初めてのパーマ
わたしの髪は今、ストレートのショートです。
実はこんなわたしもパーマに憧れた事がありました。
元々、硬く量の多い髪質だったので、尚更、柔らかなフンワリとした髪が羨ましくて。
あれは、大学生になったばかりの頃、思い切ってパーマをかけることにしたのでした。
その頃はまだ行きつけの美容室というのを決めかねていて、迷った挙句に、ちょっとオシャレっぽい美容室を見つけて入りました。
希望はサイドだけに緩くかける感じ。
一応、こんな風にという切り抜きを持って行って、美容師さんに見せて相談しました。
そして、いざ!パーマ用のロッドで巻かれ、一液、二液とパーマ液をかけられて・・・
その間もわたしはフンワリ女の子らしく変身した自分を夢見ていました。
の、です、が・・・
ブローされている間中、正直、違和感ありました。
でも、でも、きっと最後にはあんな風にフンワリ自然になるはず・・・はず・・・
『はい、出来ましたよ』の声と共に見た鏡に映っているわたしは、どうみても、UFOを頭に乗せた変な人でした(泣)
(こんな全体が膨れたみたいじゃなくて、サイドだけ、自然に後ろに流れる感じでフンワリとした・・・)
心の中ではグルグルと言いたいことが回っているのですが、気の弱いわたしは何も言えず。
「ありがとうございました」
と泣きそうな気持ちでお礼をいい、お金を払い、まーったく似合わないヘンテコ頭で、とりあえずお店をでたのでした。
家に帰ってからは、もう一度水に濡らし、ボリュームダウンさせる為に、泣きべそかきながら使い慣れないドライヤーと格闘です。
でもプロの美容師さんが、アレだったのに、不器用なわたしがしても、なおさらにカールはあちこちに跳ね回り収集がつかないことに。
結局、次の日に別の美容室に行って、カットしてできるだけパーマを落として貰ったのですが・・・
なーんか中途半端なカールが残り、それから2ヶ月くらいは帽子を被ったりしてしのぎました。
髪質(硬い)上に多いので、パーマがしっかりと強くかかりすぎちゃったのでしょうね。
その上、セットの仕方もろくに知らなかったから尚更の悲劇!?でした(涙)
そして、現在・・・
あんなに太かったはずのわたしの髪は加齢により細くなってきました。
以前には多すぎて梳いていたくらいだった量もそれによりボリュームダウンしてきました。
誰だーー!フンワリ髪に憧れるとかで髪を梳くとか勿体ないことしてたのは(バカ!バカ!バカ!)あの頃の自分に回し蹴りしたい。
パーマはあれからかけてません。
あまりにもあの衝撃がトラウマで(泣)
やっとドライヤーだけは人並みに使えるようにはなりましたが。
コジャレたことをしようとすると、案の定失敗するわたし・・・
相変わらず素敵女子への道は遥か遠い・・・です(しょんぼり)
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