第3話・屋上の鎧娘

 まーそういうことがあったくらいのもんで、俺は夏休みという非日常的空気の学校になんとなく面白みを覚えて、さっさと帰りゃあいいところを意味も無くブラブラしていた。

 晩飯は正宗ん家で世話になることが分かっていたので、他にやることもない。最終的に、良い感じに冷房の利いた図書館で昼寝を決め込んだのだった。最近バイトで根詰めていたので、いい休養にはなったと思う。


 「正宗のヤツは帰ったか…ふわぁぁぁ……あー、よー寝た」


 そして充分とは言えないがゆっくり休み目覚める。三時過ぎたとこか。

 LINEの着信を確認したら、六時頃には来るように連絡が来ていた。あっちはホームルームが終わったらとっとと帰ってたらしいな。


 登校時こそ一緒になることの多い正宗だったが、下校はまず別々になる。そりゃま、あっちにはあっちの付き合いがあるし、人の目もあるというものだ。

 ちなみにたまたま同じ時間に玄関でかち合った時、同じ方向だからと誘ってみたら『だって噂とかされると恥ずかしいし』などと殊勝なことをほざいたので、尻尾をブンブン回して遊んでやったら三日ほど口を利いてくれなかったことがある。

 ま、どっちかというとクラスじゃあ浮いた存在の俺だったので構わない方が良かろうと、それ以後はなるべく近寄らないようにしているわけだが…。


 それにしてもこれだけグースカ寝転けていたというのに、誰も起こしに来なかったというのも妙な話だ。普通、図書館で昼寝なんぞ決め込んでいたらメイワクだから出てけ、とか言われそうなもんなのだが。


 「…帰るか」


 いつでも脱出出来るように持ち歩いていた鞄を持ち、出口へ向かう。当然、図書室のカウンターの前を通りがかるわけなのだが。


 「あれ、日高くん。どしたん、珍しい」

 「浅田日依子がそこにはいた」

 「…何その説明口調と今更ながらのフルネーム呼びは」

 「そっちこそ珍しいな。とても図書室なんぞにこもるタイプには見えなかったんだが」

 「私が今どこにいるか、よく見てからワンスモア。はい」


 やつは貸出カウンターの内側にいた。


 「そんなところで遊んでいたら叱られるぞ」

 「これが遊んでいるように見えるのかね、君には」

 「まあ見えんわな」


 返却済みの大量の本を分類しているところを見て、これから本を使ってドミノ倒しを始めようとしていると思う奴はまあいるまいて、と、大量の本を見てドミノ倒しをしようとか言い出しそうな親を持つ身としては思った。


 「なんだよ、図書委員だったのか。意外と言ったら失礼かもしれんが」

 「別に失礼でも意外でもないよ。私だって後輩の代理でやってるだけだから」

 「なるほ」


 よくは知らんが委員会活動の代理なんてそうほいほいやっていいものなんだろうか。


 「ムネなら先に帰ったよ。今日は自分が晩ご飯作る番だってはりきってた」

 「それは困った。今日はお呼ばれしているから毒でも仕込まれやしないか心配になる情報だ」

 「…あの子も分かりやすいけど、日高くんも大概よねぇ……。あ、今日は閉館早いから用事はさっさと済ませてね」


 カウンターの上に置いてある本を、後背のキャスター付きのラックに移しながら浅田が言った。


 「司書センセが家族の用事で早じまいなんだってさ。まあ登校日に図書室に長居する子がいるとも思えないけど」

 「いや、用事は終わった。いい昼寝が出来た。感謝する」

 「ここは休憩所じゃないんだけどねぇ」


 んなこた分かってる。ユーモアというものを理解しないヤツだ。


 「そういえば先週レシピ本が何冊か入荷したみたいだよ。エプロンに似合う日高くん向きだね」

 「趣味みたいに言うな。仕方なしにやってるだけだよ」


 大体正宗経由で、こいつには俺の家の事情が伝わってしまっているらしい。適度に的確な情報は助かるが、どーもこいつの場合面白がっているだけに思えるからまともにとりあっても不毛なだけの気がする。

