120話 ヘタレ死すべし。鈍感主人公が正義である理由。
『えっ! 24日!?』
あぁ、その反応は、本当に止めて欲しかった。
『そんな、悪いよ!』
「悪いよ……とは?」
『だって、クリスマスイブだよっ!? 山本君にはトリスクトさんがいるのにっ』
「フグゥワッハァ!」
たった一言で思い知らされた。やっぱりその一日は、全ての女の子にとって、特別なんだと。
ちょっとの突っ込みであるはずなのに、メンタルブレイクされた心地だ。
(だよなぁ。こういう形でクリスマスイブの予定聞くなんざ、あっちゃならねぇよな普通)
『そんな、山本君が……私とだなんて』
(女の子なら本来どう思い感じるか、考えなかったわけじゃないってのに)
『でも、もし本当に私……となら……ど、どうしよう
「ん? 《パニィちゃん》?」
自分がどれだけ阿呆な問いかけをしたか。
いまさらながら思い知って自己嫌悪に陥りそうになったところ。
彼女……もとい《パニィちゃん》……もとい、《非合法ロリ生徒会長》に向けた俺の目は、細くなりそうだった。
『ちょっと待って私。落ち着いて。
「お~い、《パニィちゃん》?」
どういうわけか、とても彼女は暑そうに見えた。
目をキュッとつぶって、顔も真っ赤に。フゥ~フゥ~言いながら、両手でもって顔に向かってパタパタ手を振って風を送っていた。
「どーした? 聞いてる?」
『ひゃいいいいいっ!?』
「ぬわっ!」
様子がおかしい。何かブツブツと呟いていて、俺の言葉も通ってなさそうなこともある。
自分の世界に逝ってるようにも見えたから、肩に手を置いたところ、急に悲鳴を上げるものだから、俺の方が驚きに体がすくみそうになった。
『あ、その、あのあのえっと……っ!』
(《パニィちゃん》が、壊れた?)
目を白黒させ、ぐるぐる回し、あたふた、あわわ。
まるで俺に「落ち着け」と言っているかのように両手をかざして振ってくるのだが、まずは彼女に落ち付いてほしい。
いったい全体、急にどうしたというのか?
まぁ、キャワワでロリリな巨乳美少女の狼狽した様子程、可愛らしいものはないが。
『山本、会長』
そんなタイミングで、声を掛け、こちらに襲来する者ありけり。
『ツーショットとは珍しいな。文化祭以来、久しぶりに見た』
「よう、来やがったな《主人公》」
《主人公》。オールラウンド親近感フレンドリーマックスキャラクターな
別に構わない。
聞かれて困る話でもない。何なら手間が省けていい。
まだ《パニィちゃん》にも本題は話せていないが、どうせ《主人公》にもこのあと聞いてもらう話なんだ。
「いま《パニィちゃん》に、今月24日の予定を聞いていたところでさ」
『会長に予定を? それこそ珍しいな。何かあるのか?』
色々匂わせるように口にした言葉。返ってきたセリフが、これだった。
(何かあるって、クリスマスイブだっての!)
《主人公》達にとってこのイベントが取るに足らない認識であるのは理解していたつもりだった。
とはいえあまりにサラリと、しかもキョトンとした面持ちで返され、思わずズッコケそうになった。
「いや、実はこの日にさ……って、《パニィちゃん》?」
気を取り直す。《パニィちゃん》だけじゃなく、《主人公》が居合わせるこのタイミングをこれ幸いに、本題に入ろうとする。
が、それどころではない事態が発生してしまった。
『や、山本君、鉄君、山本君、鉄君、山本君、鉄君、山本君、鉄君、山本……』
『か、会長。いったいどうしたんだ?』
『答えなければならない場面なのかな。
ゴニョゴニョ何か、《パニィちゃん》がつぶやきを繰り返す。
『無理だよぉぅっ!』
『「え゛っ!?」』
突然声を張り上げる。
真っ赤にした両頬を、両手で包みこみ、恥ずかし気にしゃがみ込んでしまったから、圧倒された俺と《主人公》は、変な声が出てしまった。
『~~~ッツ! 山本君! 鉄君! いまの私を見ないでぇっ!』
『「え、えぇ~?」』
どうするよ。意味不明な発言。表情を悟られまいと、両手で顔を覆いながら座り込んだ《パニィちゃん》を見下ろすこの状況。
まず
『山本。お前一体、会長に何の話をしたんだ。こんな取り乱して』
呆れ顔を見せていた。どうやら、何かをしたのは俺だと勘違いしてるらしい。
(でもね? うん、突っ込みたいのは俺の方なの)
「……いや、何かをしたのは《主人公》の方だろ?」
『俺ぇっ!?』
問い返されたのは晴天の
きっと《主人公》は俺のせいだと疑ってならなかったから、逆の線を疑われて目を
「見るまでもなく明らかだ。お前が登場した。彼女が取り乱した。他に何か質問が?」
『う、ぐ……』
一息で言い切って見せる。
はじめ苦しそうに息を飲んだ《主人公》は、次第に「俺、俺のせいなのか?」など、狼狽え始めていた。
「二人を前にしたら、恥ずかしいよぅ。嘘だよね私。だって山本君だよ?」とか泣きそうな声でよくわからないことを口にする《パニィちゃん》。
「何をしたんだ俺は。駄目だ。心当たりが全然思い浮かばない」とはアセアセする《主人公》である。
「テメェ、俺たち
この混沌は、次の授業が始まる予鈴がなるまで続いた。
え? なんか俺が《主人公》に対し、心が荒みまくっているんじゃないかって?
それには理由があるんだが、それは最後まで取っておこうか。
◇
「先月チラッと伝えた赤ちゃんのお披露目会。今月の24日になった」
朝、
その日の授業および訓練終了後。ホームルームも終わって放課後になってすぐ、三組全員にその旨を告げた。
『とうとう日にちが決まったんだねっ♪』
『フム。その赤子とは、俺たちもいい縁で結ばれるといいんだが』
日にちが決まるまでどれだけ葛藤があったかなんて、クラスメイトたちには関係ない。
ゆえ、《ショタ》や《縁の下の力持ち》が手放しで嬉しがるのはしょうがないことだ。
寧ろ……
『フン。24日か。特段予定はないから行ってやらんでもない。
『加減は弁え給え蓮静院。どれほど気合を入れるか知らないが、やりすぎて、主催側を恐縮させるようなことになったら……』
オイ、イ・ケ・メ・ン・ど・もっ!
お前たち、本当にクリスマスイブをイベントとして見ていないんだな。
特に筆頭イケメンの《王子》なんて、クリスマスイブの日、デートの申し込みが殺到してそうなものだが。
やっぱ、日本古来の退魔師の家柄の御曹司となれば、西洋系にルーツのあるイベントを祭日として見てないんだね。
《政治家》はどうだろう?
奴の実家は一般家庭(異能力者の家系ではないという意味なだけで、親は代議士だけど)だ。
そのなかで突然異能力に目覚めたってだけだから、クリスマスの捉え方は俺に近いものがあるはずだが。インテリ眼鏡イケメンだし。
『楽しみだな灯里。そうだ。
『う、うん。そうね』
そして……
いやぁね? 俺だって
《主人公》だって出身は修験道に生きる一族。なら《王子》と同様、クリスマスをイベントとして見ず、これまで生きてきたんだ。
……
お前がしゃっきりしないから、お前がお前が……
そしてね《ヒロイン》さん?
今回ばかりは、
ここまでかき乱してくれた。
目に見えた、ハッキリした進展を見せてくれなかったら、納得しないからな?
『……ん、クリスマスイブの日なんだね。その日。鉄も……行くんだ』
『……クリスマスイブの日ですね。その日。鉄さんも……行くんですね』
……いや、あの……
《猫》さんに、《委員長》さん?
ジィーっと《主人公》を見つめてそのセリフって……え?
「ひ、人として、私は……」
でもって、わからないんだなぁ。
ルーリィも、なんだってズンと落ち込んで、ポツポツと呟いているのよ。
12月24日、クリスマスイブ。
この一日に対し、現れる反応は、まさに十人十色。
今日という日のこれらの話すべての発端は、朝食の談まで
◇
一日の始まり、朝ってなぁ実に爽やかだ。
「そ……んな……」
『ごめんなさいストレーナスさんっ!』
今日に限っては、その限りではないのだが。
一日最初の小隊内団らんのとき、朝ごはん。
みんなで食卓を囲む時間帯。早朝にも関わらず、来客二人の影があって、その二人が告げた内容に、ナルナイは、魂が抜けたような顔していた。
「に……さまとのクリスマスイブ。クリスマス……イブ……が……」
「お、おいナルナイ! 大丈夫か! さっさと戻ってこい! おい聞いているか!」
「しゃ、石楠灯里の人でなしっ! 俺のナルナイにとって、どれだけデカい衝撃なのかわかってるのかよ!」
失意に堕ちていた。
放心した彼女の様があまりに不憫で、思わず慌てて駆けよった。
「に、兄さま。ウソ……ですよね。ナルナイは、ナルナイはきっと夢を見ているんです。悪い悪い夢を」
(ホラ! だから言わんこっちゃない!)
茶碗を取り落とし、箸を落とす。
一瞬体を硬直させたナルナイは、あわや気絶したのじゃないかというように、仰向けに倒れこんでしまった。
それをガバっと抱き起した。
悪い予想は当たってしまった。
ナルナイの心に、滅茶苦茶な衝撃をもたらした。
だからアルシオーネまでもが、他人にゃ絶対使っちゃならない「人でなし」の言葉を、深々と頭下げる《ヒロイン》にぶつけていた。
『ストレーナス様、グレンバルド様。本件の責はすべてこの私めにあり♡ お嬢様は私を庇って前に出てくれましたが、責めるならこの私を……』
「責めたってどうにもならねぇんだよ! あぁ、クソッ!」
客人である、《ヒロイン》と《美女メイド》さんが朝っぱらからここにいる理由。
先日バイト先に現れた彼女たちの目的を、この場で告げ、謝罪するためだった。
あのときは、俺も誰と過ごすかは言っていなかった。
だが、ここまで大ごとになってしまったら、ナルナイだとわかっただろう。
『私としたことが、開催日を24日に設定してしまうとは♡』
「それだよ! なんとかそのスケジュール変えられないのかよ!」
アルシオーネが食って掛かる。
《美女メイド》さんは困ったような顔を作って右掌を頬に当てていたが、俺には演技だと知っていたから複雑だった。
それに、この話がいくら茶番として、ナルナイを騙くらかしていること。ここまで弱らせてしまうのは、自己嫌悪しか生まれてこなかった。
『申し訳ありません♡ お披露目の会の招待状はすでに出しておりまして♡ 招待状の到着は今日にも。三組皆様の学生寮あてにも……』
「し、師匠!」
(うひぃっ! アルシオーネ。やっぱりこの流れ、俺に話がふられちまうよなっ!)
やばい。やばい。やばい。
本格的に、アルシオーネの泣きそうにすがる顔を見ることができない。
親友の為なら、どんな苦労もいとわないコイツだから。ナルナイの悲劇は、コイツの悲劇に等しいから。
『それだけでしたらよかったのですが♡ 三縞市商工会の旦那女将衆へも送ってまして♡ 学生様方ならともかく、そちらの方々の予定は、おいそれと動かせないものと……』
「ふ・ざ・け・る・な!」
太陽のように明るい笑顔がトレードマークなアルシオーネに、こんな顔させている。
俺……達の嘘は、ナルナイだけじゃない。アルシオーネも傷つけていた。
「背に腹は代えられなかったとはいえ、胸が痛いな。自己嫌悪になりそうだよ」
「え? ルーリィ? いまなんて……」
「何でもないよ。なんでも」
この状況に、ルーリィを始めとして……
「あら、この結果。あまり考えすぎる必要はなかったかしら」
「自分が恥ずかしくなってきたかな。こんなに落ち込むの、わかっていたはずなのに。ナルナイの、兄さんとのクリスマスイブを面白くないと思ってしまった私って……」
エメロードにリィン。
「この程度でメンタルクラッシュですか。やっぱりまだ付き合いが浅いですね。ずっと私はイケズにされてきて、どれだけ歯がゆかったか。目の前でルーリィ・トリスクト様が選ばれた場面を見せつけられたときなんて……」
シャリエールも、順々に何かを言っていたが、今や耳を傾ける余裕が俺にはなかった。
「あ、あー。やっぱこうなっちゃったわねぇ」
ここで、現れたのはトモカさんだった。
最近は赤ちゃんにつきっきりだから、朝食を一緒にする機会はめっきり減ってしまっていた。
そのような近況である中、ここでの登場は珍しく、思わず目で追ってしまった。
(う……)
トモカさんと言えば、状況を目に、疲れた顔して、手を額に当てため息をついていた。
「ナルナイ。アルシオーネも。ごめんね」
「どぼがざぁん……」
「どぼがぁ……」
「ッツ!」
(あ、アカン。とうとう二人とも、耐え切れずに泣き始めちゃった……)
最悪だ。
予定調和で、こうなるかもしれないというのはある程度分かっていた。にもかかわらず、俺には止めらず、結果、泣かせてしまったんだから。
いま、トモカさんの胸に、赤ちゃんはいない。きっと母屋に残したのか。旦那さんが面倒を見ているのか。
空いたその胸に、二人は飛び込んでいった。
「色々、赤ちゃん生まれてから、慣れない事ばかりで時間が取れなくて。だから……お披露目の日の準備について、そこのメイドさんに、私の方からお願いしちゃっていたんだ……」
「……えっ?」
泣きわめく二人にほだされたように、ため息交じりに口にしたトモカさんは、ぎゅぅっと力いっぱい彼女たちを抱きしめた。
俺としては、その発言は初耳。
先日バイト先に《ヒロイン》たちが来たとき、提案されたのは、あくまで《美女メイド》さんの独断専行とでも思った。
『申し訳ありませんトモカ様♡ せっかくお任せいただいたのに、ご心配をおかけする形となりました♡』
「まぁ、話がここまで進んでしまったなら、もうどうしようもないけれど」
(トモカさんと《美女メイド》さんには繋がりがあった? いったいどういうことだ?)
