第5話

(…ん?助けてください?)

今、エマさんが行ったことがunderstand =理解できない。

うん。意味が分からん。

そりゃそうだ。今日初めて(彼女は初めてではなさそうだけど)あった人に助けて下さいと言われたらわかるはずがない。


「…それで何を助ければいいんだ?」

「ん〜と、その〜、えっと〜」

「すみませ〜ん。早く言ってくださると助かるんですg」

「ここにいらっしゃったかエマ。さあ、家へ案内してくれ。」


っと、人が最後の1音を言おうとした瞬間に颯爽と登場してきたのはなんか金髪で着ている服もなんか高そうな服を着て下手したら瑛斗よりもかっこいいのではないかと思ってしまう男性だった。

俺はエマさんを見てみた。そしてら、小刻みにに震えて今にも泣き出しそうにしているじゃないですかやだー。

俺は女性が嘘泣き以外で泣いていたら放っておけなくなる性格なので彼女の前にとりあえず立った。更に、何故か知らないけどなんか奴を殺す程ムカついていた。


「…そこの雑種。」

(開口一番言葉それ!?てかそれギルさんじゃないですかやだー。)

「そこにいる女の前に何立っている。そこを退け。」

「退いた方がいい」ボソ)

そう言ったら彼女は横に首を横に振った。

そりゃそうか。ここまで悪そうな奴となんか一緒にいたくないもんね。


「…残念だけど…ここは退けないよ。」

「…そうか。それは残念。退いたのならまだ許したものを。…この雑種ごときが!!」

(うわ〜めっちゃ怒っていやがる。)


そしてその瞬間、俺には理解しがたい現象がおきた。

なんと、エマさんが俺の腕にくっついてきたのだ!

「隼人さんは、私の、私の」

そう、ヘンリーさんはいい


「私の、です!」


(へ…………えーーーーーーーーー!?)

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