205

 嫌なこと、悪いことは続くとは言うが、シャリエールからの慰めによって新たな気付きを得た一徹にとっては、その嫌な事すら、喰らって我が腹膨らます贄となるようになった。


 どういうことかと言うと、泣き寝入りをしなくなった。

 必ず報復するようになった。


 振り返る火の粉を払って終わりじゃない。火の粉に焼かれて歯を食いしばって我慢し、耐えることはもいしない。


 元凶にケジメを付ける。

 必ず……落とし前をつけさせた。


 ―ころ……す……―


 何のために?


―ころすコロス殺す殺ス! 子爵ぅぅぅっ!?―


―あぁ、壊れかけてやがる。あんな外道の為に、お前が壊れてやる義理なんざ無いのに―

 

 この世界では、それだけでは一徹が守りたいものが守れないから。


「こ、この状況は?」


 魅卯の前に、尋常ではない状況は転がっていた。

 

 場所は一徹が亡命したのち国籍を取得し商売を起こし、素晴らしい出会いのあった海洋立国の半島エリア港町。


 冒険者・海運ギルドが襲撃された。一徹の親友となった美青年の邸宅も、彼の身重な妻も同様に襲われた。

 襲撃者は、港町の秩序と平和を預かるはずの町駐屯の兵団。子爵の兵。


「一徹はまたやり過ぎたのさ。あまりに上手く行き過ぎるビジネススキームと産まれる富を、この港町を国から預かり、統治管理していた子爵が妬み、横取りを目論んだ」


 戦況は既に決していた。

 ギルドメンバーすべて取り押さえられ、マスターも親友の美青年も捕縛された。

 親友の妻が捕まり、人質となったのだ。


「そ、それじゃあ前の国で陰謀に飲まれたときと同じじゃ……」


「いや、もうこのときから一徹も、そんな甘い存在ではなくなってしまったんだ」


 敗北が決した仲間たちの様を、少し離れた建物の屋根から一徹は眺め下ろす。

 首謀者子爵の策略と妻を囚われた非道さに、親友となった美青年が絶叫したのを、悲しげに見つめた。


―国境越えさせ、《廃都市》からここまで護送してもらって悪かった。ここで別れていいぜ? 兄弟フローギストには、徹新に最後会わせてくれた事に感謝していたと伝えてくれ―


 徹新が生きていることを《廃都市》で確認した一徹。

 種族まちまちなシャリエールら使用人と、前から《廃都市》を住処とした普通に生きられない者たちの受け入れ態勢を、この街で整えるべく戻ってきた。

 

―ちょっと待っただ一徹。やらかすつもりだろう?―


 この局面にぶち当たって、光景眺める眼は冷めている。そんな一徹が「ここまでで良い」と言ったことに反応したのは、ダークエルフの女だった。


 徹新救出作戦より、フローギスト共々縁が出来た。

 獣王との会談で策略にハマり、供に追っ手から逃げたという意味で、何度となく一徹とは同じ死線を潜り抜けたのも絆を深めたのだろう。


―ここで私達と別れて、一人で飛び出すつもりか愚か者―


―所属ギルドがカチコミ食らったってんなら、コイツぁ俺のゴタだ―

 

―お前のゴタなら私達のゴタだこの馬鹿め―


―うぐっ―


 御伽噺にあるように、流石エルフの名冠すだけあって語る女の美貌は光った。

 が、粗野で誇り高く刺々しさが凄まじい。


 それが《ダーク》と呼ばれる所以か。

 肌は浅黒く、呪詛のような文様が顔も含めて身体中を鎖が巻き付くように走っている。

 一徹は雰囲気に圧され、二の言が言えなくなった。


―お前は集落長フローギストの兄弟分なのだろう? なら集落に属す私達にとっても、お前のゴタは集落内くみうちの話だ―


 ダークエルフの女がそういったの同時、ともにここまでついてくれた獣人たちも頷いたり、拳と拳を合わせたり。


―それに獣王を裏切ったとみなされ、獣人族の裏切り者コウモリとなった集落長フローギストにとって、人間族の裏切り者コウモリであるお前は経験を伝える立場のはず。集落長フローギストはお前を決して見捨てない。お前が勝手に逝って、見捨てるなよ愚か者―


 頼もしい言葉と、まさか自分がこれからしでかすバカに加わろうとの意外な申し出。一徹はダークエルフの女の発言に聞き入った。


 一徹が説教を観念して受け入れたわけだ。


「そう。いくら世間が自主族の裏切り者コウモリとコケにしていたとして、獣人族の豪傑フローギスト義兄と、人間族の英傑一徹が出逢っていたことは、既に化学反応を起こしていたのさ」


―それに、お前の友達の優男の妻が、私と同じダークエルフであることも気にな……―

 

 だから……


―妊娠しているんだ―


 一徹はポツンと呟いてしまう……


―ツゥッ!? それを早く言わないかバカ! このバカ! バカッ!―


 瞬間のことだ。

 話に驚き、フローギストの子分のダークエルフの女は、ついで呪いを秒で紡いだ。


 刹那の時もない。

 

 一徹の親友の美青年の妻を捉える兵士数人の首が・・・・・・・、まるでお笑いの様にスパァンとはね飛んだ。

 お笑いのようではあるが……断面から黒い液体が膨大量拭き上げたのは言うまでもない。


―仲間達! 一徹をよく手助けして、あの人間の夫とダークエルフの妻を必ず救ってほしい!―


 急に首を失い兵が倒れたこと、一徹たちが眺める先は混乱していた。


 この混乱に、一徹達は乗った。


 フローギスト集落のダークエルフの願いを、獣人達は快諾した。


 当然だ。

 

 ダークエルフの女も、付いてきた獣人たちも、フローギストの子分である以上、獣王から追われている一蓮托生の身。

 

 それはもはや同志だ。

 

―ここから援護してやる。である以上、失敗はないな一徹?―


―さてぇ? んじゃ、まっ……いっちょ、暴れて見ようかぁ・・・・・・・・・・・・・?―


 けだるげな声……が、一徹の身を抱き上げる獣人族に屋根を蹴らせた。


 とんでもない脚力。


 高さ、距離。跳躍対空時間も長い。


 勝利を確信して人垣から姿現した子爵の……背後に着地するほどに・・・・・・・・・・


―なぁっ!?―


 突如ドスンッとの轟音。


 瞬間移動宜しくいきなり現れた見上げるほどの獣人族に、驚いた子爵は腰を抜かした。

 それを一徹は見向きもしなかった。


 一徹がまず心配した先……


―殺すかぁ……殺す……ねぇ。随分とまぁ鬼気迫ってぶっ壊れそうになってるじゃないのお前さんも―


 先程、子爵に対して怒りと侮蔑をぶつけていた一徹の親友になった美青年だった。


―いって……え? 帰って……―


―バーカ。お前さんはまだまだ、堕ちるにゃ早すぎる。まだ嫁さんは生きていて、生まれてくる子だって居る。何一つ失っちゃいないよ―


 修羅場の真っ只中に降りたはずなのに、一徹がニッと歯を見せるのが親友の美青年にとって印象的。


―だからまだ壊れちゃなんねぇんだ。お前さんにはまだ、護れるものがあるじゃないか―


―ッ!?―


―そういうのはさぁ、失っちまった事で既に落ちた奴こっちの側でやるもんだ―


 想いへの答えなんて一徹にはいらない。待たずして動き始めた。


―ヒィッ!?―


 そばに転がる子爵をむりやり立ち上がらせると背中に回り込んだ一徹は、手持ち斧の斧頭を首筋に据えた。


 途端に、兵たちは一気に顔色が悪くなる。

 まさか貴族が人質になったなら、不用意には動けない。


 だが……


―貴様ら! もう良い! この男を含め、この場のすべてを斬って捨ててしまえ!―


 子爵は叫んでみせた。


 自身の危機的な状況も顧みず勇敢ではないか。一見はそのように見える。


―この私を人質に取るだと? 貴族を人質に? 殺そうというのかね? それがのちに、貴様らにどんな結末をもたらすのかわかっているのかね?―


 実際はそんな高尚なものではなかった。

 

―やれるものならやってみたまえ。さぁさぁ、私を殺すのだろう?―


 「自分に手を出したらあとが怖いぞ」と。


 確かに貴族を手に掛けようものなら、下手人は地の果てまで追われて殺されるだろう。

 脅し。「だから絶対に手は出されない」と、タカを括っていた。


そうですね。かしこまりまして・・・・・・・・・・・・・・


―……え゛っ!?―


 結論。

 子爵は……完全に読み違えた。

 

貴方は必ず殺します。私が殺し・・・・・・・・・・・・・・て差し上げる。貴方の奥方、子・・・・・・・・・・・・・・息女、大切な方々皆様、同じく・・・・・・・・・・・・・・殺して差し上げる・・・・・・・・


―え? えっ?―


 脅された一徹など、悩むどころか即断してみせるではないか。


―いや、ただ殺すのもつまらない。ご承知の通り、隣国には奴隷制が存在する。ツテを頼って方々かたがたを奴隷に堕とすも面白い。貴方と繋がり有るすべての郎党には、死よりなお酷な生を。終わりなき地獄を―


