第31話 魔王VS勇者

 魔王城のメインホールから階段を上がり、二階に魔王の私室や姫の部屋がある。更に二階を半周回り、三階に上がると謁見の間に相当する広い部屋がある。先日の送別会とは異なり、その雰囲気は魔王城さながらといったところだった。

 怪しく光るろうそくの火に、魔物のおどろおどろしい銅像を脇に赤い絨毯が敷いてある。その先に大きな椅子と小さな椅子が一つずつ、魔王と姫が座る。

 もう間もなく勇者が到着するはずだ。

 勇者が魔王城に入ってから二時間、中では魔物との戦いや中ボスとして魔王の部下との直接対決が繰り広げられている。

 やがて扉が開き、勇者が入ってくる。

 姫はその姿を見て、感心する。以前出会ったときよりも顔つきが精悍になっている。体格も逞しくなっており、以前は鎧に着せられている印象だったが、すっかり似合っている。それだけこの旅が過酷なものだったということだろう。

 だが、それ以上に気になることがあった。

 勇者のすぐ傍に一人の女性が立っていた。栗毛色の長い髪の毛に円らで可愛らしい瞳、姫とは違うタイプの美人である。それとおっぱいが大きい。

「誰、あの女?」

 魔王にこっそりと聞く。

「勇者の仲間だ。割と早い段階から一緒に行動していたようだぞ」

「何それ、聞いていないわよ」

 勇者の動向自体はよく調べていたが、仲間の情報は全く入っていなかった。ましてやそれが女性だとは……。

「あなたが魔王か?」

 勇者は魔王を正面に見据え、聞くと、魔王は座ったままで答える。

「その通りだ。待っていたぞ、勇者よ」

「魔王、あなたには聞きたいことが沢山ある! 何故姫様を攫った? 何故僕を育てるような真似をした?」

「ここまできて問答か? 余計なことを考えていて、この魔王を倒せると思っているのか?」

 魔王は椅子から立ち上がる。その威圧感に、勇者は口を閉じ、剣を抜き身構える。

「二つ目の質問には答えてやろう。それは貴様を全力で叩き潰すためだ!」

 魔王の身体がゆらりと動いたかと思うと、刹那の間に勇者の目の前に移動する。腕を大きく振り上げ、振り下ろす。勇者は寸でのところで身を躱し、内側に潜り込むとすぐに剣を突き立てようと反撃する。

魔王はそれを払おうと手を伸ばす。勇者は防がれることを察知すると剣を引き、後ろに飛び退る。

「さすがだな。条件反射レベルでよく鍛えられている」

 これまでの戦い、魔物の攻撃は全て一撃必殺である。仮に防御しようものなら防御ごと命を削られてしまう腕力を持っていた。もし今の反撃時に剣を弾かれてしまったのなら、勇者は体勢を崩し、次の魔王の攻撃をよけきれなかっただろう。

 今の攻防だけで、勇者がどれほど人外相手の戦いに特化しているかが窺えた。

 魔王はなおも爪を振るい、勇者を襲う。勇者はそれを受けることはなく、左右に避け、空振りした魔王の腕を狙い、剣を振るう。

 ガキィ、と肉を斬るとは思えない固い音が響く。その感触に、勇者はまたも一旦退く。その後も繰り返しのように魔王が攻撃を仕掛け、勇者がかわし反撃する。勇者は大きな一撃は加えず腕や足を剣先のみで斬りつける。魔王は攻撃力も防御力も段違いだ。腹や首を狙ったところで致命傷になるとは考え辛い。大きな攻撃をすればそれが隙になり、一撃でやられてしまうことを理解しての対応だった。持久戦になることは必至の戦法だったが、それ以外に選択肢はなかった。

 姫はそれを見て、席を立つ。

 先ほどから勇者の後ろで弓を番えている女性が気になる。彼女はその激しい戦いを見詰めながらも割って入ることができずに不安げな表情だった。姫は彼女に歩み寄ると聞いた。

「ねえ、あなたは誰?」

「え? 姫様?」

 囚われの身であるはずの姫が平然と歩み寄ってきたことに女性は驚きを隠せないでいた。

「あなたのような人が何で勇者と旅をしているの?」

「あ、はい。私はセレン・クローリン。弓を作っている職人の家に生まれました」

 セレンと名乗る女性は、弓を降ろし、姫に一礼をする。

「弓作りの家系ですが、私自身は子供の頃から番えるばかりで、作るほうは不得手でして……。せめて宣伝をしてこいと父に追い出されました。私一人では魔王どころか魔物にも太刀打ちできないず、途方に暮れていたところ、魔物と闘う勇者様に偶然出会いました」

「それで勇者についていくことにしたのね?」

「はい。できる限り強そうな人についていけたら、とお供する人を探していたのですが、何の装備もなく城に入っていく少年が、城を出るときには立派な装備を持って出て行くのが偶然見えました。そして、魔物と勇者様が会話しているのを偶然聞いて、彼こそが本物の勇者様と知り、彼についていけばいい宣伝になると思いまして」

「偶然、偶然と言いながら、しっかり後をつけているじゃあない?」

 このセレンという女、大人しい顔をしていながらいい根性をしていると姫は感心した。

 こうして話している間も魔王と勇者は激しい攻防を繰り広げていた。勇者の振るう剣が何度も魔王の腕や足を斬りつける。その度に固いもの同士がぶつかるような激しい音が響いたが、魔王には傷一つつけられないでいた。

 次第に体力の差からかじりじりと勇者は後ろに追いやられていく。

 魔王が先ほどまでと同様に腕を振るい、勇者が躱し、剣を振るう。全力で振り切られたかと思った腕を、しかし魔王は途中で止めていた。魔王は、勇者の剣を迎え撃つように腕を振るうと剣が半ほどで折れてしまった。

 魔王が更に下から拳を振り上げると、勇者は剣を捨て、転がりながら後ろへと逃げた。

 四つん這いになった勇者は、起き上がれずにいた。これまで死の危険に晒されながら戦ってきた疲労と、唯一の武器を折られた絶望感からだ。勇者の顔から大粒の汗がいくつも流れ、床を濡らしていた。

「ほら、魔王の動きが止まったわよ」

「は、はい!」

 姫に小突かれて、セレンは慌てて弓を構える。間を置かずに矢が放たれる。

 矢は正確に魔王の目を目掛けて飛んでいく。それを魔王は蚊でも払うように弾く。そして、セレンに目を向け、睨み付ける。それには邪魔をするなという意志がありありと込められていた。

 それだけでセレンは怯えてしまい、これ以上弓を構えていられなくなる。ガタガタと震え、涙目になりながら姫に視線を送る。

「いきなりで目を狙うなんて、あなたやっぱりいい根性しているわ」

 とりあえず弓の腕前は確からしい、と姫は賛辞を贈った。

 魔王はこちらの様子を気にする様子もなく、勇者を見据える。

「ここらで遊びは十分だろう。自前の剣も折れたのだ、さあ早く神剣を取り出すがいい」

「神剣?」

 勇者はきょとんとする。

「俺の部下が守っていた剣だ。倒したのだろう?」

「ああ、ここで唯一人間のような姿をした男かな? それなら途中で退散したけど……」

「そう! そいつの後ろに大きな宝箱が置いてあっただろう! その中に入っていたのが、この魔王を唯一倒すことのできる神が作った剣だ! それをこの魔王城に封印していたのだ!」

「た、確かに宝箱はあったけれど、中身は空だった」

「な、何?」

「ああ、神剣って、これのこと?」

 その会話を聞いていた姫は、どこからともなく礼装華美な鞘に納められた剣を取り出し、言った。魔王は慌てた様子で姫に詰め寄る。

「なんで、おまえが持っているんだ?」

「何かいいお土産がないかなぁ、と探していたら上等な剣があったから」

「いいからさっさと勇者に渡せ!」

「勇者様! 私たちの愛の力で神が一振りの剣を与えたもうたわ!」

「変な設定を付け加えるな!」

 そう言って剣を放り投げる姫に、魔王がつっこむ。

 勇者は訝し気にそれを受け取る。

「その剣は、人間が持つと力を何倍にも引き出す。神に近い者ほど効果は絶大で、神に選ばれた勇者ともなれば、最大限に力を発揮できるだろう」

 コホンと一度咳払いすると、誰が聞いたわけでもないのに、魔王は説明をする。

 以前、魔王から秘策があると聞いていたが、この剣こそがそれに該当するらしい。しかし、剣を持つことで力が何倍にも上がるというのはいまいち信じられないし、魔王が神の剣を持っている理由もよくわからなかった。なんにせよ、この世界や魔王の存在そのものが常識外れなのだ。疑ったところで仕方がなかった。

「さあ、仕切り直しだ。剣を抜け、勇者よ!」

 勇者は戸惑いながらも立ち上がり、剣を抜く。なんとなく毒気を抜かれたような表情をしている。しかし剣を抜き、構えると戸惑いながらも表情が変わる。剣を構えるだけではっきりとわかる何かがあるということだろうか。

 しかし、勇者の顔は晴れない。

「こんなことはもうやめにしませんか?」

 構えた剣を下ろし、勇者は言う。

「さきほどから手加減されていることはわかっていました。それにこんな剣まで用意してもらって、本気で戦うことなんてできません」

 勇者の言葉を聞き、魔王は溜息を吐き、頭をボリボリと掻く。こうなることはなんとなく予想していたのだろう。だからこそ――わざとらしくはあったが――イベントを用意して、勇者自身で剣を手に入れさせようとしていたのだろう。

「なら死ね」

 いつの間に近付いたのか、姫の目にはわからなかった。気が付いたら魔王は勇者の傍にいて腕を振り下ろしていた。

 殺した――姫はそう思った。しかしそこに勇者の姿はなかった。元いた場所から五、六メートルは離れた場所に勇者は着地していた。あの一瞬で躱したのであれば、最早人間業ではない。

 姫が勇者の動きに気付いたときには、既に魔王が勇者に迫っていた。拳を握りこみ、勇者に殴りかかる。勇者は勢いよく飛び過ぎたためか、体勢を整えられず、剣を魔王に向け、それを受け止める。

 今までの剣であれば剣をへし折られてそのまま殴られるか、腕が支えきれずに押し切られるか、足が支えきれずに吹き飛ばされるかのどれかだったろう。しかし、剣は折れず、腕は持ち堪え、足は踏ん張っている。刃を向けた剣は僅かに魔王の拳に食い込み、この闘いで初めての傷を魔王に与えていた。

 姫は、魔王の拳を受け止めた勇者とその剣に驚くべきか、自信の渾身の力で剣の刃を殴りつけておいて拳を傷つけるだけで済んでいる魔王の頑丈さに驚くべきかわからなかった。わかることと言えば、勝負は人外の領域へと踏み込んだということだけだった。

 魔王は拳を引くと、勇者の脇腹に向けて蹴りを放つ。勇者は左腕に括り付けている小さな盾でそれを受ける。斜め下から持ち上げるような蹴りに、勇者はさすがに踏み止まることができずに、身体が宙に浮く。

 それでも勇者は空中で体勢を立て直し、足から着地する。魔王がそれを追おうと前に体重を掛けたとき、勇者は着地と同時に床を蹴り、魔王に迫る。

 初めて勇者からの攻撃である。虚を突かれた魔王は咄嗟に勇者の剣戟を両手で防御する。剣が魔王の腕に食い込むが、切断するには至らない。しかし確実にダメージは与えている。魔王は片腕に剣を食い込ませたまま、もう片方の手で勇者を攻撃する。勇者は急いで剣を引き抜き、魔王の攻撃をのけぞって避ける。

 なんとか魔王の攻撃を防いだ勇者ではあったが、さすがに直撃してはまずいと思ったのか、これまでと同じで一撃必殺ではなく、腕や足を狙う持久戦を仕掛けていく。展開としては、魔王の攻撃を躱し、勇者が反撃する構図は変わらない。しかし、魔王にダメージが見える点、魔王が攻撃だけでなく防御もする点、魔王が攻撃にフェイントなどのバリエーションを加えている点などが異なっていた。

 それだけ魔王と勇者の力が拮抗してきたということなのだろう。

 姫は長期戦になりそうだ、と思いながら隣のセレンに目をやる。

 セレンは最早、二人の闘いに割って入ろうという気はないらしく、心配そうな表情で闘いを見届けているだけであった。しかし、姫にはその表情よりもついつい彼女の胸に視線がいってしまう。

「ねえ、セレン」

「は、はい!」

 姫が呼びかけると、慌ててセレンが返事をする。

「あなた勇者と二人で旅してきたのよね?」

「はい。そうですけど?」

「エッチなこととかされなかった? それとももう恋人関係だったり?」

 セレンはそんなまさか、と手をぶんぶんと振り、答える。

「私なんかと勇者様が恋人同士なんて! 勇者様もとても紳士的で、エッチなことなんて全くしませんでしたよ!」

「えー? 本当かしら? 結構稼いでいたはずだけど、勇者って倹約家でしょう? 宿『を取るときに宿代がもったいないから同じ部屋で寝ようか、ウェッヘッヘッヘ、』とか言われなかった?」

「いえいえ、いつも二部屋取ってくれていました」

「でも、これだけ長い旅なら野宿だってあったでしょう? 狼が来ないように僕が見張っておくから先におやすみ、とか油断させておいて、眠ったところで『狼は僕でした! ワォオオオン』とか言って襲ってこなかった?」

「そんなことしません! というか、姫様の中で勇者様がキャラクター崩壊していないですか?」

「でも、あなた可愛いから二人きりになれば絶対手を出すと思うのだけど」

「そんな、恐れ多い! 私なんて姫様に比べれば雑草ですよ!」

「さすがにそれは言い過ぎだと思うわ。タイプは違うけれど、あなたも十分魅力的よ。それに……」

 姫はしげしげとセレンを見る。少し垂れ気味で大きく、優しそうな目。髪の毛は赤みを帯びた茶色で、少々くせっけがありそうだが長くて綺麗な髪。どちらかと言えば痩せ気味ながらも女性らしい曲線美のある身体つきに、何よりも大きな胸。そして大きい胸。それと大きい胸。

