軍資金増殖。あと未来予想図。
実は彼に口酸っぱく言われていた銀行のローンの返済が終わった。そして少しばかり大きな資金が証券口座に入金される。どんなも魔法を使ったかって?実は彼が私に百万円ほどあげるワケが……ないに決まってるでしょ。何度も言いますけど彼は本当にその辺は、すーぱーウルトラシビア。
多分ね、きっともし結婚しても私は彼に自分のお給料管理してもらうことになって、足りない時に経費計上っていうの?事務とか全然分からないんだけど、紙に必要物品とその料金書いて提出してると思う。例えば「スイマセン、今月は美容室に行きたいんでカットで六千円(大目に見積もる)、あとお洋服で一万あればGUとかで思い切り買えるんで、よろしくお願いします。」とか言って書類提出してそう。ってここだけ搔い摘むと愛人みたいだな。
服装とか身なりは常に小綺麗にしててほしいって常日頃に言われているので、いくら節制しててもその辺はきっと必要最低限で認めてくれるんではないかな。というか認めてくれ。はい、さすがにマネーのプロの財布を管理しようなんて思わないよ、全てお任せします。
ああ、本題がずれた。そうそう、実は数年加入していた積立医療保険を解約することにしたんだ。思ったよりも解約金があって、それでローンの返済などが完了した。
彼は保険会社が嫌いなようで、あれはブラックボックスだとまで言っていたし、なにやらどれだけ損なのかも全て数字の計算で話していたんだけど、心配性の私は余裕があったら辞めたくなかったってのが本心だ。知り合いの元保険外交官の人もあった方がいいよと言っていたし、その人は旦那さんが急な病気の時に保険でだいぶ助かったらしい。まあ、そこに積み立てていたお陰ですっきり返済できたんだけどさ。
そういや家庭にある計算機に【億】の桁がついてるの、見た事あります?もう見慣れた計算機だけど衝撃過ぎたね。なんじゃあれ。
さて、まだお話は続きますよ。
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