テストテストテスト210
場所は、自然の恵みは全て禿げ上がり、枯渇したかのような岩肌ばかりの地。
=一徹ゥゥゥッ!? /一徹様ぁぁぁッ!?=
楽しみの内に誰かを殺す。それが成ってしまっては、命を奪った刹那に濁流のように押し寄せる殺人快楽に一徹は病みつきになってしまう。
一度外道に踏み込んだ一徹だが、今度こそのめり込んでしまう可能性がある。
だから賊のリーダー格へのトドメの一撃を加えようとした一徹に、その場にいたルーリィとシャリエールは声を張り上げた。
―ッ!?―
叫び声は一徹の正気を取りもどさせたようで。
ハッと目を見開いた一徹は……シャリエールではない、必死な顔したルーリィに目をやってしまった。
「……落ち着いた?」
「というより、トリスクト様に壊れた自分をまざまざと見せつけてしまっていることに気づいたのでしょう」
賊のリーダー格が、常軌を逸してしまった一徹に対して恐怖の限界を超え、気絶してしまったこともある。
「あちゃぁ」と右掌両目を覆った一徹は、覆った右掌を顔をふき取るように下にずらす。
手が離れた時には、常識を取りもどしたような神妙な顔をみせた。
「えっ?」
一徹の記憶にダイブしこの光景を目にする魅卯が拍子抜けの声を挙げたのは、一徹が自身を正気付けた記憶の中のルーリィ、その後に目をやった同じくその場のシャリエール……ではない。別の少女に向け、ゆらり歩を出したからだった。
「う……そ……」
まさかの事が起きた。
この戦場において、虜囚救いだした一徹が一番最初に向かったのは……
「あ、アルファリカさん?」
「スゥ……フゥ……」
記憶の世界、恐怖に耳を塞ぎ、地面に蹲って震えるエメロード・ファニ・アルファリカへだった。
誰よりも一徹は最優先した。ある意味、一徹が選んだ異性だと言ってもいいはず。
だが光景を同じく見つめる、魅卯の隣の記憶にダイブした今のエメロードは苦しそうに深呼吸した。
奇襲を喰らって囚われ、荒野での一徹軍の強襲に巻き込まれた記憶の中のエメロード。
これまでおおよそヨゴレとは無縁そうだった彼女の顏に、泥の痕が飛び散っていた。
舞った砂ぼこりが張り付いたか、普段は雪のように白い肌が茶色くこけていた。
もう一つ。
公爵令嬢が纏う高貴な装い……は、ボロボロに汚れ、裂け、朽ちていた。
その状態で
記憶の中の一徹はそれを認めたのか、歩みが近くなればなるほど目じりは下がり、辛そうな顔をしていく。
普段エメロードは強がって勝気。だから今のエメロードの様子は、どれほど怖い目に会ったのか、苦しかったのかが一徹に伺えたのだ。
一言、心配に尽きたのだろう。エメロードの事を哀れんだ。
……だから……
―ご安心くださいエメロード様―
へたり込むエメロードの目の前に辿り着いた一徹は、彼女の目の前で片膝を地面についた。
語らいは、今の非道が何でもなかったかのように優し気で温かい。
間違いなく、一徹はエメロードの事を
「大丈夫かいエメロード」
「……なにが、ですか?」
「決まっているじゃないですか。貴女にとって、ここからの一幕が……未帰還者になる一番危険な場面」
……ともに記憶にダイブしたルーリィやシャリエールが不意にそんなことを言いだすが、実は魅卯も嫌な予感がした。
恐怖をなだめようと一徹は柔らかな表情をしていた。
が、そんな一徹を……記憶の中のエメロードは明らかに
あまつさえ……エメロードに触れようとした一徹の手が……
―私が来た以上、エメロード様の身の安全は必ずお守りいたしま……―
―ッツゥ!?
