応援コメント

誕生日」への応援コメント

  • かぐや姫と七夕かな

    作者からの返信

     レイノール斉藤様、コメントありがとうございます。
     おお! そういう考え方もあるのですね! 面白いです。

  •  カクヨム#shortに参加してくださりありがとうございます。
     あ~もう駄目です!さっぱり分かりません。夜景が見えるということは田舎ではなさそうな高層ビルで、この日は女の誕生日で…?どうして会いたくなくなるのでしょう…?どうして来年まで会えないのでしょう…?

     アイドルか何かの握手会的な企画か何かですかね…?(精一杯の回答)

    作者からの返信

     疾風 颯様、コメントありがとうございます。
     書いている時に私自身が漠然と考えていたのは、2つの解釈でした。この女性主人公をどう捉えるか、という点なのですが……。
     まず1つ目として、男を振り回す性悪女という考え方。誕生日、色々な男にプレゼントを貢がせるような女であり「また来年、同じ頃に会いましょう」なので、ふだんは実際に会って遊んだりはしない。それなのに、プレゼントがもらえる時だけ男たちに会って回る。男たちの方でもそれはわかっているので(他にも自分と同じ立場の男たちが大勢いると理解しているので)良い気はせず、だから「もう二度と会わないと決心する者も」というストーリーです。
     2つ目は、実は彼女は幽霊だった説。そう読み取ることも出来るように、冒頭に「八月のある日」と入れたつもりでした。お盆だから幽霊として現世に戻ってこられた、と考えると、その時期しか会えないのは当然であり「また来年、同じ頃に会いましょう」となるわけです。でも毎年幽霊と会うというのは、それはそれで取り憑かれているみたいで嫌がる男もいるでしょうし、だから「もう二度と会わないと決心する者も」となります。
     どちらにせよ、そんな女性を喜んで受け入れるのが最後に出てくる男であり、とんでもない性悪女でも構わなければ、幽霊であっても構わない。だから彼を手ごわい男としておきました。

     短い作品なので、他にも色々と考察の余地はあると思います。作者である私以上に、読者の方々は想像力豊かであり、私が思いもよらなかった解釈も出てきます。例えば疾風 颯様の『アイドルか何かの握手会的な企画』というのも、その一例ですね。他の方々の応援コメントにも面白い解釈が書かれていますので、そちらも見ていただければ幸いです。


  • 編集済

    解釈分かれるのは興味深いですね。
    僕はソープ嬢的なのを想像しました。

    具体的には漫画・ドラマ『来世からちゃんとします』のソープ嬢、心ちゃんですね。

    ↓返信ありがとうございます。

    そうです。現実的な解釈です。

    LINE漫画で無料で読めるのですが、つい最近同じ様な?シーンがありまして。

    (ソープ嬢に貢ぐ男が、『この子は他の男にも……』って思いながらも、その子に可愛らしく『また来てね♡』って言われて男がニッコリなシーン)

    自然と、割とこう言うシーンは現実でもありそうだなぁ、と感じました。

    ホラー的要素は……僕の頭では感じられませんでした……なぜだろうか。

    作者からの返信

     晴耕雨読様、コメントありがとうございます。
     子供の頃、国語の時間に「小説は詳説ではない。詳しく書かれていないから、行間を読むことが大事」と教わりました。でもWEB小説を書いていると「商業作品と違って、読者に流し読みされるのではないか」と思い、ついつい私は書き過ぎてしまいます。これでは『詳説』なのだろうなあ、と悔やみながら。
     でもこれほど短ければ流し読みするまでもなく読み終わるでしょうから、『行間』たっぷりの、解釈の余地がある作品を書くことができました。コメントで読者の方々それぞれの解釈を拝見させていただき、本当に楽しんでいます。

     ソープ嬢というと、オカルト要素が皆無の、きわめて現実的な解釈でしょうか。
     あいにく『来世からちゃんとします』は知らなかったので(申し訳ありません)検索しました。「SNS世代に絶大な人気を誇るコミックスを実写ドラマ化!」という謳い文句が出てきたので、私はSNS世代とは程遠い(スマホも触ったことがない)から知らなかったのか、と変に納得してしまいました。

  • どういうこと???

    ホラーとしてとらえることも出来そうですが、純愛ということもありえそうですね。

    女性が望むとおりにしてくれる男性。
    実際にそんな男女がいても不思議はないでしょうから。
    誕生日だけしか会ってもらえない。
    しかも他にも男がいっぱいいる。
    でも彼女のことが好き。

    愛ですね~
    愛はなかなか手強いですから♪

    作者からの返信

     田仲ひだまり様、コメントありがとうございます。
     作中で説明したがりの私ですが、これは解釈を読者に委ねる形で、思いっきり短く書いてみました。コメントをいただくたびに、皆様のそれぞれの解釈を知ることが出来て、普通の作品以上に「コメントが嬉しい」作品となっています。
     執筆時点で、私の頭の中では大まかに二つの解釈を思い浮かべて、そのどちらも成り立つような書き方をしたつもりでした。ホラージャンルで投稿してしまいましたが、純愛と考えるのも、なるほど、素敵だなあと思います。

  • 素晴らしい掌編でした。
    ホラーとコメディの合間をゆく傑作だと思います。

    もしかすると、彼も……

    応募ありがとうございました!

    作者からの返信

     電咲響子様、コメントありがとうございます。
    『ホラーとコメディの合間』というコメントを読んで、よくホラー映画の感想などで出てくる「ホラーとコメディは紙一重」という言葉を思い出しました。
    『もしかすると、彼も……』という感想も、とても嬉しいです。この作品は、短いが故にいっそう「読者の方々が、どう解釈してくださったか」を知りたくなる短編でしたから!

  • 意味が分かると怖い話、みたいで面白かったです。私は女が幽霊で、男がマイペース、という解釈をしました。他にも色々な解釈ができて楽しいですね~。

    作者からの返信

     上津英様、コメントありがとうございます。
     まさに色々な解釈ができそうな内容なので、読者の方々それぞれの解釈を応援コメントで読ませていただけるのが、とても楽しいです。
     特に幽霊説は、お盆を示唆する一言を冒頭に加えた甲斐があった、とも思いました。

  • 読んだ直後の想像

    女は複数の男たちと関係を持っていた。
    ほとんどの人は女を嫌って去るが、手強い男は「最終的には自分だけが残るのだから」と余裕だった


    ホラー的な想像

    女は自分が幽霊であることに気づいていない
    過去に仲の良かった女が、図々しく誕生日を祝えとばかりに会いに来るのでみんな困っていた。
    だが手強い男だけは嫌な顔せずに女を受け入れた。(…こんないい人を不気味だと思うのは失礼ですね)


    いやー難しい!

    作者からの返信

     八幡西県研究室様、コメントありがとうございます。
     この作品は、夢の中で見たCMが元ネタになっているのですが、その時は(その夢の中では)、私は女性のことを生きた人間だと思っていて「人間だからこそ怖い」と感じていました。
     目が覚めて小説として書いてみて「これだと幽霊という解釈も出来そう」と思って、そういう要素を増やしたわけですが、私的には「人間が怖い」系ホラーとして書き始めた短編でしたから……。
     いただいた感想のように『読んだ直後の想像』の方で人間説、『ホラー的な想像』の方で幽霊説が出てくるのは、なかなか興味深いです。人間だったらホラーではないのかな、と。
     また、私自身は『人間説』の方でも、いわゆるミツグ君の話のような「男にプレゼントは要求するけれども体は許さない女」を想像していたので(だから『人間説』の方こそ「図々しい女!」と感じていたので)、『女は複数の男たちと関係を持っていた』という発想も、新鮮で面白く思いました。
     改めて「どんな小説でも、読者の数だけ解釈が成り立つのだなあ」と感じました。

  • 確かにこれはこれで怖いですね……男の方も女の方も。

    作者からの返信

     @eleven_nine様、コメントありがとうございます。
     怖いと感じていただけて何よりです。本当にホラーにジャンル分けしていいものかどうか、自分でも心配な作品でしたので。

  • 鳥川ハル様、大木奈夢です。この度は企画にご参加下さりありがとうございます。

    さて『誕生日』ですが、一場面を切り取った極短い文章の中にいろんなことを想像させる要素が沢山ありました。

    それは読む人によって違ったものになるでしょう。

    例えばその怖い女は、実は幽霊だったり……。その幽霊をものともしない手ごわい男だったり……。

    いろいろと想像させて頂きました。

    作者からの返信

     大木 奈夢様、コメントありがとうございます。
     自分でも色々な「もしかしたら」を想像しながら書いた作品なので、読者のかたにも想像していただけて、うれしい限りです。
     まず、この女が人間とも幽霊とも思えるのではないか。そう考えながら「それならば『幽霊かも』って示唆する言葉もあった方がいいな」と思って、確か、最後の最後に付け加えたのが冒頭の『八月のある日』でした。