46話 地下空洞を目指して


『おっと。こいつはやり甲斐ありそうだぜ?』

通信ネットワークを司る制御室まで約六メートル。

天井を突き破りそうな大蜘蛛の合成生物キメラを関節ごとにバラバラにした直後。

強い視線を感じて奥を見つめると、視線を投げ返す異星人の姿が見えた。

頭は山犬のように伸び、袖のない軽鎧に酷似した防護スーツを纏っている。剛毛に覆われた頭がヘルメットに隠されると、獣人は背中に手を伸ばし、長柄のスタッフを振り回した。釣り針のような凶器が先端で鈍く輝く、もりだ。

『ケイナン星の獣人兵だぜ。しかも武装してやがる』

「どうでもいい。犬の散歩に付き合うつもりはない」

しかし蘇芳は正面から放たれる殺意を受け流せずにいた。

素で地球人の身体能力を超え、加えてネーベルング製のライトアーマーを装備、手には蘇芳が得意とする長柄の得物である。

蘇芳は右手にのみ手甲剣を、左手に拳鍔ナックルダスターを装備した。

両足もまた薄っすらと炭素結合により強化され、小さな刃が爪先から飛び出た状態になる。

「俺は準備できた。そちらはまだか?」

銛の先端が薙いで光った。

ケイナン星人の用心棒はすでに距離を縮めていたのだ。

殴る。

突く。

薙う。

大気をかき回すように一連の動きを不規則に行う。

その間を縫うように蘇芳は肩や首を逸らし、跳躍し、時には甲剣と切り結び、弾き返した。

普通、狭い場所だと槍や棒は使いにくいはずである。

壁や天井にぶつかるか、最悪の場合刺さって身動きがとれなくなるからだ。

しかし当の使い手には無意味だった。

銛が当たった箇所は亀裂が走り、タイルは剥がれ落ちて瓦礫を作るだけとなるからだ。

だが、問題なかった。

左の拳で銛の軌道を逸らす。

ガラ空きになったところで、手甲剣をヘルメットで守られた頭へと伸ばす。



だが、ヘルメットの下半分は開閉型になっていた。

剥き出しの口は裂け、犬歯を備えた上の歯が刃に引っかかる。

そのまま手甲剣は噛まれた状態で顎に挟まれ、蘇芳の右手は封じられた。

「離しなさい!」

ルシアは投擲ナイフで援護しようとするが、背後の壁に空洞ができ、ドロイド兵達が転送されていた。

やむを得ず、準備していた飛び道具を雑兵相手に使う羽目となった。

蘇芳は右手を引っ張るが、微動だにしない。

その隙に山犬の銛は右の脇腹を狙う。

左手で防いだが、今度は蘇芳の両腕が無防備となったため、ケイナン星人は腹部目掛け右足で鋭い蹴りを放った。

蘇芳もまた右足を浮かせて相手の軸足へ蹴りを放った。

先端の刃は、しかし足首を切断することがなかった。

相手の脚部もまたバトルブーツの類だろう。

結果。

そのままケイナン星人はバランスを崩して転がったが、蘇芳の右手はまだ咥えたままだ。

蘇芳の体も引き寄せられ、山犬の足はそのまま蘇芳の体を今度こそ蹴り飛ばした。

受け身の姿勢で床に手を突くが、蘇芳の口から生暖かい物が赤黒く顎まで染めた。

その姿が視界に入り、ルシアは攻撃の手を止めてしまうが、顔すれすれを飛んできた警備ロボットの銃弾が注意を喚起した。

『おいおい…まだ来てんぞ!』

うずくまる姿を見て、山犬の口は歓喜に裂けた。

高揚した気分に合わせて動きに活力が生まれる。

たちまち間合いは一気に狭まれた。

蘇芳は片膝をついたまま、今度は左手を前に突き出した。

ケイナン星人は再度上顎を開き、口蓋へと拳を収めようとした。

右手の刃は問題ない。

肘と膝で挟み込み、防御のできない腹目掛けて銛を穿つ。

瞬間、ホワイトアウトした。

パシャ、と水が弾けるような音を立ててると、それも束の間だった。

「それが素顔か」

次の瞬間、視界は冷たい質感に遮られていた。

隙間を埋め尽くすのは、天井の照明。そして、暗視ゴーグルでは見えなかったモノ。

それが今、目前で嗤っていた。

不吉すぎる白い肌にのっかった薄い唇。

黒いクセのかかった髪を振り乱し、同じ色の装束を翻して、標的の…夏目蘇芳の指が広げられていた。

男にしては長すぎる指が黒いフェイクレザーの手袋に覆われ、関節ごとに込められた力が毛皮で覆われた剥き出しの頭を掴んでいる。

なぜヘルメットはなくなった。

いつの間に、夏目蘇芳は自らの頭を捕らえたのだ。

束の間に何が起きた。

「知る必要はない。俺は先に行く。貴様はそこで逝け」

照明よりも鋭い輝きが先端に込められた一撃。

それが最期に見た光景となった。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



銃弾。

光線。

爆弾。

いずれも人間相手に使うにしては威力が大き過ぎた。

だが防衛作戦部の地球圏突入部隊は躊躇しなかった。

慈悲もない。

それもそのはず、標的は軽鎧ライトアーマーを装備した人型生体兵器ホムンクルス

今や彼らの全身は肥大化し、巌のような体躯に変貌していた。

生体機動兵器…ゴーレムである。

「源治、あと何人いそうかな?」

艦隊から投下された防衛作戦部第十四旅団。

神奈月神楽大佐が指揮する下、異星の兵士達は城塞めいた地球の研究施設に侵攻した。

「『何人』、だあ? 馬鹿言ってんじゃねえ! 『何体』の間違いだろうがよ!」

先陣を切るのは機神部隊である。

一応。

なぜなら、

「どう見たって無理ゲーじゃねえか!せめて機神マキナの使用許可貰ってから送り出せ馬鹿野郎!!」

軍用スーツを着ていることを除けば、全くの生身同然である。

しかも兵士一人に対して群がるのは、巌のような人型数体。

機神部隊の狙撃切り込み隊長こと皐月源治は唾を飛ばしかねない勢いで悪態をついた。

「くたばりやがれえええっ!」

プラズマ粒子砲。

エレメントなる暗黒物質の一種を凝縮した光学銃だ。

青みを浴びた白い熱線が、北の大地の宵闇を裂いた。

軌跡が通過、あるいは掠めた対象は尽く塵に還っていく。

その様子に、ううむと神楽は即席の詰所で目をすがめる。

モニターを走った一条の光の下、軌跡から敵兵は消えた。

『ふん、さすがは皐月の三男坊というわけか』

その詰所には別に端末が設けられ、空間モニターには薄汚い白衣の中年男…秋葉原白夜が腕を組んでいた。

『脳味噌まで筋肉と脂肪でできているかと思っていたが』

「あれで慎重に的を狙ってるんですよ。もう少し評価してはいかがです?」

『没落した春宮の分家に言うセリフではなかろう。それに…見ろ』

消滅した敵兵の存在などどこふく風。

後ろから更に援軍が追加されていた。

『地球の一企業の警備システムではないぞ。動きはいっぱしの軍隊並みときたものだ』

仰るとおり、と神楽は相槌を打った。

秋葉原白夜は軍人ではない。

だが、学院アカデミーの技術を軍事利用する研究に生涯を捧げてきた。

その一環として、戦場をこの目に焼き付けてきたことは言うまでもない。

ゆえに、分かるのだ。

「ネーベルングの戦力が地球の小国…下手すると一技術大国に匹敵することは予習済みでしたがね」

「予習なんざ知るか!!」

プラズマ砲の咆哮と源治の怒号が重なった。

巌の挙兵は壁さながら。

まだ研究所を囲む昔の城壁に近づくことさえままならない。

「これだけは言えるよ、皐月少佐。あちらのアンドロイド…生体兵器だからホムンクルスか? あれは規格どおりに動くが、一個体としては秀でている特徴はない。ゆえに数が揃えば群体として力を発揮できる」

