なんかヘンテコ

 思えば、幼い頃のわたしはヘンテコな子でした。


 まず、どこまで相手との距離を詰めてもいいのかがわからなくて、とりあえず誰にも敬語でした(両親祖母は除く)


 親戚のおばちゃんとかに対しても、従姉妹達は普通に話してるんだけど、わたしは敬語。

 どうも、年長者には敬語。同年代でも初対面では敬語。

 その後、相手が打ち解けてくれて言葉を崩し、関係性が親しくなったら普通にという感じで。


 自分から言葉を崩すと失礼になる、礼儀を知らない子供と思われる、という刷り込みがかなり強烈にあったのです。


 子供の癖に可愛げがなかっただろうなと思います。

 子供なら人懐っこいくらいが可愛がられるのに。


 この距離感の縮め方がわからないというのは、実はかなり引きずっていまして。


 若い頃など、人当たりよく礼儀正しいけれど、垣根があって本音が見えにくいというのは、よく言われもしましたし、コンプレックスでもありました。


 でも実は、結構こんな人間の方が中身は、変わり者だったり、癖があったりするもので(笑)


 わたしも例に漏れず、変わったもの好きで好奇心旺盛、時により大胆というヘンテコ虫を心で着実に育てておりました。


 普段のわたしは堅物で冒険はしないし、石橋は叩き壊す勢いの慎重派です。


 それでも、これだ!と思い立ったら、ガッとやる一面ありで。

 開き直って腹が座るとおとこになります。

 この辺は父の血でしょうか。

 父はある意味、わかりやすいのですが、わたしの思考回路はもっと歪んでいたりグルグル迷路で面倒臭いのですけど(汗)


 と、ここまで書いてきて、気づいたのですが、この話、オチが見つからない(焦)


 もっとこう、ドカンと笑って貰えるようなエピソードなかったかなぁ(笑いを取りたいタイプ)と考えたのですが、うーむ。


 結局、ヘンテコな奴ってことね。

 それだけね。

 芸人失格ですわ(え?才能もないのに?大きい事、言っちゃったよ)


 ヘンテコ修行し直してきます。

 それでは御免!


 ドロン( ̄ト ̄)・・・oO◯

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