竜人の出てくるファンタジー 3選!
洋風ファンタジーと言えばドラゴン! みんな大好き!
そして、その派生形が「竜人」。人間に変身したドラゴンだったり別系統の長命種族だったり。設定は作品ごとに様々だけど、これもまた独特の魅力がある存在。というわけで、竜人の出てくる作品を紹介。
ちなみに、この記事に出てくる作品は3つとも「人間に変身できるドラゴン」タイプの竜人です。
旅は竜連れ世は情け
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881120287
作者さま:冬野瞠
状態:完結
文字数:92,819文字
あらすじ
片腕の少女「アイシャ」は、右目を失った竜「ジーヴ」と共に旅する契約を交わす。少女は生き別れた兄を探すため、竜は一族の生き残りを探すために。人間の町と竜の群れ、2つの場所は同じ日に襲撃された。はたして望む相手は見つかるのか? 敵の正体は?
紹介
丁寧に書かれた王道ファンタジー。偉そうな竜に胆のすわった少女、凸凹コンビだけど絆はある。定番の雰囲気だけどすばらしい関係性です。
そして、世界観としても海と大陸が関わってきて広がりを感じられるのが良い。竜にふさわしいスケール感がある設定。
あとタイトル・各話のネーミングもステキ。旅は竜連れ世は情け、情けは竜のためならず、苦しいときの竜頼み、竜の手も借りたい……ことわざを上手く改造しててユーモアたっぷり。
郵便配達アーリィ&アープ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881698779
作者さま:卯月
状態:完結
文字数:73,303文字
あらすじ
郵便配達業を営む少女「アーリィ」。そして、相棒の「アープ」の正体は1000年を生きる竜。2人が運ぶ手紙を巡る、剣も魔法も登場しないファンタジー連作短編。
紹介
いわゆる魔法は出てこないが竜・人魚などなど、しっかりファンタジー要素あり。
ストーリーはとてもテンポが良くサクサクと進みます。しかし、ちゃんと味がある。
主人公たちはあくまで「郵便配達人」、その場所の問題を解決するヒーローではない。出来事は深掘りされずに終わってしまうが、逆にそれが想像を膨らませてくれる感じ。
また、竜であるアープの人間とはズレた感覚がユーモアたっぷりに上手く書かれているのもいい。ちゃんと「人間とは別種族なんだなぁ」と思わせてくれます。アープの日記シリーズ、くすくす笑っちゃいますね~。
城壁都市案内 AfterDragon
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882888710
作者さま:@47kei
状態:連載中
文字数:83,131文字
あらすじ
もはやドラゴンたちが消え去ったAfterDragon時代。考古学者たちはBefoerDragon時代の都市国家、通称「城壁都市」の発掘と研究を続けている。ドラゴンと人が共存した街の文化・構造・歴史はどのようなものだったのか?
紹介
繊細かつ本格的に作り上げられた創作民俗。読んでいるうちに、ドラゴンが飛び回り水と多肉植物で輝く城壁都市が脳内に浮かんできます。そして、AD時代の遺跡となった姿もまたロマン。世界観好きにはたまりませんね。竜人が登場するのは主に第2章以降。
以上、竜人の出てくるファンタジー3選でした。人間と同じ姿で一緒に行動することはできる、しかし本質的には別の種族。精神・寿命・常識などの違いによって天然ボケキャラになったり過ぎ去った古代の語り部になったり。なかなか良い味付けのできる存在ですね。
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