第7話 覚悟
エルシア「ん~ここは引いた方が良さそうね~」
エルシアが持っているパラソルが開くと四人を包む
ゼウスが攻撃を止めた瞬間、四人はいなくなっていた
ゼウス「逃げたか……まあよい
いつでも片付けられる」
ついたのはエルシアの屋敷のようだ
懐羅「どうして俺達を助けた?」
エルシアは紅茶を飲みながらその質問に答える
エルシア「私ね~ゼウスとかあんまり興味ないのよ~正直、オリンだからとか、何処かに属すのとかまったく興味ないの」
陽介「君もオリンの神操縦者なのは知ってる
でも姿があまり見えなかったのはそういうことか」
エルシアは頷く
エルシア「でもあなた達を見て気に入ったわ~
なんか助けてあげたくなったのよ~
ということでこれからもよろしくね~」
懐羅「色々とあっさりしてるな…………」
急に襲ってきた敵が急に味方になるなんて懐羅達からみたら不自然でもなんでもない
それでも不思議とエルシアの表情は嘘つきに見えないのだ。普段からボーッとした顔をしてるせいか、そんなことはもういいやとあきらめた懐羅だった
エルシア「…………で、その子はまだ怯えてるのね」
うずくまる生子を見つめるエルシア
無理もない、ゼウスの裁きを受けた者は死ぬ
契約の代償どころではない。そして友人になったばかりの二人も失った
震えが止まらないわけがない
生子「私がもし勝っちゃったら…………」
懐羅は生子の肩を叩く
懐羅「でも、やるしかない
託してくれたジュリとシェイドの気持ちを無駄にするのか?」
生子「…………!! 」
そうだ、ここで二人の気持ちは無駄にできない
生子は決めた
生子「…………人を殺すのは怖いけど
私…………やる」
懐羅「おっし、そのいきだ!! 」
エルシア「クスッ、中々立ち直りが速いのね~ますます気に入ったわ~」
エルシアは後ろに置いてある金の箱を持ってくる
エルシア「あなた達にこれを」
開けられた箱から2枚のカードが生子と懐羅の元へ飛んでいく
生子「ジェネレイタージークフリード…………」
懐羅「ジークフリードルドラ…………」
エルシア「それがあなた達の覚悟よ」
「戦いで示してみなさい」
まるで、エルシアがそんな意味で渡したカードのようだ
生子と懐羅「頷く」
陽介「おっ、ちょうどもってこいの奴等が来たぜ」
ゼウスダミーが2体
生子「…………行くよ」
懐羅「ああ」
生子と懐羅「ゲートオープン界放!!!!!!!!!」
陽介「…………まあ、あとはあいつらで大丈夫だろ」
陽介は去ってしまった。
戦いは続き
生子「ジェネレイタードラゴンゼロ!!創世い!!
デッキから、アバタードラゴンレッド1体とブルーを召還!!
そして煌臨せよ!ジェネレイタージークフリード!!」
ジェネレイタージークフリードの煌臨時効果、のターン自分の創造スピリット全てに赤シンボルを1つ追加するのだ!!
ゼウスダミー「ぐっ!!」
生子「レッド!ブルー!
行って!!」
ゼウスダミーlife×0
懐羅「さて、こっちもいくか、
ヴァルドラムでアタック!!」
ゼウスダミー「無謀な……こちらは4体のコフィンクスとケプリがいるのだぞ!」
懐羅「さてねえ…………マヘシュバラ煌臨せよ!ジークフリードルドラ!!
お前のスピリット、アルティメット5体のコアを3個ずつリザーブに送る!
そしてこの効果で消滅したスピリット、アルティメットの効果は発揮されない!!」
ゼウスダミー「な、なにいいいいい!?」
懐羅「じゃあな」
ゼウスダミー「ぐおおおおおお!!!!!!」
ゼウスダミーlife×0
生子「…………よし!」
自信を取り戻した生子
一方別の場所、平行世界だろうか
ここでも新たな戦いが始まろうとしていた
?「さあ、行くぞ
地海(ちうみ)」
- 続く -
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