自分の定義
書き始めるにあたって1つ。私は幼い。
年齢という意味でもあり、内面的な意味でもある。
常日頃から、いや、特に最近は「私」とはなんなのかを考える事が増えた。
種族:人間という意味の「私」ではなく、今これを書いている自分自身についてだ。
種族としての意味なら既に見つけている。人間は死ぬために生きている。どうやってその死を深く掘り下げ、満足をする為に生きている、存在していると私は考えた。
だが、書いている私自身の意味とはなんだろうか。
容易に想像出来たものは必ず起こらない。
幸せになろうとすると必ずどこからか綻びが生まれる。
私が居たグループはほぼ全て壊滅状態。
その癖私はのほほんとその辺をブラブラほっつき歩いている。
語るとまだ出てくるが今の時点でも不幸だから慰めろアピールが強いだろうから打ち止めにしておく。
人の幸せを願い行動した結果その幸せは崩れ去り、
自分の幸せを想い行動した結果それ自体が不幸になりうる状態になっている。
誰の幸せも願えず、幸せに強欲に、存在価値を貪欲に、怠惰に生き、
嫉妬に駆られ憤怒し、暴食を繰り返し、色欲を貪る。
聖書に書かれた人の七つの大罪に当てはめると見事にビンゴ。
そりゃそうだ、人だから。人である以上これのどれか、または全てに触れる。
これは蛇足だっただろうか。
まぁ良い。
この蛇足で言いたい事は私の生き方がこれに縛られたままだと言うこと。
そして、この生き方が私の意味と似ている様で似ていないであろう事。
私の意味は「幸せの手助け」そう思っていた。
でもしっくりとは来なかった。何故ならこれはあくまで私の生き方だったからだろう。
では私の意味はなんなんだろうか。
まだ、答えは分からない。分かった時は追記として残しておく。
私はまだ幼い。人間として今生きているこの瞬間もまだ少しだけだ。
これから私が想像し得ない未来があり、そこで耐え難い苦痛を経験するだろう。
その先に答えはあると信じ、毒沼の対岸まで渡りきる事にする
まわり 白鏡 輪 @shiro3295
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