第2話✩警備保安員

私の仕事は警備保安員となってるが..........

本職は『万引き』を捕まえるハンターで

所謂『万引きGメン』ってやつだ。

人を見る目はある、Gメンなって3年足らずだけど、

結構信頼とかもされて、あちこちに依頼されるんだよね。そんな私、今日も仕事です!!


姑「警備員なんてダッサイわねーーー(笑)」

夫「女、捨ててんじゃんww」

咲「・・・・・・行ってきます」


文句言いたかったけど我慢して、仕事依頼のあった

スーパーへ出向いた。


*SUPERつみき*


咲「おはようございまぁ~~~す」

店長「咲ちゃん、おはよう。今日もその鋭い目で

   お願いね」

咲「はい、任せてください!」


店長に挨拶し、買い物客を装い万引きしそうな人を

探索中・・・・・・・

今日のペアはGメン歴1年の美琴ちゃん(25)だ。

この子もかなりの腕だよ、私と一緒。

あ、あのおばあちゃん怪しいな。


咲「美琴ちゃん、あの紫のストールしてる

  おばあさん怪しいよ」

美琴「しそうですね、私も怪しいなって

   思ってました」

咲「さすがね」

美琴「咲さんに叶いませんよ」

咲「またまたぁ~、見失ったらダメだね、

  ちゃんと見張っててね。私こっち側から見るわ」

美琴「じゃあ私は左から回ります」

咲「OK」


カゴに袋いっぱいあるのが怪しいでしょ。

かご抜けの可能性も考えられるな。

だとしたら、かなりの常習かも・・・・・。

あ、動いた。


咲「美琴ちゃん、4案通路入った、回って。

  私も行くから」

美琴「はい」


私と美琴ちゃんが、挟み撃ちをするように近づく。

あ、バレない程度にだよ。

バレたら終わりだよ・・・・・・・・。


あ、レジ行ってない。


美琴「咲さん、レジ通過です」

咲「店外出たら、行くよ」

美琴「分かりました」


しばらくして店外へ出た。


咲「美琴ちゃん」

美琴「はい」


私たちはおばあさんを追った。


万引き犯、確保っ!!

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