閉じる
表示設定
目次
約束
将来をともに過ごそうと
無邪気に約束したよね
あの頃の僕ら
僕らの淡い思いは
確かに幼かったけれど
現実的ではなかったけれど
小さいなりに本気で
ちっぽけなりにひたむきだったね
小指を絡めた日
とても誓いとは呼べない
僕らの約束
純粋で 怖いもの知らずの
二人にとって
それは世界で一番
綺麗なもの
今 あなたは
何をしていますか？
どこにいますか？
何を見ていますか？
今 あなたの隣には
誰がいますか？
僕らは別々の道を歩んで
とっても遠いところに
行ってしまったのだろうけど
どこかで道が
繋がっているといいな
あなたと離れても
僕は楽しく過ごしているよ
毎日は一喜一憂で
辛いこともあるけど
同じくらいの幸せもあって
新たな恋をして
好きになって
好きになられて
人生は
出会いと別れの連続
その生活に不満はないけど
時々無性に
あなたに会いたくなります
あなたは
どこで何をしていますか？
誰と何を見ていますか？
あなたは今も
覚えていますか？
（2009.2）
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます