第5話過去日記


ある日事故により、私の脳は損傷してしまう。いたって普通の生活をしてはいたが、私の部屋にはベッドとテーブルと一輪の花が、置かれているだけで、何一つ生活感がなかった。 ただ、それは私の病気が原因だ。

頭の損傷により、記憶が溢れてきて 、子供の頃から今現在の事が精細に出てくるのだ。

だから、これ以上記憶を残さないために、この白の空間にいた。

ある日、私は日記を始めていた。それは、自分の記憶を時系列にして、今自分がどの年の記憶を観ているかを整理するためだった、すると、書くことが苦痛かと思っていた私は、楽しくてたまらなかった。

書くたんびに、遣り甲斐みたいな物まで出てきて今では書かずには入れなかったそれが、一年ほどして、自分の記憶を書き終えるとこまで来た。だが、書くことは、ずっと日記を書いていると報告するだけ、なにもない場所が、それだけ窮屈になっていた。

私は、次また次と同じ文字をずっと日記を書いているとしていた。それが続くたんびに、とうとう今日のことを、明日日記に書くことになる。しかしだ、私はそれを 今日書いた。なら、私は明日の夜に明日の日記に書くことになるのだが、私は明日の日記をつけた。

今日、私は自殺を起こし死にます。

そのことを書いて、私は電話で特上の寿司を頼んだ、それは最後の晩餐であることだが、その事を日記に書いた方がいいのか、悩んでいた

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