 本当は奴隷制には不快しかない一徹。しかし怖がらせるためなら、いけしゃあしゃあと口に出た。


―とはいえ、たかが・・・子爵閣下と閣下の家人かじん如き・・

殺した咎でこの身が危うくなるのも好ましくない。なれば……目撃者のすべて、殺しましょう・・・・・・・・・・・・・・


―がっ!?―


 親友の美青年に向けた笑みはない。

 感情消え失せた、もぬけの殻な無表情。


まずはこのエリアに臨場した兵・・・・・・・・・・・・・・のすべてを滅ぼせばいいですか?・・・・・・・・・・・・・・・・ 子爵家の兵は根絶やしにします・・・・・・・・・・・・・・この港の兵団拠点に攻め込んで・・・・・・・・・・・・・・・・皆殺せば安心できますでしょうか・・・・・・・・・・・・・・・・


 瞳は……底無し沼のように濁って、光すら反射してるようには見えないのだ。


 子爵はそんな一徹に対して、全身から吹きでる冷や汗が止まらなくなっていた。


 何かが違う。子爵の中の常識がまるで通じない。

 異質さ異常さ得体のしれなさ。

 こんな人間見たことがなかった。 

 

―良いぜ一徹よ―


 その状況を黙って眺めていた、厳重に縄を巻かれて捕縛、取り押さえられていたギルドマスターのグレンバルドが静かに声を上げた。


―お前はうちのギルド1の新参者で下っ端だ。が……先輩メンバー全員とマスターの俺が取り押さえられちゃ世話ねぇや。寝転ばされた俺らよりお前の頭が高い以上、今日くらいはお前の命令を聞いてやってもいい。今日だきゃお前が将だ・・・・・・・・・・


 無言で頷いた一徹。


―よく俺の到着まで持たせてくれた。疲れているだろうが、今一度ふるってくれるかヴィクトル?―


―愚問です! 我、ヴィクトル・ユートノルーは……我が主、山本・一徹・ティーチシーフ様ただ一人だけのつるぎなれば!―


―それこそがこの俺がわざわざ剣を握らず、斧を握れるワケ……か。ククッ……良いだろう―


 消沈していたマスターグレンバルド側の空気に、熱がこもって膨れ上がっていく。

 子爵はじめとして、集った兵たちはこれを感じ取って困惑と恐れを感じ始めた。


 やがてそれは……


野郎どもっ!・・・・・・ 戦っ争っ……だぁぁぁぁ!・・・・・・・・・・・・・・


 一徹の咆哮で、決してしまう。 

 組み伏せられた一徹側のすべて、肚を決めてしまった。


 マスターグレンバルドはスゥッと息吸うと、ムンッと気合を込めた。

 身を縛る縄が、ブチブチ千切れていくではないか。


 人間族の脛に傷持ちなど、さも当たり前のように手首に、肩に、関節を外していった。

 締め付けはこれによって緩み、捕縛から抜け出してからは回転や重力を利用し、カコッと再びハメ直した。


 ギルド内の魔族は、ギルド仲間である獣人族に無詠唱魔技を発した。

 同士討ち? 違う。

 獣人族の絶大な耐久力への絶対的信頼。

 破壊光線を浴びることで捕縛縄が燃え朽ちたなら、開放された側が解放した側の魔族の戒めを解いた。


「ある意味での初陣だね」


また一歩、旦那様は修羅の道を・・・・・・・・・・・・・・踏みしめてしまった・・・・・・・・・


「また一歩って……」


「一徹はこれまで、単体で命のやり取りをしてきたのが常だったろう?」


「軍勢。旦那様は集団率いて最初の戦に臨んだ。ねぇ月城訓練生、誰かに命じて殺させるのは、世界の共通の敵生命体なんかじ・・・・・・・・・・・・・・ゃない・・・人間です。旦那様の言は、誰か・・・・・・・・・・・・・・に人間を殺させる・・・・・・・・


「……あぁっ!?」


「『一人殺せば犯罪者、100万殺せば英雄』なんて言葉が月城訓練生の世界にはあるようですが、大義名分があればの話でしょう・・・・・・・・・・・・・・? この港町で圧倒的に少数派の一徹様側、例え生きるためであっても大義名分が立つと思いますか?」


 ruoooooooon!