「ああそうかよ…つまり!」

「つまり」

背後。

ミシ、と掴まれた物がひび割れる。

「都合のいい足止め。そういうわけだ」

ぶら下がったまま活動を停止した機神マキナが放り投げられる。

極月泰山は彼の機神マキナ…ビーストマスターを装着していない。

今の彼は銃口が備わったガングローブで応戦している。

レリーフを刻んだように鋼のような肢体に相応しく、彼が扱っても壊れにくい装備なのだ。

「地球は科学技術がほぼ遅れている。だから機構ウチ機神マキナの使用を厳しく制限しているのだ。余程の例外がない限りな」

「相手が魔術師か異形の寄生体ならいいのによ…!」

怒号と共に立て続けに源治の大砲から光線が吐き出された。

味方の兵まで散り散りになる。

「ふざけやがって…蘇芳がとっとと目標ターゲットに近づきゃ…」

機神マキナさえ使えたら戦況はこちらが優位に立てるんだけどね」

『そうだな、防弾チョッキの代わりにはなるだろう』

その物言いに神楽は苦笑した。

機神マキナに対する秋葉原の評価は依然として変わらない。

「手厳しいご意見で。当初は秋葉原博士も機神マキナの開発は引き受けたがらないようでしたね」

『当然だ。あんな着ぐるみ、ロボットのうちに入らんわ。だが…今は入り用だ』

爆撃音が頭の内側から反響する。

火の粉と煙に舞い上げられ、特殊スーツを纏った兵士達が大地に散らばる。

『議会からの許可はまだかね』

秋葉原は腕組みしたまま、人差し指を忙しなく折り曲げる。

肩が小刻みに震えているのは貧乏ゆすりのせいだろう。

「あちらも難航しているのでしょう」

『私が直接乗り込んでも構わんか?』

「よしてください、来年度の予算案に響きますよ。それに私達の式典に…」

ザ、と走ったノイズ。

直ちに神楽は浮かび上がる空間パネルを指で近づけた。

そこに記された文面。

間違いない。

『やっと来たか。実に鈍臭い連中だ』

秋葉原の苛立ちはやがて鼓舞に変わった。

『餞別代わりだ。この際、君達が頼んだ試作品も追加してやる』

「喜んで使わせていただきます」

人差し指を額に当て、十四旅団の少佐は謝辞を述べた。

それから程なくしてCode:00が発令された時、誰よりも歓声を上げたのが源治だった。

「っしゃあああああ!! 覚悟しやがれ土人形共っ!!」

歓喜に満ちた顔が機械仕掛けの仮面に隠されると、たちまち両手に構えた砲台から光の一閃が伸びた。

光の筋に残ったのは、焼き潰されて骨組みまで縮んだ人造兵器ゴーレムの成れの果てだった。

『素晴らしい。見るがいい、カレル君私が機神マキナ兵装用に小型化したプラズマ粒子砲の威力を…』

『ええ、アンバー博士から惑星鉱石学科を引き継いだ後、エネルギー工学科を利用した甲斐がありましたね。プロフェッサーの才能によるものです』

相槌を打つAIの世辞に満足しながら、秋葉原は一気に逆転した戦況を嬉々として見守るのだった。

『では、神無月君。あとは任せたぞ。巨神を確保し、装置の稼働ができ次第再度報告したまえ』

「了解です、秋葉原博士」

『それから…終わったら娘に会いに行ってやれ。あいつを安心させてやりたい』

「彼女は芯の強い女性です」

『花婿なら気を利かせろ』

「失礼しました」

神無月家の若き当主は唇を小さく結んで目を細めた。

戦場では見せることはない表情に秋葉原は満足したのか、通信は切られた。

『少佐、見えてきました!』

地球の西欧独特の石で積まれてできた古城。

外界からは全く研究所に見えない。

(しかし、千年以上前から魔術の研究も盛んだったという。ならば外観は関係ないか)

神楽は普段と変わらない穏やかな声に、抑揚を廃して指示を送った。

『先に番兵を制圧。すでにネットワークは無力化されている。工作兵以外の突入部隊は正面玄関からだ』




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



ウルが独自のローカルネットワークを開いたおかげで、三人は地下三階に転送された。

外部とのネットワークを遮断した今、『商会カンパニー』の増援が呼ばれることはない。

『さて、材料は整った。蘇芳、お前さんの作戦とやらを聞かせてもらおうかねえ』

「今ある判断材料から立てた計画だ」

蘇芳曰く、彼とルシアが白衣で変装して巨人と瑠禰がいる空間に潜入。

隙を作って璃緒に瑠禰を連れ出させるのだ。

「逃走用の足は必要ない。ネットワークを無効化した後、ウルに送らせる』

「スピーダーバイクでも送ってくれるんですか?」

明かりがついたように目を見開く璃緒の言葉を蘇芳は違うと否定した。

「より効率的な物だ。お前もよく知っている」

『ま、手段はどうあれ最奥部に着いたらそれでお前さん達は脱出しろ。蘇芳は防衛作戦部が到着するまでの足止めだ。機神マキナの使用許可が下りたから太鼓判は押せるぜ』

「状況次第では俺は神楽達と残って巨人の転移作戦に当たる。お前達の避難場所はウルに任せた」

「避難場所って…学院アカデミーじゃないんですか?」

いいや、とモニターに浮かぶドット絵の顔が首を横に振った。

『コロニーじゃネーベルングの連中が追ってこないとも限らねえ。機構が事後処理を終わらせるまで、お前達は別の場所に隠れてもらう』

璃緒が別の場所とはどこなのか尋ねる前に、蘇芳は倉庫の棚から無造作に白衣を二着は引き出した。

それからキャスター付きの籠だ。

「璃緒はこの中だ。ルシアと俺で押して行く」

「ホムンクルスを移動させるための収納ケースですね。使わせていただきましょう」

まるでたらい回しだ、とぼやく璃緒の声を誰も聞いていなかった。





そこは天井が見えなかった。

壁さえもない。

当然だ。

なにしろ人の手で作られた空間ではないのだから。

(広間っていうか、これは)

