四名の女性騎士と使用人達

 プレイヤーを迎え入れるための女性騎士達は現状四名。

 サピエ王国では、貴族の者が騎士になるときには、貴族名を返上する決まりになっているため。(降下扱い。)よほどのことが無い限りは騎士になりたいと思う貴族はいない。

 これは次男坊や三男坊など家督を継がない物は別。

 また女性の場合は、基本的には他家に嫁ぐか、より上位の貴族位の元でメイドになるのが一般的。

 そんな中、騎士となり貴族の名を捨てるという事を行った奇特な女性達がいる。

 名をそれぞれ

・クリスタ

 身長160後半

 体重60前半

 つつましやかな胸

 明るめの黄色の髪

 碧眼

 隊長・防御

 性格・サバサバ

 年齢二十台前半


・エルネスティーネ

 身長150後半

 体重50後半

 つつましやかな胸

 赤めの黄色の髪

 碧眼

 斥候役

 性格・物静か

 年齢二十台前半

・ロミルダ

 身長160前半

 体重50後半

 つつましやかな胸

 黄色めの亜麻色の髪

 碧眼

 攻撃的防御

 性格・お淑やか

 年齢二十台前半


・ヴィルマ

 身長160後半

 体重60前半

 大き目な胸

 薄めの黄色の髪

 明るめの碧眼

 防御

 性格・明るい

 年齢二十台前半


 彼女達の扱いは軍部でも手を焼いているようで、その結果として、最近降臨していないプレイヤーの降誕地への出向という、半ば閑職に追いやられるような形になっている、が、本人たちはこれに大層喜ぶことになる。

 何故ならば、彼女達が騎士に志願した理由が、少しでもプレイヤーの為になれるようにだったからだ。

 百年以上プレイヤーが存在していなかったとはいえ、その事に敬意をもって日夜励んでいる貴族の家が、彼女達の家である。

 故に今回新たにプレイヤーがこの地に現れることは、彼女達にとって悲願が成就したかたちとなる。


 というのが表向きな彼女達の評価。


 真の目的は、王族を筆頭に反プレイヤー派閥がここ百年余りの間に行ってきた、プレイヤー暗殺を食い止めることが目的でスデュエステン公爵領から派遣されている。

 故に彼女達は熱狂的親プレイヤーという道化の仮面を被りながら、次のプレイヤーがこの地に来る日を待っている。


 なお、プレイヤーが降誕する場所は、ズドステン公爵領に存在する。

 このズドステン公爵家は反プレイヤー派閥の一つである。

 彼女達は敵地に於いて道化を演じながら、目的を達成するべく活動を行うという、なかなかに図太い事をやってのけている人材である。

 表向き「プレイヤー様~」などと騒ぎ立てる様からは想像できないほどの信念で以って、この真の目的を果たさんとしているのだ。


 なお、本編では一ヵ月間の任期中の内既に三週間ほど過ぎており、数日もしない内に別派閥の騎士たちと交代することになっている。

 この別派閥の騎士たちは、反プレイヤー派閥の手の者である為、彼女達はプレイヤーの降誕が自分たちの任期中に訪れることを願ってやまないのだった。


 四人の騎士よりも強い。

 クリスタ達と一緒に来たメイド達

・リア

・テア

・ウータ

・パウラ

 年齢二十台後半から三十台前半。


執事

ベンヤミン・クンマー

 年齢四十台後半


メイド長

インガ・ドレーア

 年齢三十代後半

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