 ルーリィとシャリエールに言われ、魅卯は何も返すことができない。

 いくつも重なった突然のいななきに、ビクッと身体がはねた。


 そこにいるのは獣だ。

 知性も、優しさなどの人らしい感情も一切必要ない。

 生き残ることにのみ一心不乱な、荒々しいまでの野生。


 一徹が、ヴィクトルが、マスター・グレンバルドが、一徹の親友の美青年、ここまで《廃都市》から護送してきたダークエルフの女に獣人族。そしてギルドメンバーすべて。


 天に向かいて、「我らここにありと」主張代わりのときの声。


「多数派である種族枠のこだわりが強い者たちにとっては、大義名分とはとても認められない一徹達の戦いの理由によって、この場にいる敵兵らはこれから……」


「徹新様を養っていた間は、旦那様はたとえ世界から忌み嫌われても、それによって更に酷い目に会わないようにと目立たぬようにされていた」


もはやその時は終わった・・・・・・・・・・・。同じように世界から忌み嫌われた者達は、一徹のもとに集まるようになったんだ。それは一徹の同志。なれば同志達を守るためには一・・・・・・・・・・・・・・徹は立ち上がりて戦った。そう・・・・・・・・・・・・・・……」


「「セカイの敵として・・・・・・・・」」


「て……テロリスト・・・・・……」


 魅卯の、話聞いて出した答えの通りなのだ。


 今回の一件で団結が固まってしまった一徹と、種族枠から外れた者たちの一纏まり。


 社会にあまりにも反している。いや、世界でのあり方に対してケンカを売っていた。


 反社会的勢力か?

 いや、魅卯が今まさしく見ている戦士たちの猛りは、反世界的勢力としての産声なのかもしれなかった。


 人海戦術的には、一徹側の男女問わずの戦士の数は、集まった人間族の兵数に遠くおよばない。

 だがこの勢い、もはや人数の差などお話にならない。


 一徹と戦士達の気当たり飲まれてしまった子爵や、集まった兵らの表情といったら……



――……集団対集団。殺し合いは始まった。

 終始一徹側が優勢。いや、圧倒的だった。

 圧倒……過ぎた。


 多くは言えない。詳細も描写出来ない。

 し得ないと言うのが正しい・・・・・・・・・・・・

 あまりに残酷な展開や光景が多すぎた。


 見ているルーリィ、シャリエール、魅卯。絶句して見るしかできないのがその証明だ。


「見事な悪党っぷりだよ。一徹。」


 後日談のみつづろう。

 兵士の皆殺しのち、遺体すべて・・・・・・・・・・・・・・を乗せた船舶を遠洋に沈めた事・・・・・・・・・・・・・・で、一徹たちは証拠の隠滅を達成した。


 兵士ら皆殺しにしたのち、一徹は結局子爵を殺さなかった。

 だが子爵家一族郎党を常にギルドメンバーが監視し、いつでも殺せる事を子爵に言い含めた。


 肝心な子爵本人だが、兵士が皆殺しにあってなお生かされている事実が、一徹にとっての飯の種になった。


 すなわち……誇り高い人間族の貴族が、穢ら・・・・・・・・・・・・・・わしい俗物共に醜くも命乞いし・・・・・・・・・・・・・・た結果なのだと・・・・・・・

 

 嫌な事すら、喰らって我が腹膨らます贄とする。


 今回の場合、絶対に逃れられない子爵の弱みを握った。

 子爵の見通しの甘さが、自身で投入した数百もの兵士同胞を死なせたこと。これを呼吸するようにやって見せる一徹に恐怖を抱かせた。


 一徹によってケジメを取らされた子爵は、常に一徹の顔色を伺い、傀儡かいらいになることで落とし前とさせられた。


 故に、 子爵が国から管理を任されたその港街は……子爵を操り人形にした一徹が、仲間達と供に支配することになる。


「こ、こんなやり方……」


「認められないかい? 魅卯少女」


「理解はできるよ? でも、納得したくない」


「理解できるのは月城訓練生の中でも道理が立つから。納得したくないのは、月城訓練生が大好きな一徹様の、旦那様だったときに行ってきた所業だからでしょうか?」


 命掛けの戦いを経て、一徹もとい、種族無関係対等なセカイ一徹の理念に集ったものたちにとって、日々心地良く生きていける領土シマを初めて手に入れられた。


 種族無関係対等なセカイその概念は、今後ゴタがある度に一徹を中心に賛同者達が戦うことで、領土シマの拡大とともに広がっていった。


 さて、この戦いで地盤が固まった一徹や仲間たちの商売は一層うまくいく。

 富が富を呼んで、潤沢とも言える蓄えを作った一徹は、絶体絶命の頃の自身の命と心を救ったフローギストへの恩義に報うことを目標とした。


 自分とフローギストを破滅に追いやった者共への復讐を前提とした。


「『大好きな一徹様』ですか。まだ『大好き……だった』には変わっていませんか?」


「どういうことですかフランベルジュ教官?」


「一徹はこれより間もなく、外道になってしまう。或いは、一度『だった』にしたほうが良いかもしれないよ。好きなまま見るのは、辛すぎる」


「……え?」


 今回の戦では悪党に成り下がった一徹だが、次の戦では、外道へと堕つる……

 



 




 


 





 


 


 



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