。他の輩は、さっきの紹介された部屋にいるよ。」
あ、もう輩扱いですか。
「…あなたは今『あ、もう輩扱いですか。』と思ったでしょ。」
「!!」
「正解らしいね。」
(流石は神さま。なんでもお見通しだ。)
これは純粋にそう思った。
「さて、本題に入りましょうか。」
「本題…ですか?」
「ええ。本題よ。内容としては…」
少し間を置いて神さまが言った。
「魔王ガブリエルもとい大天使ガブリエルを助けて先程の国の王を殺してください。」
「え………えーーーーーーーーーーーーー!?」
「お願いできますか?」
「え、いや、ちょ、理由、理由を教えてください!」
流石に理解が全然追いつけない。
「分かりました。では、順を追って説明していきます。」
そう言うと神さまは手を叩いたそしたらテーブルとイス、その上にはティーセットが用意されていた。
「紅茶でも飲みながら話しましょう。」
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