璃緒はキャスター付きケースの隙間から目を凝らした。

大空洞化。

それこそが天然の壁と床を構成する。

巌の地肌に不釣り合いな大小異なるモニターが質感の違う壁を形成し、向かい合う防護服は機械に同化したように離れない。

忙しなく室内を行き交う白は研究者達の白衣とマスクだろう。

いずれものっぺらと無機質。

中央では祭壇のように豪奢な金飾りのついた赤い肘掛け椅子が設置される。

背もたれに身を預けて座る少女は人質や囚われの姫君というよりもむしろ

『偶像、ってな』

収納ケースに頭をぶつけそうになる璃緒だが、かろうじて中から飛び出すのを抑えた。

そして最奥。

舞台を包み隠す真紅の垂れ幕で定かではない。

だが、いる。

何か、ではない。

この感じ。

夏目蘇芳には心当たりがあった。

幾度となく邂逅しかけたソレ。

初めての時の感覚を忘れない。

(準備はいいですか?)

無線代わりの端末越しにルシアの声が響く。

頷くと、蘇芳は出入り口のそばにある部屋の主電源に手を触れた。

パスコードはウルが入手した。

それを打ち込めば全ての機械は機能を停止する。

照明は消え、生命維持装置めいた機械は全てシャットダウン。

あとは、

『やってくれ』







フッ、と闇が訪れた。

稼働していた機械の駆動音はフェードアウトしていき、代わりに騒めきが大きくなっていく。

「停電だと?」

「どうなってる? 誰の仕業だ?!」

「予備は? 今停止させるわけに…」

声のする方向で人の位置を把握。

白衣を脱ぎ捨てると、黒いフードを下ろし、蘇芳は研究員達の間を掻い潜り、鳩尾に突きを叩き込む。

床に人の胴体が落ちる音を聞いたうえで、璃緒は瑠禰が座る玉座に近づいた。

不意打ちの出来事なので、当然困惑したようにそわそわしている様子が衣擦れで分かった。

「姉さん」

それだけ言うと、ハッと短い息を流れ込んでくる。

「璃緒」

目が暗闇に慣れてきたのか、瑠禰の白い顔や金の髪が薄らと浮かび上がる。顔には安堵が宿っている。

緩やかな笑みすら。

『なんだ、思ってたより元気そうじゃねえか』

ガングローブによるストレートで後ろ手の拘束は解いた。

『さて、長居は無用だぜ。とっとと』





バチ、と天井から容赦のない灯りが叩きつけられる。

「予想はしてたがな」

息を飲む声が殺人姫から聞こえた。

皆が振り向いた先。

機械の稼働は止まり、作業員や研究員達は物言わず倒れている。

その透明な壁を背に、北の巨人と魔女の息子は佇んでいた。

「さすがだな、夏目蘇芳博士。来るのは分かっていたが…予想以上に早かったな」

レナード=ネーベルングはわずかに片足を後ろに引き、まだ幕が上がっていない真紅のカーテンを示す。

「ちょうど魔力供給が終わって落ち着いているところだ。君のアンドロイドには感謝する」

『案内するぜ』

璃緒は頷くと、瑠禰の手を引いてルシアの元へ駆け寄った。

彼女は唯一電源を確保した端末を起動させていた。

スクリーンに浮かび上がる光景に璃緒と瑠禰は見覚えがあった。

「『コスモ・オンライン』? じゃあ、転移装置って」

「使い方は知っているでしょう」

そう言ってFMDを二人に渡した。

「ウルが寄越したのはこれだったのか」

「ええ、ですが」

ルシアは手にしたのFMDを見下ろした。

『ルシア、お前にも来てもらうぜ。むしろ、巨神が覚醒しかけたら真っ先に狙われるのは若い同族だ。蘇芳はそのためにお前さんも逃すつもりだったんだよ』

ルシアは振り返った。

その先にいるのは異星の若い科学者だけではない。

同じ髪と目の壮年男性。

そして、湖水を浮かべたような瞳と視線が合った。

どこか遠くにいる誰かを呼ぶような表情だった。

(でも)

ルシアはFMDを頭に被った。

(私は母とは違う)

彼女自身もゲームのアカウントを持っている。

だからログイン資格はあるのだ。

なにより異星のAIがいる。

『特別正体だ。サーバー00、選択』

機構の存在のみが許されるゲートが開放された。

三人の体はエレメント粒子に包まれ、正気を失った研究所を脱した。

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