第52話 本当の災い。その6

「ねえねえ、ペリー。」

「なに? ちい。」

「音痴や人を食べるから、遂に空を飛んで神様に会いに行っちゃった。」

「今回は私たちの失敗から学んで、話を膨らますのも抑えめにスローペースでやっているわ。」

「きっと、良い作品ができますように。」

「ウラララ-!」

「でも、私たちを書いていて、異世界ファンタジーのアナタベと、現代ドラマの文学部を思いついたのは素晴らしい。」

「そうね。全ては書かないと始まらない。」

「ウラララ-!」

「空を飛んだ感動って、どう描くのかしら?」

「すごいとか、高いとかじゃないの?」

「難しいね。」

「そうね。実際に自分が飛んでる訳じゃないから、創造だけよね。」

「何かないかしら?」

「ウラララ-!」

「神様との面談も無事に終わったわ。」

「なんとか順調に進んでいるわね。」

「今度は世界設定と12の神の使徒の設定の更なる確立をしていない書けない。辛いな。徹夜だ!?」

「頑張れ! ウラララ-!」

 これからの現代ドラマは、最初っから文学部にしておけば良かった。1作書いて、1作創作に使うとなると、年間6作かな。

「神から見れば、神の使徒。しかし、食べられる人間から見ればどうだ? ただの悪魔にしか見えないだろう。捕食者、そう、悪魔の捕食者、デビル・プレデター。悪魔の口、デビル・マウス。悪魔の使徒、デビル・アポステル。いまいち。」

「もっとランクを上げよう。邪神とかどうだ?」

「イビル・ゴット? それも、いまいち。やはり直感を信じて、悪魔の捕食者デビルプレデターか?」

「こうやって、一つ一つ決まっていきます。ウラララ-!

「ついに世界設定から、12の神の使徒編に突入してしまった。続編を出そうと思ったら、どれだけの神の使徒を温存できるかにかかっている。」

「そだね。中国がチャイナからのナイチャ。韓国がコリアからのアリコ。どこかの保健会社みたいだ。」

「ウラララ-!」

「ふと、気づくと、この作品自体がホラー作品だな。」

「江戸末期のホラー作品ね。」

「ホラララー!」

「緊急事態だ!? 投稿する在庫が無くなった!?」

「アナタベも、まだ4万字しか書けていない!?」

「ピンチ!? ウラララ-!」

「1日1投稿にしよう!」

「それでもやばい現在880字!?」

「苦行だ! 苦行だ!」

「自分で物語を考え出す。なんと恐ろしい呪われた行為だ!?」

「これだけの苦行に挑むなら、六法全書を買って、全ての法律を覚える方が簡単なのではないか?」

「今日は助かったが、明日は丸1000字書かなければいけないではないか!?」

「まあ、昔から物書きは、お金持ちの暇つぶしだからな。」

「貧乏にも、ウラララ-!」

 つづく。

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