災害でも起こして学校サボりたい

夏冬春秋

文字通りの最終回

 いつも通り、四人並んで登校する俺たち。

 二列やら、四列やら、その場に応じて隊列を組み替えつつ歩いて行く。


「はぁ。めんどくさぁ。災害でも起こして学校休めねぇかな?」

 と、発言すらも惰性を感じるように春一。


「ちょっと!それは不謹慎すぎるんじゃない?モラル的に問題があると思うわ!」

 と、まるで委員長のように(実際に委員長だけど)言う雪見。


「まぁいいじゃん。で、災害起こすって具体的な設定は?スペックホルダー的な?」

 と、くだらないことに好奇心をそそられている秋空。


「朝からやかましいわ。ちょっとはまともな会話をしろよ。」

 と、俺、常夏(バカみたいな名前)が場を制す。そして俺はこう続けた。






「大体だなぁ。災害は起こすなんて無理だからな!ただでさえいつ世界が終わってしまうか分からな


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災害でも起こして学校サボりたい 夏冬春秋 @KatouHaruaki

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