朱に濡れていたというなら、猶更。
一徹の指先が触れる触れないのところ、エメロードは己が力を全て声に注入し、吐き絞り出したのだ。
「……クゥッ……」
その一瞬の衝撃が、今のエメロードを打ち抜いた。
「ゴメンナサイ山本一徹……私、私は……この時まだ……」
エメロードはたまらず己の身を抱きしめ、その場にしゃがみこんだ。
「アルファリカさん!?」
「立ち入るな! これは……これが私の業なのだからっ!」
この流れはまずい。
それはエメロードのトラウマ。
リィンやナルナイは、一徹の記憶で己のトラウマが呼び起され、心が折れた。一徹の記憶に飲み込まれてしまった。
ゆえに魅卯はエメロードを労わろうとしたのだが、エメロードはこれを跳ねのけるではないか。
言われた一徹。スッと両目を閉じると、シワの寄った眉間は幾度ピクリと痙攣を見せる。
しばしの沈黙。
やがてゆっくりと目を開けるにあっては……
―……誰か、
「「「「ッツゥ!?」」」」
そうして次の、記憶の中の一徹のセリフが、記憶にダイブした全員を絶句させた。
「そ、そんな……呼び名……」
自らを抱きしめながら俯くエメロードはそのまま。
ルーリィとシャリエールも黙って顔を伏せた。
「え……エメロード様から……アルファリカ嬢って……」
魅卯だけが、衝撃に声を挙げてしまった。
記憶の中の一徹は、宥めようとした柔らかな笑顔から一転、真剣みを取りもどす。
だが声色には無情感、寂しさがにじみ出ていた。
「……
「えぇ、だから私は貴女が嫌いです。あの時確かに、旦那様にとって私ではない、トリスクト様でもない。旦那様より寵愛を受けていたのは貴女だったのに。アルファリカ」
「あの時の私は、何の覚悟もなかった」
「関係ありません。貴女は旦那様を裏切った。それが最終的な結末です」
状況は、一徹とエメロードの関係性が決定的になった図。
悪い方の結末であるはずなのに、シャリエールは一切の容赦を見せなかった。
「主人とメイドの立場をいいことに、更に人間族が魔族に手を出す。リングキーの悲劇を自分の手で繰り返すことになってしまうと思った一徹では、シャリエールに手を出すことが出来ない」
「そして、堕ちてしまった自分の今の姿を見られたくなかったから、トリスクトさんでさえ『会わなければそれに越したことはない』とされた」
だから、当時の一徹にとってはエメロードだった。
ルーリィが賊に捉えられた事実は確かに一徹の心を揺さぶった。だがもしかしたらエメロードが捕まったと言う報せの方が、当時の一徹には重要だったかもしれない。
「多分、あの時なんだろうエメロード? 仮面舞踏会の後に君を匿った一徹が、『人を殺したことがある』と
身体を抱きしめしゃがみ込み、微動だにしないエメロードにルーリィが問う。
エメロードの答えは無いが、魅卯には思い当った。
「山本さんに対して『怖くない』って言ったこと。そして……『隣に立つことを許す』って」
「本人から聞いたわけじゃないし、もう聞けないと思う。でも、そうなのかもね」
魅卯まで予測がついてしまう。
隠せないと思ったか、エメロードはため息混じりに反応した。
「いつだって山本一徹は、私を楽しませる道化師だった。冗談が上手くて、私の皮肉ものらりくらり躱す。私にとって物足りない行動を見せた時も、私が物足りていないことがちゃんと先に分かっている故で、次の行動は期待以上を見せた」
遠い目をして、エメロードはとうとうと語り出す。
「恥ずかしくて面とは言えなかったけれど、『あぁ大人の男の人なんだな』って何時しか目が離せなくなった。そんな人が、私の目の前で滅びを撒くの。狂い猛て笑って。私は、山本一徹の本性を知らなかった。ゼロベースから目の当たりにしたから……」
「怖さのあまり、拒絶してしまった?」
「でも、後になって思い返してみて、気づくことばかりだった。もうその時には、私とあの人との間には致命的な溝が出来ていたけど」
それが、魅卯の胸を締め付けた。
「修羅で外道な山本一徹の本性を何も知らなかった私の前では、あの人はその本性を覆い隠すことが出来たのよ」
「それ……は?」
「業のためとはいえ誰かを殺め、罪ない者たちさえ犠牲にしたことは開き直っていたとはいえ、一徹は自らを恥じていた。私やリィンとの再会を忌避するほどに一徹自身が嫌いな己さ。でも何も知らないエメロードの前なら、真実を隠すことが出来た」
「人殺しでもヤクザ稼業でもない。旦那様は何時しか失った《普通の男》像を、何も知らないアルファリカに対し《
そういう事だ。
争いや因縁。負の感情から距離を置いたことでスローライフを試みた一徹にとって、エメロードの前だけならただの山本一徹になり得たのだ。
おりしも婚活を強いられ、望む望まぬに関わらず異性向けに興味を持ち始めた状況。
