第4話 危険が去って
女神に近づこうと歩み始めた僕
しかし、それを制止する女神
女神 「こっちくんなっていってるでしょ!」
僕は歩みを止め伏せをする相変わらず声は出せないから
僕 「攻撃しないよ、魔犬はみんな倒したでしょ、見てたよね⁉︎敵じゃないよ」
どう伝えたらいいのかわからないけど
なんとか女神様に味方である事を伝えようと試してみる
このあまり綺麗では無い魔犬の尻尾を振ってみたり声は出ない代わりに遠吠えをしたり
クンクンと鼻を鳴らしてみたりサッと立ってチンチンをしたりとおよそ魔犬がしそうに無い事をやって見せているうちに女神が半べそになりながらも僕の方を見て言葉を発した
女神 「あなた魔物でしょ?攻撃してこないの?敵じゃあないの?」
少し気持ちを取り直した感じでしつもんしてきたがやっぱり声は出ない
何か僕だと知らせたいどうすればと悩んでいる時例のカーソルに発光との表示か浮かんできた
僕 「発光って?」
解説が頭に浮かんできたそれによると
魔犬にくっついている本体を光らせることが出来るとの解説であった
僕 「まぁ〜、ダメ元でやってみるかぁ」
で発光を選択すると魔犬の背中で女神が投げはなった小石の僕が光り出したのを見て
女神 「えっ!あの小石が魔犬にくっついてるの、あんたなにその魔犬操ってるのえっ!えっ!だったらそう言いなさいよなに喋れないの?」
僕は首を縦に振って話ができない事を意思表示した
女神 「仕方ないわね!あなたはなに?ここは魔界でしょこれからどうすんの?」
僕は横に首を振る僕もどうしていいのかわからないから
それでもここでじっとしていても魔物に襲われるのは目に見えるとにかく安全な危険の少ない場所を探すのが最優先だと伝える方法を考えて魔犬の身体を駆使してゼスチャーで女神に忠告してみた
女神 「なにそれ?もっとわかるようななさい!なに、ここにいたらかみつか・・?れる?あぁ魔物に襲われるから隠れようっていってるの?」
僕 「やっと伝わったか!」言葉が話せない事がこれほど大変なこととは思わなかった
で首を縦に振った
女神 「そうね、なんだか嫌な気配が漂ってるわね、見てあそこ岩場で隠れられそうだわあそこに行きましょ」
女神と魔犬を操る僕はその隠れられそうな岩場へと向かった
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