お題【匂い】犬型ロボット
俺は動物学の研究をしている。
動物の特性を研究し、産業に活かす方法を日々考えている。
俺はある日、犬を模したロボットを作った。犬型ロボットは匂いを元に、個人を判断することができた。同じく研究者である恋人は、非常に喜んでくれた。
ところが、1つ欠点があった。彼女と俺が交わった翌日には、犬型ロボットは彼女と俺を判別することができなかったのだ。匂いが交じるのかもしれない。俺は苦笑した。それをどう教授に説明したものか困るからだ。
教授がやってきたので、俺はその点を隠してデモンストレーションをした。彼女と教授を判別させたのだ。
犬型ロボットは二人を判別することができなかった。
俺はその場に崩れ落ちた。
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