ただでさえ解り得ない人の心
ただでさえ解り得ない人の心
知り合ってまだ間もない貴女の心を解りたいと思うなど あってはならない事
時間を掛けても たとえ心に触れられようとも 人は人の心を理解できない
そんな事は周知の事実であり 異論など差し挟む余地のない正論――
ところがその解り得ない人の心を
知り合ってまだ間もない貴女の心であっても
「解りたい」「理解したい」と思うのが私の心・・・
心には何がある?
声も言葉も表情もそこにはないが そのどれにも心をこめられる
見えはしない たとえ触れられずとも 人はそうやって心を知ることができる
私が知りたいのは 貴女の心だけ
出来れば 出来るだけ 貴女の声を聴いていたい
そして貴女の言葉に耳を傾け 貴女の表情に見惚れていたい
時間を掛けてでも いつか心に触れてみせよう
人が人の心を理解できないのなら せめて貴女の心だけは知りたいから・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます