テストテストテスト84
「エヘヘ、ちょっと早く来すぎちゃったかな」
(な……なんも話せんかったっ
三縞駅は桐海道新幹線のホームまでやってきて、後は陸華が搭乗予定の新幹線が到着するのを待つばかり。
「なんか僕に話したいことあるんでしょ山もっちゃん?」
「そ、それはだな……」
「で、月城魅卯が付いてきているから話せない」
「「うっ」」
そうなのだ。こんなことを彼女には言いたくはないが、月城さんまで陸華見送りに付いてきてしまったから、気後れというか、実際にあんまり聞かれたくない話がしづらい。
「あ、あの私は……」
「仕方ないよ。だって山もっちゃんだって、一瞬でも気を抜いたらフゥっと逝っちゃいそうなんでしょ~?」
(否定できんから月城さんに離れてもらうわけにも行かんのだよ)
これで強がって「俺は大丈夫」なんて言って見せて、バタンキューしたとしたら、月城さんに迷惑が掛かる。多分、怒られる。
この場に月城さんが付いてきたって言うのは、俺が何かあった時の為に助けてくれるためなのだろう。
(あ゛~情けねぇ。また、
「や~まもっちゃん?」
「あん?」
「ピラァン♡」
「「ぶっ! /なぁっ!」」
どうしようかと言葉詰まった俺に呼びかけた陸華は、俺が視線を向けたまさにその時、第一魔装士官学院桐京校の制服、超ミニのスカート裾をせり上げる。
(アカン。血を失ってなお鼻血が! これ以上血を失っては……)
ただでさえ魔装士官学院の制服規定は見えそで見えないチラリズムを追求したとしか思えないのに、これ、まじポン、たくし上げられたスカートからパンツが見えてしまいそうだ。
「やーばいでしょ。この青あざ」
「あ……」
「ホラホラ、こっちも」
右手で上げたスカート裾を固定し、左手でもってワイシャツをめくり上げた。
晒されたのは腹部だけじゃない。下乳まできていた。
周りからは「おぉっ」と声が挙がるも、言及されてしまった俺はエロさとはベクトル違うものに意識が行った。
「悪かったって謝ろうと思ってた。ただ、見せられて思い知らされたよ。いや、初めからわかってたのか。謝って済む問題じゃあなかった」
「なんでこんなに気前よく見せたと思う?」
「えっ? 気前よく?」
「勲章だからだよ。僕の」
「く、勲章って……」
(ドがつくマゾ……いやいやいや、ただでさえ罪悪感感じてる状態で何てこと考えてんだ俺は。いよいよもってどクズじゃねぇか)
素足に腹だけじゃない。
顔中に張られたシップ。顔だって、綺麗な顔立ちがボコボコにはれ上がって正直言って見れたものではない。
乳無しケツ無し魅力ありの美少女を……俺が壊した。
どこかで振り切ってしまった。その記憶はちゃんとあった。
「本っ気で、楽しかった」
(それは……)
「山もっちゃんはどうだった?」
「あ……その……」
(俺も、凄い楽しかった。だけど……)
振り切った。楽しかった。でも、あれを楽しいと感じるまでに至ってしまった自分自身の事を、恐ろしいとも思っている。
自分の中の良識と倫理が壊れてきた。否、壊れていたのだ。
いつか俺自身、俺の望まない最悪な行動をとってしまいそうで。そしてそこに至ったその時、俺はきっと楽しんでしまうんだ。
「……楽しかった……けど、自己嫌悪が酷い」
「自分を責めないで?」
「とはいってもだなぁ。まさかだよ。俺……女も殴れるんだなって」
「僕は嬉しかったけどなぁ」
「嬉しい?」
「まぁ、こんなこと思っちゃうから僕も変わってるって言われちゃうのかな」
めくり上げたシャツやスカートから手を離し、俺を見上げる陸華はいたずらっ子の笑みを浮かべていた。
「山もっちゃんは女の子を殴ったんじゃない」
「え? はっ! まさかおま……」
「先に行っておくけど、僕は男の子じゃないから」
(だったら僕っ娘はやめろっての)
「山もっちゃんはね、本気で喧嘩できると、認め合えると踏んだから全力で殴れたんだよ。ただたまたま僕が女の子だったってそれだけ」
「ソイツぁ……」
「それに本当に嫌だったら喧嘩になんてならないよ。山もっちゃんとスるために、わざわざ拳を交わす必要ある?」
「……あ……」
「遠距離術技を使って遠くから圧倒することだってできた。ね? そう考えたら思えるでしょ? 僕は山もっちゃんと拳で語ることをあえて選んだ」
「そんなもんなのか? でもま、ありがとうな。少しだけ……救われる」
「アハハ、山もっちゃん気にしぃだもんネ。フムゥ?」
「あぁっ」
「うぐっ。おま、まぁた一目はばからずセクハラをだなぁ」
ニィッと笑いながら陸華は右手を伸ばす。
まずは腹。胸。肩から首を撫で、やがて二の腕に触れていく。
「何度見ても良いよね。良いカラダしてる」
なしてなん?
触るがは陸華からなのですよ。月城さんが不快気に目を細めて俺を見るって言うね。
「発言が、完全に変態オッサンのソレな件について」
「あぁうん。それ目線で物言ってる」
「「はぁっ!?」」
「なぁんて、冗談冗談」
発言もヤバすぎる。
リアクションが被ったのち、一層月城さんの俺を見る目が険しくなったような。
「もっと自信持ちなよ山もっちゃん」
「って、いきなりだな。また」
「僕とあそこまでやり会える。なかなかいないよ。もはやチートって言っていい」
「チート……ねぇ。なーに言ってんの。俺なんて最底辺だっつーの」
「それは異能力者ばかりの魔装士官学院内での話でしょ?」
「さっきお前が言ったばかりだ。お前は異能力を使わなかった。手加減してくれたじゃない。お前はわざわざ遥かなる高みから、俺の領域にまで降りてくれた。異能力を使われたら、俺は三縞校最弱の一年生の足元にも及ばない」
「違うよ。逆に言おっか。山もっちゃんと他の訓練生の差は異能力要素しかない。でもってその差を埋めうるものを、すでに山もっちゃんは持ってる」
「は? 異能力要素……だけ? いやいや、肉体活性だって俺にはできな……」
「僕、異能力は使ってなくても肉体活性は解放したよ」
「んがっ」
「だから凄い楽しかったんだ」
「え、えぇっと……」
「わかるかな。月城魅卯?」
が、いきなり話を振られたことで、月城さんは目に見えて慌てた。
「竜胆さんの体形から見て、肉体活性時の筋力はベンチプレスでいえば120、30㎏くらい。それは肉体活性が出来ず鍛えこんだ山本君の純粋な身体能力とタメを張る」
「異能力男子が肉体活性すると余裕で200キロ超えちゃうから。肉弾戦でぶつかり合うって滅多に出来る事じゃないんだよね。男の子と本気の殴りあいって、兄貴たち除いて初めてだった」
「チョイチョ~イ。男女差別するわけじゃないが、異能力男子は肉体活性で更に筋力ヤバいじゃない。俺なんかじゃ届かな……」
「……そして、斧刃術は達人級だった」
「お、おいおい。いい加減にしてくれ。なんか変な気分だ。謝ろうと思って見送りに来たのに」
「山もっちゃんはさ、もはや斧を振るうに達人。でもって我流斧刃術は今後更に洗練され、効率的になって無駄がなくなる。もっともっと強くなる。それこそ肉体活性してなお武器振るう一人前の男性退魔師を凌駕するほどに」
「褒められてばかりで気持ちが悪いぞ?」
月城さんに求められた答え合わせに、屈託ない笑顔で頷きながら陸華は話を進めた。
ちょっと待ってほしかった。答え合わせは正しかったってことだろうか。
(つまり回答した月城さん、質問した陸華二人の主観。俺にとって客観的に見たとき、俺の力は
「さて、肝心の異能力差を埋める最後の要素だけど……」
(ちょっと信じられないね)
「なんて言えばいいかなぁ。《
「は? つーるますたぁ?」
「ちょっと待って竜胆さん」
ニィッと目を細くさせる陸華だったが、俺との間に月城さんが立つ。
「つ、月城さん?」
「こ、これ以上はやめてほしいの」
俺に背を向け、陸華に臨んでいるから表情は分からない……が……
「ん、ん~……『(可能性を)示すな』ってことだよね?」
相対することになった陸華の表情は、あからさまに気まずそうで、首の後ろを掌で何度も撫でつけていた。
「ま……そっか。あの領域にまで行っちゃうと、見れたものじゃないもんね。僕も確かに苦しかったし辛かった」
(……何を、『示すな』ってことなんだ? あの領域?)
「
「お願い。聞き届けてくれないかな?」
「うん……いいよ。僕、その手の事には疎いからよくわからないけど。でも、簡単じゃないだろうに。君は強いな月城魅卯」
(アカン。話に全くついて行けん)
これも「
そんなころだ。搭乗予定の新幹線がホームに流れ込んできたのは。
「あ、そだー山もっちゃん」
「おう」
「近いうち、僕の家から
完全に止まった新幹線の開いたドアにひらり飛び乗った陸華目がけて、宿泊セットの入ったボストンバッグを投げてよこした俺に、いい笑顔を向けやがる。
「へ? なんで?」
「
(ますます、分からないんだが)
「じゃあ次似合うのは年度末の競技会かな? その前にもう何度か会いたいなっ」
「……えっと竜胆さん? さっき『その手の事は分からない』って」
「うん、わかんない。でも、いい関係は作っておきたいかな。どんな手を使っても、山もっちゃんの血は引っぱっておきたいかなぁ」
「えぇっ!?」
(吸血的な? キュ~ケツ的なっ?)
「ウチ退魔一家として長いけど、家業は舞踊だし。何より大事な資本は強靭な身体」
(さ、さらにわけわかめ飛び出しましてごぜーますよぅ?)
不意に言われた内容にチーンと制止した俺だったが、結局詳細が伝わることなくドアは閉まる。
ゆっくり動き出す新幹線の中、フリフリ掌はためかせる陸華は、音が伝わらなくてもよーけわかる大きな口の動きで、俺たちに伝えてきた。
すなわち、「ま・た・ね♪」って奴である。ご丁寧に、クイッと首を傾けながらだ。
「……山本君……」
(あ~……終わったぁ)
陸華の乗った新幹線の姿が見えなくなった時、体がね、数倍の重力を感じてしまったかのように、急に重くなる。
「ホントに……よくモテるようになっちゃったよね?」
(やっと……気を、抜くことができるっつーかぁ……)
とは言えね、完全に意識シャットダウンしてはアカンのである。
全身が鉛にでもなったかのような重いカラダで、重い首を回してみる。運よくホームのベンチは手近にあって……
「ねぇ聞いて……る?」
(もちっと。もうちょっと……あと、3メートル、2メート……1メー……)
「山本君っ!」
せめて、倒れるにしても、ベンチに腰掛ける形でありたいじゃないか。
☆
「……眠っているときの山本君は、私のよく知る山本君なんだけどなぁ」
スゥと吐息を立て、無防備な寝顔を一徹は晒していた。
絶痛に侵され失った意識を取り戻してから、最後の最後まで無理をし続け、とうとう精も魂も枯渇してしまった。
「もう、初めて会った時の様には、戻らないんだよね?」
何とか一徹はベンチに到着出来た。
本当は背もたれに身体を預けるべきなのだが、簡易ベッド宜しく、仰向けに横たわる。別に一徹がその体勢を選択したわけじゃない。
魅卯がその様に計らった。
「どこまで強くなっちゃうんだろ? オーイ山本君、その強くなった先、どこへ行っちゃうの~?」
死に物狂いの闘いに及んだ一徹を、魅卯は今日初めて目の当たりにした。
理解できない戦い方。無力無能という枠を遥かに超越し、異能力者とはまた違った力の形を示して見せた。
「……
その時の一徹はとても同じヒトとして思えなくて、恥ずかしながら魅卯もバケモノと一瞬思ってしまった。
「山本君不器用だから、もし私が『怖い』って言っても理解を示すでしょう?」
仕方ないはずだ。恐ろしい物に「恐ろしい」と言って何が悪いというのか。
「強がってさ。その実……そう思われたことでやっぱり傷つく癖に」
端から見ると、大柄過ぎる男子高校生を、女子高……中学生にも見える少女が膝枕している。
「本当は私が言うことじゃないし、言っちゃいけないことだと思う。でも……ねぇ山本君、トリスクトさんとフランベルジュ教官……
魅卯も話しながら手のひらで優しく一徹の額を撫でているから、周囲から奇異の視線や微笑ましい柔らかな表情が集まった。
「あのね? 他の《山本小隊》隊員についてもなんだけど……ううん、今話すことじゃないか」
ある意味では恥ずかしいはずなのだが、安らかな一徹の顏に集中する魅卯にとって気が付くことすらない。
「わ……
膝を後頭部に敷く一徹の顏だけに目を落とす。
「山本君が強くなって壊れて行って。それって結局、山本君が出張らなければならない機会がこれまで多かったから。自分で戦わなきゃならない場面ばかりだったからだよね?」
気疲れしていたのは一徹だけではない。
今回のPV撮影に対して、三縞校生徒会長として協力した魅卯も同様。
優しい言葉をかけ続け、柔らかく一徹の頭を撫でる時間は穏やかゆえ……
「だっ……たら……」
やがて膝を枕として提供していた魅卯もつられ、そのまま寝入ってしまった。
そのすぐ後のこと。
三縞の若き有名人二人の疲れ切った様子に気付いた三縞駅職員たち。気を利かせ、二人にブランケットをかけてやった。
◇
『お疲れ様二人とも。いい感じのインタビューだった。先方からの評価も良かったし。近く別のイベントの開催予定とのことで、公演の依頼もあって』
場所は変わって皇都桐京。
黒塗りのバンの運転席から、白基調の隊服を纏った女性運転手が声をかけた先はルーリィとシャリエールだった。
「一度三縞に戻りたいのだが」
『三縞に? どうして?』
「どうもこうもありません。もう一週間以上三縞を空け、私たちは貴女方の宣伝活動とやらに協力しています」
『は、発言に気を付けて。このプロジェクトは陛下の肝入り。異を示すとはつまり、陛下に反抗をしてると誰もが思……』
「女皇
「私たちは学院に籍があると言うだけでこの活動に引きずられていますが、そもそもこの国の者ではありません。いくらなんでも、女皇の威は私たちには適しません」
『そ、それは……あ、分かった。働き通しでお休みが欲しいのね? 言ってくれればいいのに。そうしたら最高級ホテルを取らせて完全休養日を作るから』
「人の話を聞かない
「誰が『休みたい』と言いました? 三縞に戻りたいと言ってるのですが」
リクエストを耳にした女性運転手はサッとバックミラーの確度を変える。
そんなリクエスト受けられるわけがないと、嫌そうな顔をしているのを見られたくないゆえだ。
「一徹様から全くご連絡がない。いえ、それは億万歩譲ったとして……トリスクト様?」
「こちらから何度も電話もテキストメッセージを送っているのに反応すらない。もっと言えば……」
「学院の誰とも連絡がつかない」
『変なノイズが掛かっているとか? プツップツッと途切れるとか』
「いや、留守番用自動音声に切り替わってしまう」
『なら二人の携帯端末が壊れてるわけじゃない。留守電機能に気付かないとは思えないし、だったら返信する暇もないほどに忙しいということよ』
「……そうなのでしょうか?」
思惑が知られないようにと、女性運転手は口早になる。
ルーリィもシャリエールも釈然としない顔を作って首を傾げた。
「教官職に真剣だったわけではありませんが、こうも学院を開けると流石に心配になってきますね」
「確か今日は一徹が協力していたオリンピック応援PV三縞シーン撮影終了日だったね。私たちの仕事もキリいいしタイミングもいい。久々に三縞に帰ってみよ……」
『それは駄目っ!』
二人の思惑がわかってしまうから、女性運転手は声が張り上がった。
「解せないな。何故、貴女に否定される必要がある」
「忘れないでください。学院長の命で協力している私たちですが、受けることで一徹様の顔を立てようとしてるだけに過ぎません。そうでなければこんなこと……」
『う、ウフフ。ごめんなさい。そう言えば忘れてた。山本一徹君からメッセージを貰っていたんだった』
「メッセージ? 一徹から? いよいよ解せない。私たちに連絡がないのに、貴女にだけ連絡が来ているとは」
「だとしたら本当に気を付けてください。私にとって一徹様は特別な方なのですから。ゆめゆめ、お
『だからごめんなさいって。『二人がテレビに出ているのがとても誇らしい。小隊長として、俺として応援している』だったかな』
実に簡単な話だ。作戦は鋭意続行中。
「山本一徹君からのその想いと期待に、応え続けたいと思わない?」
「それは……」
「一徹様からの期待ですか……」
『思うでしょう?』
……山本一徹と小隊員引き離し大作戦。
『まぁ勿論最近のお二人には負担を駆けている自負も少なからずある。近く三縞に休養で帰らせることもちゃんと考えておくから』
女性運転手は防衛省陸上自衛隊。《対異世界転生脅威防衛室》所属の広報官。
魔装士官に対する国民からの理解を促すのが仕事。
『今はホラ、与えられた仕事をしっかりお願い』
国民から今や超絶な人気を誇る美女美少女、ルーリィとシャリエールが魔装士官学院に籍を置いている以上、《対異世界転生脅威防衛室》で扱うことができる。
二人の宣伝効果を期待し、商品のタイアップを希望する企業が後を絶たない。
いくつもの芸能事務所から二人に
『折角の超人気……』
二人の美貌は《対異世界転生脅威防衛室》にとって金になる。
『金になる逸材をそんな簡単に、みすみす手放す手はないでしょ?』
「何か言ったかな?」
『アハハ、何でもないの』
もしそんな二人にご執心の男の子がいたとしたら? たちまち人気は凋落する。
というわけで、「テストテストテスト43」から連続投稿しておりやした「おりむぴっく応援PV編」終わりっす。
念ため通しで私も読み返してみましたが、矛盾点とかなかったように思いましたが、どうでしたでしょうか?
とりまやっと私の狙った一徹全スペックの6割ほどが出せ、真の一徹の存在や、皆が舐め腐ってた「むりょくむの〜山本君を侮るなかれ」を、三縞校最上位実力者たちに知らしめるとこまで来れました。
後は、魅卯ですね。
これまで間接的や匂わせで一徹の強さや恐ろしさを想像させることで不安を強いてきましたが、想像以上の壊れっぷりを今回直接目の当たりにさせ、一徹と関わり続けるリスク、狂気に恐怖を抱いてもらいます。
「いつ、最悪な結末が訪れるかもしれない」と、夜も眠れないレベルに追い立ててやる。
久我舘な婚約者から受けてきた仕打ちすらまだ可愛いかったと思うほどに、苦しめて壊してやる所存(アホか。そんなんしたら話終わるわ)。
それでなお一徹沼にハマってズルズル引き込まれ、出遭ったことさえ徹底的に後悔させてやります(だからアホか。話強制エンドになるわ)。
そんなこんなで予てよりお伝えした通り、次編からはまた、ストック5話ないし10話に一話ずつ投稿していきます。
ストーリーは飛び飛びでわからなくなると思いますが、そうやって「ちゃんと完結に向かって書いてはいるのよ?」的な証明と生存報告にしたいと思います。
また何処かの編は連続投稿するかも。
完結した暁に、完結まで怒涛の一挙連続投稿ができること願って。
キャトル
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