「それで、一徹?」
「ハイ」
「ナルナイのことは……どうしよっか?」
「うぐっ!」
(いま、それを聞いてきますかっ!)
いや、話の流れというのは至極正しい。
事実として、24日のナルナイとの約束は崩れさった。
《美女メイド》さんが約束した通り、言い訳してくれているから、俺のせいではないということになっている(自己嫌悪半端ないってぇ!)。
そして、ナルナイとアルシオーネは落ち込んでしまって、泣いてしまった。
間違いなく、責任の大きな部分は俺にあるはずだった。
なら確かに、俺がフォローを挟まなければならない場面のはずだった。
「前に話したこと覚えてる? クリスマスに関わる借りは……」
「クリスマス熱が冷めやらぬ前に何とかすること」
「そう、貴方は何とかしなきゃならないのよ。それがナルナイへの筋。アンタは……
「ぐはぁっ!」
(正論……キタァァァァァァァァ(聞きたくなかったが)!)
トモカさんからのジト目は実に痛い。
だけじゃない。その話を耳にしていたナルナイが、埋めていたトモカさんの胸から顔を離し、俺に振り返っていた。
可愛い顔を、涙に鼻水に、グチャグチャにしちゃってまぁ。
(……本当、
鼻で息を吸い込み、その間にごしごし顔をふくように、顔面を両手で覆ってみる。そのまま深く息を吐き出した。
自分の表情を周囲に悟られないため。
なんというか、複雑だった。
もう、俺の中では
だが、他の5人も本格的に、
《大切な誰か》とか《旦那様》とか。
いまだお目にかかったことない存在こそ、彼女たちのそばに本来いるべきなんだとずっと思ってきた。
……
多分、俺の知らぬ、彼女たちの大事な人が現れても、なんというか
独占したいとか、そういうのじゃなくってさ。
トモカさんの旦那さんの心意気と同じというか。
彼女たちにとっての大切な人が、彼女たちを放っておくのであれば、俺が少しでも助けになってやりたいとか思うようになった。
少しでも楽しんでもらって、喜んでもらって。
勿論……「幸せにしてやりたい」
その言葉こそ、6人に対して同時に口にしたなら、彼女たち全員を傷つけることになる。
(まぁ、そんなこんなでね……)
いまのように、少しでも悲しませるのが本当に心臓に悪い。
それだけ、いまの俺にとって
「……《美女メイド》さん」
『ハイ♡ 山本様♡?』
「ナルナイにとって、その申し出はデカすぎます。ただ謝罪すればいいってわけじゃない。わかってるはずです」
『もちろんですわ♡』
これも予定調和な話の流れであることは分かっている俺が、実はナルナイを裏切っているんだ。自分自身に、
「後始末というか、迷惑かける詫びくらいは、期待していいでしょうか?」
『アフターフォローでございますね♡ ハイ♡ 全てこの私に、お任せくださいませ♡』
無理難題と我儘を貫き通してきた《美女メイド》さんが腹立たしい一方。俺は自身が腹立たしい。
《美女メイド》さんに問いかけた俺。しかし視線だけは、涙で目の周りを腫らしたナルナイをずっと定めていた。
クリスマスというのは、恐ろしいイベント……だと思う。
笑顔にさせると思ったら、人によっては涙させる怖い怖いイベント。
そんなイベントに向けた俺のDeath Marchは、まだ始まったばかりである。
すべては、彼女たちのなかから一人選べない俺のヘタレに端を発する。
俺は……ラノベにあるような鈍感主人公キャラとは違うんだからね。
……
想いに、気づかないから。
好意が届いたことに、相手も手応えを感じられないから。
仮に複数人から同時に感情を寄せられても、一人を選ぶことを迫られない。
想いに気づくまで、今までと変わらず、みんなと一緒にいられる。
ヘタレの方がずっと質が悪いよ。
多分、いつまでもこれまで通りとは行かない。
その想いが俺に届いてることを、きっとすでに彼女たちは自覚してる。
だから、
もう一つ大きな違いがあるな。だから鈍感は、相手を大きく傷つけることがないんだ。
鈍感とヘタレが同じとか、そんなわけはないんだな。
本当、
----------------------------------------------------------------------
クリスマス章、始まりました。
また、ラブコメに戻れたらいいな。
いつもありがとうございます。
年末で、プライベートで日々死んでます。
ストックはありますので、体裁整い次第、なるはやで更新します(汗)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます