転院
結局、入院から2ヶ月で退院した。
不眠は結局あまり改善しなかった。
先生は私に対し、「睡眠薬に弱い患者」
のレッテルを張っていた様だ。
入院中なら何か起きても対処出来るだろうから強い薬を試して欲しいと散々言ったが、結局あまり変えてくれなかった。じゃあ、と言っても飲みなれた弱い薬を少し増やす程度。
他の先生にセカンド・オピニオン的に聞いた事も数回あったが、主治医の意見を主に、と打ち合ってくれなかった。
主治医を変えたい、と言っても「難しい」と言われ、それなら病院を変える方がいい、と。
転院…しかし、何処の何先生が良いかも分からない。
私の病人ネットワークに相談してみた。
ネットワークとはいえ、3人位だかw
○○心療内科がいいと聞き、電話したら予約で数ヶ月待ちだと言われた。
……あ…そういえば思い出した。
入院中の障害年金の話をしていた人との会話だ。
社労士ってのが存在して、そこのお勧めの病院に転院して、そこは個人医院だから、私は今ここの病院に入院しているっていう会話。
私は社労士に電話してみた。
数件、電話してみたが、転院の話をしても??って感じだった。
しかし、1人だけ違った。
「お困りなら、N病院のM先生、あの方は良いと思いますよ」
本当ですか!早速電話してみます。
ありがとうございます!
N病院に電話してみる。
「大丈夫ですよ、紹介状を持ってきて下さい」
良かった…早速、主治医に転院をする旨を伝えた。
転院の理由は、ここが元のA社のかかりつけ医院で、知り合いに合いまくるからもう来たくないとか適当に言って、紹介状を書いて貰った。
ふぅ…ようやく転院の運びとなった。
あの社労士に感謝した、ただ1回電話しただけの馬の骨にお勧めの医者を教えてくれた。
今も通院している、M院長との出会いである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます