Sakiは凄腕の万引きGメン!

✩なゆっち✩

第1話✩嫁いびり発生中......

私、椎葉 咲です。

身長は164cmと割と高め。

既婚者です、子供はまだいません。

年齢は28歳。

24歳の時、当時29歳だった旦那(後のアホ亭主)と

1年の交際経て結婚した、いきなりの旦那両親との

同居。

ふ・ざ・け・ん・な!!!

すぐに「エネ夫」になった。


姑「ちょっと咲さん!!さっさと家のこと済ませて

  ちょうだい!」

咲「分かりました!

  (こんのクソババーーー、テメェも手伝え!)」

夫「マジで気が利かねぇな......」

咲「(・・・・・・お前がな!!!)」


舅は空気だ、何も言わない。

呑気にお茶なんぞ啜っとる・・・・・・・・

その間も私は座ることなく動きっぱなし。


姑「そうだわ、今日は粗大ゴミの日よ。

  咲さんこれお願いね」


と不要になった電化製品を私に渡してきた。

ーーーーあんたも捨てたい気分だわっ!

アホ亭主もな!!


ゴミ捨て場に不要になったトースターを捨て、

家に戻る。


姑「遅いわよっ!さっさと朝餉の支度して頂戴な!」

咲「・・・・・あ、朝餉って何ですか?

  (味噌汁ですか?)」

姑「まぁ~~~!朝餉も知らないの?

  これだから平成生まれは困るわ~」

咲「・・・・・・・すみません

  (テメェいつの時代の人間なんだよ!)」

姑「朝餉は『朝食』、昼餉は『昼食』、

  夕餉が『夕食』のことに決まってるじゃない!

  全く覚えておきなさい!!」

咲「はい。(あさげ・ひるげ・ゆうげ=味噌汁で

  育ったんだよ私は!)」

夫「無知すぎだよ、お前・・・・・・・、やっぱガキだな」

咲「(お前のその口、ミシンで閉じてやろうか...)」


こんな生活が4年も続いた、私よく我慢したな・・・

自分を褒めたいわ(笑)

だけど、こんな夫実家に奴隷する気は全くない。

2年前から『離婚』の準備と題して荷物をまとめて

いる。仕事もしてるんだけど、コイツは私の仕事を

知らない。

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