「男性としてはあなたのほうが好みの人は多いのではないかしら?」

 羨ましくないけど、決して羨ましくないけど! と、姫は心の中で呟く。

「姫様のほうが凄く魅力的ですよ! 姫様は全国民の憧れなんですから!」

「そう? ありがとう」

 セレンはなおも食い下がる。さすがの姫も憧れとまで言われては悪い気はせず、少し照れ臭くもあった。

「それじゃあ、本当に何もなかったの?」

「はい。勇者様はきっと、姫様に操を立てていたのだと思います。私なんか目に入っていないんですよ」

 姫はそうかしら、と唸る。確かに勇者とは一度会ってはいるし、そのときに自分の存在を意識させたと思っている。しかし時系列を考えると、セレンと勇者が出会ったのは姫と勇者が出会うより前であるわけだし、魔王討伐に対して消極的であった勇者がそこまで固い意志で姫に操を立てているとは考えにくかった。

「勇者がヘタレというだけではないの?」

「そんな……素敵な方ですよ。あ、でも……」

 セレンに何か思い当たる節があるようで、言おうかどうしようか迷っている様子だった。その様子に、姫は興味津々に聞く。

「何々?」

「いえ、以前勇者様と野宿していたときなんですが、姫様がさきほど言ったように勇者様が見張りを買って出てくれて、私が先に休んでいたんです。ただ、勇者様一人に見張りを任せたまま眠りにつくのが申し訳なくて寝たふりをしていたんです。そしたら勇者様が近づいてきて、私の胸を触ろうと……」

「それで、あなたは寝たふりを続けたの?」

「はい。寝たふりを続けていたら、手が触れる寸前に手を引っ込めて、『駄目だ、こんなことをしちゃあ駄目だ』って何度も呟いていたんです」

「えー? それは確実にヘタレの部類じゃあない?」

「でも、そうやって手を出そうとしては引っ込めてを繰り返す勇者様が少し可愛かったりして……」

 アハハ、と姫の笑い声が響く。

 盛り上がる女子二人を後目に、勇者と魔王の闘いは止まっていた。勇者は俯き、顔を赤らめている。

「まあ、そうだよな。やりにくいよな? 気持ちはわかるぞ」

 つい先ほどまでは真剣に勝負していたのだが、ボリュームを一切抑えるつもりのない会話は二人に筒抜けだった。この闘いにには全く関係のない恋バナである。しかも勇者本人の話題なのだ。気になって集中できるわけがない。そして、そんな状態の勇者を魔王は本気で攻撃できないでいた。

「おまえら、真剣勝負中だから邪魔しないでくれ」

 闘いを中断し、魔王は姫たちの元に歩み寄る。セレンは、怯えてすぐに謝ったが、姫は全く動じない。

「別に邪魔してはいないわよ。こっちだって久々の女子トークなのよ。テーブルとお茶くらい欲しいところだわ」

「状況を弁えろ。そして、そういう話は本人に聞こえないところでしてやれ」

「了解。まあ、こっちもあなたや勇者の苦労を理解しているから邪魔をするつもりはないわ」

「散々邪魔をしておいて」

「ここからは黙って見守ることにするわ」

「そうしてくれ」

 会話に決着がつくと、魔王は再び勇者の前に移動する。

「なんていうか……すみません」

 勇者が謝る。

「いや、こっちこそ先ほどから腰を折ってばかりですまんな」

 魔王も謝る。既に闘いをする雰囲気ではなくなっている。しかし、雰囲気だけでこの闘いを終わらせるわけにはいかなかった。結末としては、勇者によって魔王が倒されなければいけないのだ。神の剣によって、勇者と魔王の力がほぼ拮抗しているとはいえ、魔王を倒すほどの一撃を加えるには、勇者にそれ相応の気力と覚悟がいる。たとえ無理やりだろうと、時間が掛かろうと、なんとかこの闘いを盛り上げて勇者に渾身の一撃を振らせる必要があった。

「仕切り直しばかりで悪いが、今度こそ全力でやろう。隠すつもりもなかったが、この全力の闘争こそが魔王の目的であり、貴様を鍛え、神の剣を与えた理由なのだ。少々和んだからと言って、手心を加えようものなら容赦なく殺すぞ」

 最後に脅しを入れて、魔王は構える。魔王の威圧感に圧されてか、勇者の顔つきもいつになく真剣なものになる。


 ――かくして、二人の最後の闘いが始まった。

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