サピエ料理ートウモロコシの販売価格等

平民

 平民の主食はトウモロコシ。

 このトウモロコシはかなり固くそのままで食べるのはゆでたとしてもかなり難しい。食べられなくはない。

 なので、基本的には粉にする必要が出てくる。

 サピエ王国内でこの粉挽の仕事は主に風車によって現在行われている。

 この風車の管理は上級農民が行ている為、この風車の使用には対価を払う必要がある。トウモロコシ一㎏当たり銅貨三枚=三十ウィン。

 ただこの風車だが、盆地という地形的な理由で山谷風を利用する形となっている。

 この為朝方や夜方の気温変動が起きる時間帯に粉を挽くことになる。

 この為に農民の中で有力なものから順に粉を挽くことになっている。


 そしてこの引いた粉は一旦全て上級農民が買い上げる形になっている。

 平均して一㎏大銅貨三枚=三百ウィン

 村人にこの集めたトウモロコシ粉を売るときは、一㎏大銅貨三枚銅貨三枚=三百三十ウィン※これは土地の使用料や防衛に掛かる諸費用回収という名目の価格設定。


 そして上級農民は商人とも取引も行う。

 商人に対してはトウモロコシ粉一㎏大銅貨三枚銅貨六枚=三百六十ウィンで販売した。

 で、商人が都市部でこの粉を売る場合大銅貨四枚=四百ウィンで販売する。


 上級農民はこの商人への売り上げと農民たちへの施設の利用料で得た貨幣の、三割をその土地を管理している納めること領主へ納めることが義務付けられている。


 さて、粉を挽いた後どのようにして食べるかだが、大きく分けて二つの食べ方がある。

 このトウモロコシの粉、つまりコーンスターチをスープにして食べるか、パンにして食べるかである。

 まずスープなのだが、ほとんどの場合農家ではラマが育てられているので、そのラマから搾れるミルクと合わせて飲むのが一般的。

 またパンにして食べる場合もあるのだが、昔は高級なものとして嗜好品扱いだった。井戸が普及して安定して水が供給できるようになってからは、そうでもなくなった。

 そして平民が食べるこのトウモロコシのパンは薄パンと呼ばれる。

 トウモロコシ粉と水で捏ねて作った生地を焼いたものが薄パンと呼ばれている。ぶっちゃけトルティーヤですな。

 で、もう一種類厚パンと呼ばれるものもあるが、こちらは高級食材として扱われている為、後述の貴族の主食として紹介する。

 平民はこれらのコーンスープと薄パンを主食にして、野菜や肉を食べるのが一般的であった。


貴族

 貴族の主食は厚パンと呼ばれる者で、これはコーンブレッドの事。

 サピエ王国では小麦の産出量がかなり少なく貴重なため、この厚パンは基本的に貴族階級が裕福な家庭環境でなければ常食はしていない。

 この厚パンだがどんなに低くても一斤で小銀貨三枚=三千ウィンもする。


 余談だが、公爵家は自身の直轄領の税収にプラスして、自分の領地内に存在している他の領主貴族達から、年間税収の一割を徴収している。

 王族も似たようなもだ。


 追記、王族の税収の大本は農民から。公爵家の税は覆う元は鉱山労働者が働きから成り立っている。

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