応援コメント

第三の頁:とある《竜》の死」への応援コメント


  • 編集済

    英雄物語のプロローグのようです。滅びゆく竜が守った少女の名は……永遠にわからないのですね

    作者からの返信

    うお座の運命に忠実な男さま
    お読みいただきまして、ありがとうございます。この話は私もお気に入りです。竜の娘という題材が好きなのです(n*´ω`*n)
    このイメージは小説家になろうに投稿している「竜の黄昏と葬槍の聖女」につながります。厳密には彼女の物語、というわけではないのですが💦

  • 優しい龍だったのですね。来世ではふたりが幸せになれますように。

    作者からの返信

    板野さん、お読みいただき、ありがとうございます。誰も知らない御伽噺ですが、こうして紐解いてくださる御方がいることで、彼女たちもやすらかに眠れるのかもしれません(*^^*)

  • 誰かがどこかで書いていたのを思い出します。記録されなかった悲劇や、語られなかった物語を、想像力でこの世界から掬い取って語るのが作家の使命なんだ、というような内容だったと思います。この作品がまさにそれだと思いました。

    声も出せずに泣いてしまう、そんな切なさです。

    美しい文章ですね。詩のような、……いや詩よりも美しい。散文にこんなことが可能なのかと愕然としました。驚きました、いや今日はちょっとスゴイ日だ。他の作品も覗いてみましたが、「部分的に光る表現がある」とかじゃなくて、全文すべて隅々まで美しいという小説は、きれいな表現だなぁ、と思って読める小説は、多分初めて読みました。

    詩一さんのレビューを読んで来ましたが、ホントに凄いです。

    作者からの返信

    刈田狼藉さま

    はじめまして、夢見里龍でございます。
    詩一さんのご紹介でお越しくださったとのこと、大変嬉しく存じます。

    語られなかった物語を、記録されなかった悲劇を、この世界からすくい取って語るのが作家の使命……とても素敵な言葉ですね。そんな魔法のようなことがわたしにできているかどうかわかりませんが、そうありたいと強く想います。

    勿体ない賛辞を賜り、恐縮致しております。絵画のような、歌のような、詩のような――けれども紛れもなく小説である、というものを目指して、日々夢と現実のあわいで筆を走らせております。美しく、美しくと祈るように詞を重ね、物語を紡いでいるので、そのように仰っていただけてとても嬉しいです。
    刈田さまの御言葉を励みにして、これからも書き続けて参ります。

    またご縁をいただければ幸いです

  • どのお話も、幻想的な夢のように美しいですね……!
    それぞれ違った魅力を持つ不思議な光景を思い描いて、こんなに美しい描写で表現できる才能が、すごいなあと思いながら拝読しております。

    中でもこの、やさしい竜と水銀の幼い娘のお話に心を打たれました。
    とても好きな世界です。竜の描写がなんて美しいのだろうと思いました。
    悲しいお話ですが、互いに深く想い合うやさしさを感じられますね。やるせなく切ないのですが、ほんのりとあたたかな気持ちにもなりました。

    作者からの返信

    松宮かさねさん 
    暖かいお言葉を掛けていただきまして、真にありがとうございます。私は、物語のなかのほんの一瞬の風景や雰囲気を書くのが好きでして、こうしたかたちの掌編集となりました。それぞれがまったく違った話なので、読者様からすればちょっと取っつきにくいのでは…と懸念していたのですが、楽しんでいただけて嬉しいです。

    「とある《竜》の死」は悲しくも優しい物語だと思いながら書いていたので、そのように仰っていただけて感激でございます。こうした悲劇は、どこかの物語の、主役や本筋とは遠く離れたところで起こっているような気が致します。そうした細やかな、けれど誰かにとってはとても大事な物語が集められるのもこの図書館の素敵なところです。また覗いてやってくださいませ。