第14話 運命の青い糸 十四

 『克也さん、少し話があるのですが…。

 明日の正午、大学の中央の時計台まで、来てもらえませんか?

 あと、大事な話なので1人で来てもらえたらありがたいです。』

 由利加さんからそんなメールが来たのは、俺たちが一緒に活動することが決まった日の夜であった。

 『…分かりました。ではまた。』

俺は、若干シンプルなメールを、由利加さんに返した。

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