自然体でいても良い居場所と、許してくれるエメロードという少女は、一徹にとってどれだけ居心地が良かったことか。
「旦那様は貴女に希望を持ってしまったアルファリカ。でも、貴女はそれを粉々に打ち壊してしまった」
それが、一瞬でも居場所になりかけそうだったエメロードの事を、《アルファリカ嬢》と一徹が呼び変えた理由。
信じかけていた女から希望を打ち砕かれた。さらに心が傷つかないように、一徹はエメロードをシャットアウトしたのだ。
「ここまでね」
「こ……ここまで?」
「そう、私はここまで。貴女達はこの先の記憶へと進んで頂戴」
精神的ショックは計り知れない。だが、まだ心が折れて気絶するほどでもない。
未帰還者になるにはまだ余剰はありそうだが、エメロードは一徹のこの先の記憶のトレースを魅卯達に任せてしまった。
「この記憶に留まるつもりかい? 向き合って悔い改めたいと」
「別に、この先に進んで山本一徹の目を醒ますことを諦めたわけではありません。ただ、その一番槍の誉れに預かるべきはルーリィ様やフランベルジュであって私ではない。それだけです」
一徹を切り捨て、一徹に切り捨てられた決定的瞬間に居続けることで、エメロードは自戒……いや、己を罰したいと言うのが伺えた。
「あの、アルファリカさん……」
「そこから先は言わない事。貴女の立場でこれ以上私になにか言う。それってとても傲慢よ」
呼びかけてみて、制される。
エメロードは確かに魅卯の先手を読み切って、後の先を打ってきた。
「本当に良いのよ。それに私がルーリィ様やフランベルジュを出し抜くのは筋が違うから」
エメロードの物言いは、あまりに切なかった。
山本一徹を巡っては、エメロードだって魅卯の恋敵には違いない。
でも、いざ諦めているのがわかると、「これで良かったのか?」と思えてならない。
ライバルが減ったことに1片の嬉しみすら魅卯には感じられない。
なんなら、少しでもエメロードの気持ちが浮かばれるのならば、ずっと一徹を好きで居続けてもらいたいとまで思った。
「でも、貴女には見劣りしているつもりはないから、せいぜい山本一徹の目を覚ましてみせなさいよね月城魅卯」
「……うん……」
「ルーリィ様、フランベルジュ。でもこれだけは言っておくわね。もし貴女達では山本一徹の目を覚ませなかったその時、この私が目を醒まさせる。夢と記憶の無限回廊から彼を救い出せたのがこの私なら、今一度私は、そして今度こそ、山本一徹の唯一無二を
「そんな隙は貴女には与えられませんよアルファリカ」
「残念ながら君の出る幕はない。私が、私達がしかと彼の目を覚ましてみせるから」
「期待せずに待っていますわ」
これはかつてエメロードが、実は一徹にとってルーリィやシャリエールに比肩する存在であった頃の話。
一徹の、確かなる正ヒロインの一人であったという真実。
だからエメロードはルーリィとシャリエールに、元ヒロインとして思いを託したのだ。
託された側の二人は、一聴すると「ノーチャンス」と残酷な回答を見せた。
違う。
現在に置いてまでヒロインであり続けるルーリィとシャリエールが、かつて恋の好敵手に対して最大限の敬意を表している。
「お前が好きだった一徹のことは心配するな。あとは任せろ」と現ヒロインとして、元ヒロインを安心させようとしていたのだ。
その時だった。
不意に光景がゆっくりホワイトアウトしていくのは。
「……あ……」
少しずつ薄くなっていく魅卯達の視界……の中で、たった今別れたエメロードは踵を返し離れていく。
「貴方を失っ……初め……気づいたの」
紡ぎながら別れたエメロードが向かう先は、たった今記憶の中のエメロードに拒絶されて頑なな顔になってしまった一徹の背中。
「私……貴方を愛……」
光景が白に塗りつぶされるほどに声も少しずつ聞こえなくなる。
でも、ブツブツ言葉が途切れても別に魅卯は気にならなかった。
なぜなら、何をエメロードが口にしているのかある確信があったから。
ここで別れたエメロードは、一徹の背中に抱きついて頭を預けた。
それと同時に、魅卯達の視界は完全に白に支配された。
――次の光景が広がる。どうやらテントな中のようだ。とても大きなテントの中。
―う、うげぇぇぇっ!?―
―エメロード様っ!?―
記憶の中のルーリィとエメロードは、賊から救出された後に食事を出されたようだった。
が、大虐殺を目の当たりにしたエメロードは、料理を見るなり椅子から転げ倒れて地面に這いつくばり嘔吐してしまっていた。
「それだって一徹が見せてくれた最大限の気遣いだったんだけどね。良い肉。暖かい、蒸気立ち上る素晴らしい料理。上等な果実酒」
「うけ……つけるわけがない」
「そう。果実酒の赤みは、つい先だって吹き出流れた生き血を想起させる。生きていた者たちが慈悲なく物言わない肉袋と化したのをまざまざ見せつけられては、肉料理も無理だった」
―あぁ申し訳ない。気遣いが足らなかったか―
―とは言え、何も食べないというのは身体に良くない。お二人には世話役をつけるから、食べられそうなもの、欲しい物、何でも申し付けなさい。必ず揃えさせる―
「こ、こんなものが?」
「あぁ、こんなものが私と一徹の相互認識した形での再会だった。三年ぶりのね」
エメロードから拒絶されたこともある。
もはやエメロードに対し、ルーリィに対しても、丁重に客人対応はするのだが、そこには別に大事な仲間に対する柔らかな雰囲気というものはなかった。
それに……
―そうそう、貴女様の恋人、第二王子はこちらの手の者に治療をさせている。まだ意識は戻ってはいないが命に危険は無いと言っておきましょう。ご心配されませぬよう、トリスクト嬢―
「―ぐっ―」
ルーリィに対しても他人行儀。
当時の、そして今のルーリィも同時に息を飲んだ。
ルーリィが「大切な人なんだ」とまで言ってのけた恋人の第二王子が一徹の側に匿われている事実。
二人が恋人同士であることを知っている一徹は、必要以上に心を近づいてしまっては無粋だとも思ったのだろうか。
「三年ぶりの再会にしてはふたりとも……あまりに遠いよ。トリスクト嬢だなんて」
「一徹も怖かったんだろう。信じていたエメロードに拒絶されて心が傷ついた。かつて仲間だったはずの私からも嫌われてしまったならとね。どうせ嫌われて再び心がズタズタになるくらいなら、最初から距離取ったほうが良いと思ったのかも」
余所余所示しさは口ぶりだけではない。
一徹は姿を見せたとはいえ、斜めに立つ。決して真正面でルーリィたちとは向き合おうとはしなかった。
―突然こんな状況になって驚かれていることでしょう。わかります。不安は尽きないだろうし信じられないかもしれない……が、安心して頂きたい。我等は決して貴女方に危害は加えな……―
それでも考えだけはちゃんと分かってもらおうと、左掌をルーリィ達にかざしながら淡々と業務的に一徹は紡……
―ハァァァァァッ! ハァッハァッハァッいぎぃぁぁぁぁぁっ!―
―ごロぜぇぇっ! お願いじまずから殺じでぐれぇぇぇ!?―
―嫌だっ! もうっ、もう嫌ぁぁぎゃゃゃ!?―
紡ぐ途中だ。
テントの外から不意に爆発するものがあるではないか。
途端に、戦々恐々なエメロードは化粧もグッチャグッチャにルーリィに
ルーリィの方もビグっと身を震わせエメロードを思い切り抱きしめた。
―あぁ、ちょっと失敬?―
悲鳴に発言遮られた一徹。一言断ってテントの外に出る。
―五月蠅いぞ貴様ら! 接客中だ黙らせろ! 拷問するならもっと静かにやれ! 泣き叫ぶなら
「これが……三年ぶりの再会……」
外に出るなり一徹は、信じられないほどの残酷さを当たり前の様に解放した。
「山本さん、本当に狂ってる……」
結論、テントから出ようが発言は中まで届いてしまう。
隠そうとして外に出たのか。どうせ隠しきれないと思って開き直っているのか。
その判別が付かないほど一徹は修羅と外道の領域に再び踏み込んだのだ。
―いやはや、すまなかった。突然賊の奇襲だの誘拐だの聞いてこちらも色々急場凌ぎの立て込む事が多くてね―
テントの外と、中に戻ってきてからの一徹のギャップが凄い。というより気持ちが悪かった。
―おっとそうそう話を戻そう。貴女方に危害は加えないが、必ずしも貴女達にとって居心地が良いかといえば保証はしない。だがここに誓おう。私の側のゴタが片付いたなら、必ず貴女達を元の場所に戻すことを―
再会したなら、色々一徹に言ってやりたかったはずのルーリィ。
―さすればトリスクト嬢の手にすべてが戻ってくる。愛しい王子殿下との約束されし祝福の未来をその腕に抱くことも夢じゃない。今回の出来事などなんでもない。忘れるのが宜しい―
駄目だ。
圧倒されて何も口から出てこない。
―では、私はこれで失礼を―
右掌を胸に当てた一徹は、腰から深々とお辞儀すると、ルーリィ達の前から消える。
テントから出ていってしまった。
魅卯も呆気にとられてしまった。
今の展開を見たか?
全く持って想像できない。
この状態から、二人は恋仲になり、果ては婚約者になるのかと。
――やられたら、必ずケジメをつけさせる。
自分の事だけじゃない。
拒絶され、見限られたのだとしても、エメロードとルーリィに魔手伸びたなら一徹は黒幕に落とし前つけさせる為に動いた。
それは、一徹の手から黒幕がエメロードとルーリィを奪ったに等しいから。
エメロードとルーリィの国同士の同盟。本来人間社会に興味を持たなかった一徹は、だが二国間以上、すなわち国際的舞台で暗躍することになる。
やっと、ban後の展開に踏み出せました。
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