入院生活②

入学患者は週1回、回診がある。

不眠に陥っていた私は、主治医に都度、眠れない旨を伝えていた。

しかし、変更するにしてもちょっとずつしか試してくれず、夜は眠れない苦痛に耐えていた。


他の症状といえば、便秘位だった。


PS4の持ち込みに成功した私は、ゲームで暇潰しをする。

運良くTV画面は窓の方向を向けられ、看護師とかが来ても覗かないと分からない。

コントローラーは布団て隠し、悠々自適でRPGを楽しむ。


結局ゲーム2本とも、入院中にほぼ完クリした。1本120時間位したか。

特にFF15のオープンフィールドを旅している時は楽しかった。今の状況とは真逆で自由に走っている。あの高画質、ドライブ中は懐かしの音楽。スクエニ様、感謝。


他の患者は様々な人が居たが、割と普通の感じの人が多かった。

うつ病の人は分かりにくい。

個室の部屋から全く出て来ない人もいた。

隣のベッドの人はキツそうにしていた。


双極性障害

この人は間違いなくそうだろうなぁ、と思う人がいた。

毎日性格が変わるのである。

今日はナースステーションでずっとどうでもいい事を永遠喋ってるかと思うと、次の日はずっと泣いている。この繰り返し。


閉鎖病棟から移って来た女性に話を聞けた。

この人も双極性障害らしい。

躁転したら、知らずに自殺未遂をするらしい。

今回は踏み切り遮断中の線路に入り、電車が突っ込んで来るのを待ってたら知らないおじさんに助けられ、そのまま隔離部屋行きだったらしい。「未遂」と言うがもう勢い自殺である。


生活保護を受給しながら入院を繰り返す人、

統合失調症の人、

他にも障害年金受給者の話も聞けた。



へえ~障害年金なんてあるんだ?

この人、接しても全く普通だが、2級らしい。


まあ私は「適応障害」、うつ病より軽い、関係無い。


適応障害とは何だ?うつ病とは何だ?

どんな気分の時からが「うつ病」なのか?


躁転は経験して知っている。

まあたいして重症化しなかったが。


でも、あれ?何で私はいまだに炭酸リチウム錠なんて飲まされてるんだ?

調べたら双極性障害者用の薬だ。


リチウムの血中濃度管理までしている。


仮に双極性障害だとして、躁転した後、うつ的な症状は出たか?いや………無い…。


「私にとってうつ病とは何だ?」


そもそも、精神科に来だしてから調子が悪くなった様だし、お金払って病気になったのか?


題名にも書いたが…


…結局、結果論、答え等…無いのか…


誰か教えてくれ…










  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る