○月○日 ~葛藤~
○月○日。
きっかけは何だったか思い出せないが、いつからか本山らのに「支援」をしたいと思うようになった。恐らくいつも面白い本を教えてくれる彼女に、何かお返しがしたいと考えたからだと思う。
支援というのは、pixivFANBOXで登録すると毎月決まった金額を彼女にあげる(他の言い方が思い浮かばない)ことができる支援者になれる。多分そんな感じだ。
それを始めたいと思ったのだが。
「支援よりも、本を買って欲しい。支援はお財布に余裕のある方でよいので……」
といった感じのつぶやきを彼女が何度かしていた。
私はこのつぶやきがあったため、支援をしたいという気持ちを行動に移せずにいた。
彼女に支援をしたい。
でも、まだまだ買っていない紹介作はたくさんある。
自分の「支援をしたい」という欲望と、彼女の「本を買って欲しい」という願い。
どちらを優先すればよいのか。
そうやって悩み続けたのは、一ヶ月や二ヶ月ではなかったと思う。
毎日悩んでいたわけではないけれど、それでも長い間悩んでいたのは覚えている。
そうして悩み続けて出した結論は……。
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