戦車
ヤププ=バタージュース
・外見
100cm300㎏
丸まると太って首と肩が消え、球体に顔が浮かび、ちょっとの金髪と細い手足があるだけで、とても人には見えない。
見る人が見れば、それが過剰な肥満であり、痩せれば治る類だとわかる。
青色のエプロンのような前掛けを付け、電動車多脚いすに乗る。
地味に魔力がやたらと高いが、それをうまく使う才能がない。
・性格
ひねくれ者でぶつくさ不平を言い、だけども表立っては行動しない。まんまインキャ。だが自己評価は悪くなく、運動能力以外はそれなりに優れていて、少なくともデスクワークでは優秀な部類。
自分が認められないのは周囲のレベルが低いものと責任転嫁し、自己を守り、殻にこもり、一人黙々と作業することを好む。
歴史マニアで、カンパニーが壊していった異世界の歴史の文献などを読み集めるのが趣味。他にライバルがいないこともあって、この分野では上位に入ってしまう。
・経歴
星1つ。
表に出ることは滅多にないが、経理や書類作成代行など、メンバーの事務作業を一手に引き受け、カンパニーとの契約書作成なども行っている。
なので経歴上、目立った事件を起こしておらず、脅威とみなされていない。
実際、変わった風体以外はチートも何もなく、科学と魔法の両方を学んでいるが、結果どっちつかずで脅威とは言い難い。
・舞台
6番コロニー、ミステリーダンジョン、その代名詞であるダンジョンに対し、雑にトンネルを掘る方法で攻略に向かっている。
ただこのルートは直接ダンジョンに繋がっておらず、酸素の供給がなされてない。二酸化炭素は酸素よりも重いため、生身で後ろから追跡するのは難しい。
・モブ
ショートカットメーカー三型
直径20m、全長100mにも及ぶちょうだいなチューブ状の穴掘りマシーン。先端のシールドで削り、緩やかな螺旋を描きながらダンジョンのあらゆる面を無視ししてひたすら下へ下へと向かっている。
掘る速度こそゆっくりだが、長期の運用に耐えられる頑強さに、どんな岩盤も砕いて進める掘削力を有する。
ただし掘った土は、幾分かは固めて外壁とすることもできるが、ほとんどが邪魔であり、それらを持ち出す機能は有していない。
チープゴーレム
サイズは様々、不格好で辛うじて人の姿をしているが、性能は悲惨。近寄る敵に雑な攻撃を行う程度、はっきり言って弱く、本来売りであるはずの耐久力も材料が石や貴金属、モンスターなどが混ざりこんでいてかなり低い。
掘削時にでた邪魔な土砂を運び出すためだけの存在、なので強さは度外視されている。
邪魔の土砂の運搬役なので、トンネル内で倒しすぎると通路が塞がり、追撃できなくなる。
なお、外に出れなくなった場合は側面を砕いてダンジョン内に移動する程度の知能は与えられている。
・能力
運動はからっきしだが知能は優れている。ただし天才と呼べるほどではなく、それを自覚しているからか、自慢することもない。
魔法、科学、両面に通じていて、どちらも基礎的なことは理解できるが、あまり専門的なことは話せない。
一方、科学と魔法、それぞれの歴史に秀でていて、特に発展の過程には詳しく、そちら方面の質問を受けることが多々ある。
クリエイト=ゴーレム
魔法。ゴーレムづくりのみできる。高い魔力とマニュアル化された術式により次から次にゴーレムを量産している。
タンカー
専用の全自動多脚いす。ハンドル操作で移動する多脚で、八本の足と、二本のハサミ腕、クーラーにマッサージに冷蔵庫も搭載している。戦闘能力は低い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます