第40話:ステータス再確認
異世界転生1週間…。
35の感覚から10の感覚に慣れ始めてはいるが、思考は未だサラリーマンのまま。
採集ばかりじゃあ生活資金は貯金、できないよなぁ。
ランクEならDまで受けられるなら討伐に手を出して、何に一番の適性があるか把握するのもありかな?
そう…俺は全適性あると言われてしまったから、どれが一番なのか知りたくなったのだ。
それに何時までもギルドの宿泊場所を借りる訳にいかないからな。
何処か子供でも宿泊が可能な安い宿があったら良いんだけど…地図に掲載されてないよな?
日本じゃあるまいし…。
職員から貰った地図には、主な場所しか書かれていないのは最初に見た時に気付いていた。
だが、地図に対して「
ガサっと貰った地図を宿常設の机に広げ
「
安宿が無いかな~と思いながら掛けると案の定、安宿が赤丸で印が付けられて行く。
「ちょっと待って?そんなにあるの?!」
【あります】
「一番の安宿に緑色を付けられる?」
【お待ち下さい……完了しました】
安宿10軒の内、最安値の宿は1軒…他領地に向かう村近くだと表示されていた。
「此処って遠いから安いの?」
村に近い場所を指して謎の声に質問してみた。
【その点も含められてますが、
料理は最高ですよ】
「もし、
そこに宿泊して依頼を受けたとしてもギルドまで遠いよね?」
【リョータ様には
考えれば作れる魔法を持っておられますので、
「転移」を覚えれば楽勝で行き来できます】
「・・・・・・(何これ…今まで不思議に思わなかったのが怖い)」
所で君は誰?
【申し遅れました。
疑問が生じた時にお答えするガイドで御座います】
日本で言う所のAI的な知能が備わってる?
【近いですが、
エーテルディアの神から、
サポートをする様に言われております】
「ありがとう神様」
【気にするでない。
我は直接、干渉できぬ故な。
知能を備えた存在を送るほか無かったのじゃ】
だから「
【リョータに備わった
「説明」と言うスキルの一部がガイドとなっておる】
そう言えば「説明」って所に「
【そうじゃ。
確認して見るが良い】
「ステータス」
~~~~~~
リョータ・スズキ【隠蔽中:鈴木良太】
10歳【隠蔽中:35歳】
魔力:Ex【隠蔽中:
魔法属性:全属性(光、闇、風、土、水、火)
光魔法(Ex)、闇魔法(Ex)、風魔法(Ex)、
土魔法(Ex)、水魔法(Ex)、火魔法(Ex)
魔法:
【※詳細:考えた魔法を覚えられる(隠蔽中)】
Lv:Ex
職業:冒険者(仮)【隠蔽中:全職種適正】
ランク:E
スキル:採集Lv1【隠蔽中:Ex】
【隠蔽中】特定スキル:テイマー、
【隠蔽中:鑑定Lv1】
【隠蔽中:説明▼】
ガイド:疑問に感じた事に対し
「説明」と言葉を発した時に補佐するスキル
称号:なし【隠蔽中:転生者。神に愛されなかった男】
~~~~~~
「△」を押したら「▼」になって詳細が記載されているのに気付いた。
だから「説明かもん!」と声に出したり、思ったりしたら、説明が出てくれたんですね。
【一応は便利にさせて貰ってはおるが、
誰も持っておらぬ故な、
隠して見えぬようになっておる】
色々とチートすぎるから、隠さなきゃならない場所が増えるのは仕方ないか。
諦めて自分の適性を測る為にも討伐に赴きますか!
あ、安宿は保留ね(だってチート魔法なら討伐も楽勝で終われる気がするからな!)
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