第8話天之矛地海

生子は夢を見ていた




ここは宮殿の中



周りにはたくさんの観覧席があるようだが人は誰もいない




生子「…………え」




目の前には何故か壊羅がいた




壊羅「さあ……最後の戦いを始めようか」




生子「え、何で……壊羅君!?」





壊羅「消えろ!!生子!!!!!」




ヴァルドラムが襲いかかってくる!!!!





生子「ひっ」











うわあああああああああ!!!!!と叫びながら飛び起きる生子、全身から汗が止まらない




ブラフマー「生子、大丈夫か? 大分うなされていたようだが」





生子「はあはあ……うん」





最悪な目覚めだった







気を取り直して今日もゼウスダミーを探しに行く、しかし夢の事を思い出してか壊羅の顔をよく見ることができなかった。




生子「壊羅君に悪いことしちゃったかな……」




ブラフマー「何、夢は夢さ


それよりも生子、君に聞きたいことがあるのだが」






生子「なに?」




ブラフマー「君もそろそろ学校に行ってみてはどうだ?」




生子「うーん、学校かあ」



生子は14歳、ブラフマーが心配するのも無理はなかった。 彼女の歳ならば中学校に通うのが普通であろう。入院中の彼女を無理矢理歩けるようにした罪悪感もブラフマーなりに感じているようだ。




生子「……急に行ってもみんなビックリしないかな」



ブラフマー「大丈夫だ、私の創造の力で記憶を操作してやろう」





生子「創造で操作……よくわからないけどお願い」




そんな話をしながら歩いていると公園に付いた




生子「ここは天海(あまうみ)公園だね、見ての通り海に囲まれた公園だよ」



ブラフマー「素敵なところだな」





すると海辺を走る一人の少女がいた




少女「あはは!! あはは!!」



どうやら楽しく水遊びをしているようだ





ブラフマー「!!生子!!デッキを構えろ!!」



生子「え!?」




ブラフマー「彼女は神操縦者だ!!」





生子「そんな!?あんな小さい子が!?」



ゼウスは子供にも関係なくこんな戦いに巻き込むのか



生子に小さく怒りがこみ上げてきた






少女が生子に気付き近づいてくる






生子「え、あっ💦」




少女「…………」



一瞬生子を見つめていた少女だが






少女「にこー!!」



満面の笑みを見せた





生子「え」





少女「せいせいは、








これで何度目の人生なのですか?」






生子「…………!?」




何故か頭が痛くなる。


砂嵐がザザザーとなる、あの感覚が脳裏をよぎる。






生子「えっと……なに?



私とあなたは初対面のはず……」





少女「覚えていないのですね


でも、みーはせいせいのことたくさん覚えているのですよ!!」





生子「あ、う💦」




地海「みーの名前は天之矛地海(あまのほこちうみ)、せいせいの事ずっと知ってるのですよ!!!!!」






さっきから砂嵐が止まらない





ブラフマー「生子!しっかりしろ! 」




ブラフマーの声で意識を少し取り戻す




生子「う、うん……取り合えずあなたを……」



デッキを構える生子、しかし地海は生子の構える手を優しく握って下に下ろしたのだ




生子「なっ……!!」




地海は首をよこにふる




地海「みーとせいせいは戦ってはいけないのですよ。」




生子「な、何で……?」



また地海は笑顔で





地海「戦う理由が無いからなのですよ!!!!! 」




生子「え……」




地海「みーの相手はあっちですよ」





ゼウスダミーが現れる






地海「スサノヲ!!」



地海が呼ぶと創界神が姿を現す!!




スサノヲ「おおし!!やってやるかあ!!」




生子「地海ちゃんの神様……!!」



ブラフマー「しかしインディーダにもオリンにもエジットにもあんな神はいなかった……


何者なんだ? 」







地海「ゲートオープン界放なのですよ!!!!」








turn1地海


地海はゴッドシーカーパラサノカンナギを召還


デッキにの上を3枚オープンし、その中の創界神スサノヲと荒波霊刃アラナミを加えた。


ターンエンド



turn2ゼウスダミー



ゼウスダミー「ライトブレイドラ、そしてカキューソを召還!


バーストセット!!



さらにネクサス、星創られし場所を配置!



2体でアタックを仕掛ける!!」





地海「どちらもライフなのですよー」




地海life×3





ゼウスダミー「ターンエンド」





turn3地海



地海「創界神スサノヲを配置なのですよ~」





スサノヲ「おっし、暴れてやるか!」


神託で3コア追加された!


さらに荒波霊刃アラナミをスサノヲに合体!!



続けてゴッドシーカーカミムスビハイドラを召還



召還時効果でムラクモレックスを手札に加えた!!



これでターンエンド






turn4ゼウスダミー


ゼウスダミー「我が龍を呼ぶ家臣


銀河龍アンドロメテオスをLv2で召還!!





アタックステップ!!銀河龍アンドロメテオスよ、ゆけい!!」





だが、スピリットがアタックしない!!



ゼウスダミー「なぜだ!?」




地海「アラナミの神域効果、


相手はアタックするときにリザーブのコア1つをトラッシュに置かないとできないのですよ~えへ♪」





ゼウスダミー「ぐっ……ターンエンド」






turn5地海




地海「それでは~」



にこにこしていた地海の目付きが鋭く代わる!!



生子「な、なに!?」



髪の色が両目が赤く変わった!!






地海「…………燃えちまえよ!!!!



半神の1体!! 大地震わす赤!!


恐竜武神ムラクモレックスをLv3で召還だおらあっ!!」



大地が割れ、マグマと共に恐竜の神が現れる!!






ムラクモレックス「グオオオオオオオオオ!!!!!!!!」





荒波霊刃アラナミをムラクモレックスに合体!!



地海「アタックステップ!!


やっちまいなムラクモレックス!!



アタック時効果、天界放発揮!!



赤か青の創界神のコア二つを乗せて、このスピリットのBP以下の雑魚を1体破壊する!!


アンドロメテオスを破壊!!



そして回復!!」



ゼウスダミー「なっ!!」



地海「まだだよ!!Lv2、3効果でこいつが敵を破壊したとき、相手のライフ1つリザーブに梳るんだ!!」




ゼウスダミーlife×4





ゼウスダミー「ライフで受ける!!



ぐおおおおおお!!!!!」






ゼウスダミーlife×2







ゼウスダミー「くっ、バースト発動!!



エクスティンクションウォール!!



ライフ2つ回復!!


そしてコストを払い、アタックステップを終わらせる!」





地海「ターンエンド」




turn6ゼウスダミー



ゼウスダミー「来たか



イグアバキーを召還



そしてアクアエリシオンを召還!!



続けてフォースドローを使用し、手札が四枚になるまでドロー!!



ライトブレイドラを消滅させイグアバキーを召還!!




アクアエリシオンの効果、これで俺のスピリットは装甲赤青紫!!



まさに鉄壁!!



ターンエンド!!」







turn7地海



地海「…………はっ!!」




ゼウスダミー「な、なんだ!?」


生子「地海ちゃんを……水が包んでいく……!?」




まるで燃え盛る炎を潤し消し去るように



すると地海の髪と目の色は青くなった





地海「…………問題はないわ



あなたはこれで終わらせる 」






地海の背後から荒ぶる大波が!!






地海「半神の1体、全てを飲み込む青



轟海覇神ヤマタハイドラノカミ



沈ませなさい」







大波の渦から8つの頭を持ち海蛇が現れる!!




ヤマタハイドラノカミ「ぐおおおおおお!!!!!」





生子「化神が2体……!?」





地海「召還時天界放発揮


赤か青の創界神のコア二つを乗せて地竜、海首を持たずもの、2体を破壊




この効果は重装甲、超装甲以外の効果で防げない」






ゼウスダミー「な、なんだとおおおおお!!






アクアエリシオンとイグアバキーを撃破!!



地海「いきなさいムラクモレックス



天界放でイグアバキーを破壊



ライフも破壊しなさい」





ゼウスダミーlife×3






ゼウスダミー「まだだ!サイレントウォ……」





地海「ヤマタハイドラノカミLv2の効果、



自分の地竜、海首を持つスピリットがアタックしている間、相手は手札手元のマジック及びアクセルは使用できない」





ゼウスダミー「なっ」




ゼウスダミーlife×1




地海「ヤマタハイドラノカミ」









ゼウスダミー「ぐおおおおおお!!!!!」




ゼウスダミーlife×0



消滅!!







生子「…………」




地海「…………にこー!!」






生子「あなたは1体……!!」




生子に近寄る地海





地海「せいせい」







地海「かいちんに合わせてほしいのですよ~」



生子「えっ!?」







地海「にこー!!」






続く












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