応援コメント

憂れしい」への応援コメント

  • だんだん展開が謎になってきましたね。いい意味で謎の話です(笑)

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    「神の絵」、「地獄の掛け軸」というのが言ってみればこの小説のもうひとつの主人公であるとも言えますけれども、現実に実在する絵をモチーフにしています。
    「絵解き」というのは特にお盆や法事などにおける地方の寺院などで檀家に向けた説法の手法ですけれども子供の頃から祖母やその周辺の不思議なお年寄りたちに囲まれて育ったわたしにとってそういう風習がとても自然でかつ恐ろしいものでした。
    そしてわたしはこの小説の中のほぼエピソードどおりの経緯で描かれた地獄の掛け軸を見ました。名も知れぬ絵師が芸術を超えた恐るべきけれども素晴らしい鮮やかなまでの地獄を表現していることを見て、世に知れる作品が全てだというのはとんでもない奢りだとすら感じています。
    話の展開は荒唐無稽に見えるでしょうけれども突然出てきた「ブラックホール」を含めて「事実そのもの」をわたしなりの組み立てでつなぎ合わせています。
    貴重なお時間を割いてお読みくださり本当にありがとうございます。この後の展開も事実に基づいて「え?」という感じで動きますけれども書いているわたし自身がこの絵に関わる子供の頃からの出来事を思い出すと色あせた「現実」よりもよりリアルな「事実」というものが並行していると認めざるを得ません。
    長文大変失礼いたしました。