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2019年12月21日 13:26
「翡翠。済まない。ここへ来てこんなこと言うのは情けないし申し訳ないんだが、バイトのシフトを変えられない。準備ができないんで決戦には臨めない」「ふうん」「済まない。今のシフトのまま働き続ける。世界を救えない」「いいんじゃないの」「え」「ブラックホールに吸い潰されて生命全部死滅。なんか清々しいよ。ははっ」このセリフは、どんな書籍を読み荒らしても出会えないでしょうね。この『日月の交わり』でなければ。自動筆記と仰っていましたが、naka-motooさんイズムというか、らしさというか、そういうものが詰まっているやり取りに思えました。
作者からの返信
ありがとうございます。わたしの子供の頃からの人生には常に手拭いを頭に被り野良仕事でもするただのおばあさんといった容姿の「恩人」の存在がありました。誰の言葉よりもその人の遺した詩のような文章がわたしの灯台だったと思います。きっとわたしに刻まれたそのココロがキーボードを叩かせてくれたんだろうと思っています。
「翡翠。済まない。ここへ来てこんなこと言うのは情けないし申し訳ないんだが、バイトのシフトを変えられない。準備ができないんで決戦には臨めない」
「ふうん」
「済まない。今のシフトのまま働き続ける。世界を救えない」
「いいんじゃないの」
「え」
「ブラックホールに吸い潰されて生命全部死滅。なんか清々しいよ。ははっ」
このセリフは、どんな書籍を読み荒らしても出会えないでしょうね。
この『日月の交わり』でなければ。
自動筆記と仰っていましたが、naka-motooさんイズムというか、らしさというか、そういうものが詰まっているやり取りに思えました。
作者からの返信
ありがとうございます。
わたしの子供の頃からの人生には常に手拭いを頭に被り野良仕事でもするただのおばあさんといった容姿の「恩人」の存在がありました。誰の言葉よりもその人の遺した詩のような文章がわたしの灯台だったと思います。
きっとわたしに刻まれたそのココロがキーボードを叩かせてくれたんだろうと思っています。