 とはいえ、親父のいないうちに何かと新しいネタを仕入れて実食するのも悪くはないと、アドバイスはありがたく頂戴して図書室の奥へ引き返し、実用書コーナーへ向かう。正直言って俺が図書室に来る目当ての半分がたはそこなので、まあ浅田の言うことも的外れではないのだが。


 「新刊ね…これか?っと……」


 なんで高校の図書室でレシピ本が独立して分類されているのかは理解に苦しむが、あるものは有効利用させてもらうとばかりに直行し、目的の本を見つけ出しはしたのだが。


 「弁当本ばっかじゃねーか。こりゃ使えんわ」


 借りたことのある本に混ざって置かれた新品の本は、すぐに作れるお弁当百選とかそーいうニュアンスのタイトルばかりで、『気になるカレのハートをゲット(はぁと)』みたいな用途には向くかもしれんが、手間暇金をかけずにいかにマシな生活を送るかを追求する、『食卓のデッド・オア・アライブ』を実践している俺には一切利さない内容である。

 実際、自分で弁当作るくらいなら学食で素うどんでも食ってた方が安上がりの場合が多いからな。夜のあまりものを再利用するでも無い限り、一人分の弁当ってのは意外と高くつく。

 …なんでそんなこと知っているかって?帳簿つけながら比較したからだよ。

 朝の時間が無いとどうしても冷食に頼って内容はワンパターンになるわ材料費はかかるわで、こりゃ誰か出資者を募って弁当製作を請け負うべきか?とまで一時期考えたもんだ。まあ俺の作った弁当なんぞ食う人間がいないことを思い出して思いとどまったんだけどな。


 「お、でもこれは使えそうだな…メモしとこ」


 とはいえ、弁当モノというのは時間がかからないことだけは確かである。まだ読んだことのない本であることをいいことに、実用には適しているかはともかく興味だけは引いたので、一通り目を通しておく。




 そうして気がつくと、日はとっくに傾いていた。というか日が傾いて薄暗くなってきたので時間が経っていることに気がついた、というべきか。

 もとより人気の少ない図書室からは完全に人の気配が絶え、さっきまで聞こえてきていたはずの、窓外の喧噪も鳴りを潜めている。


 「あれ…あ、そういや早じまいするとか言ってたな」


 借りるほどでも無いか、と手に持っていた本を元の場所に戻し、出口に向かう。


 「にしても、窓も開けっぱで帰るかね…って、まだいたのか」


 カウンター内では浅田がまだ作業をしていた。通りすがりに一言かけて帰ろうとしたが、こちらには気付かなかったのか無視される形になる。


 「…んだよ、感じわりいな」


 気まずさに一度掲げた手をぶらぶら振って出口の扉に手を掛けた。

 ふと、違和感を覚えて目を瞑る。背中の向こうの気配を探るように耳をそばだてるが、浅田だか誰だかかは分からんがともかく何やらガタガタと音はする。


 「いるよな…」


 振り返ってそのことを確かめてから、図書室を出た。

 鞄は持ったまま教室を出たからそのまま玄関に向かう。

 ポケットからスマホを取り出し、時間を確認。間もなく六時。まあ、下校時間はとうに過ぎているし校内に人気が無いのはおかしくは、ない。

 少し遠回りして文化部が活動していそうなところを回る。ブラバンの道具をかかえた奴らと何度かすれ違った。

 ついでに生徒会室なんぞも覗いてみたが、こっちはもう全員帰ったのか誰も居なかった。

 玄関に着くと下足箱から自分の靴を取り出し、無造作に放る。ゴムの靴底がコンクリに当たる堅い音が響いた。同じようなことをしている奴がいないか、周りを見る。一人、いた。なんとなく顔をじっと見たが、目は合わなかった。

 玄関から校門までの短い道程の途中、ようく耳を済ませていたら、八人分の声を聞き分けられた。

 だというのに。


 「なんで、人の気配がしないんだ…?」


 図書室で気がついた時から、ずっと妙だと思っていた。

 人の姿は見えるし声もその所作の発する音も聞こえはする。会話が可能か確認出来なかったのはしくじったとは思うが、図書室を出る時の浅田の様子からして、向こうからは俺を認識出来なかったのかもしれない。

 確認の要がある。いや、暇だからとゆーわけではない。単なる好奇心というやつだ。

 靴を下足箱に戻し、校舎に戻る。特に当てもなく歩き回るうちに、ふと思いついて正宗にLINEを送ってみた。


 『今日の飯なんだ?』


 待つこと十五秒。


 『クリームコロッケつくった!』


 早いな。しかも写真付きでだ。…揚げる前のコロッケで食欲が沸くとも思えんが。


 「とはいうものの、送受信は問題無し、か」


 そう、どうにもこの場に限って人間の存在感というものが希薄なのだ。

 もう少し正確に言えば、ここにいる人間を俺が感じ取れないし、ここにいる人間からは俺を感知出来ていない、んじゃないかと思われる。簡単に言えば、俺がすげー浮いてる感じと言えなくも無い…微妙に傷つくな、おい。


 「といって困ることもない…いつまで、どこまでこの状態なのかがせめて分かれば、慌てるべきか落ち着くべきか判断のしようもあるんだがな」


 むしろこの状態が面白いとも思えるようになりつつある、気がする。ゆーなれば透明人間みたいなもんだしな。

 我ながら緊張感の欠けた発想だとは思うが、これで正宗に投げたメールが無視されてたり、『誰?』とか返されていたらもう少し焦っていたかもしれんので、その点については感謝しておく。


 「…ま、いいか」


 妙だ、とは思うが別に何か厄介ごとに巻き込まれている、という雰囲気でもない。俺は靴を履き替えて玄関を出ようとした、その時だった。


 『世界に、お前は要らない』


 声が、聞こえた。

 いや正確には聞こえたというよりは、頭ン中に直接響いたというか、とにかく妙な感覚だった。

 というか、それよりも。


 「…要らない、とか言われてもな」


 何を言われているのかを思うと、えらい不愉快な内容である。いきなり話しかけられて「お前なんかいらねーよ」と言われるとか、失礼な話だ、まったく。

 そして…後から思うと心底不思議だったのだが、とにかくその時はそんなことは全く考えもせず、俺は唐突に。


 「…行ってみるか」


 と、一度履いた自分の靴を脱ぎ、上履きに履き替えると踵を返して、「そこ」へ向かったのだった。




 「…いや、何でこんな場所に来たんだ?」


 屋上に出る階段室。その最上階の、扉一枚向こうは夏の夕焼けが満天に満たされているであろう場所に何故か、いた。

 いやもう、これが本当に「何故か」としか言い様が無い。そんなつもりは全くなかったというのに。

 気が向いた、とかそういうレベルではない。気がついたら何故かここにいる。正にそんな感じだ。

 それでいて別に嫌な感じは…まあ、しないのだからもうこうなったら乗っかってしまうしか無さそうな気がする。


 …まあいいか。どうせ暇を持て余していたことだし。

 ただ、ご多分に洩れず、この学校でも屋上などというものは一般生徒に開放されてはいない。

 生徒が悪さをするだの落ちたらガッコー側の責任問題になるだのといろいろ理由はつけられているが…今日日の学校では立ち入り禁止になっていることが多いと聞く。

 だからこんなとこまで来てはみても、よもや外に出られることなどあるまい、と高を括っていたのだが…屋上と校内を隔てる扉のドアノブをひねると、手の内に微かな抵抗を感じはしたものの途中で止まることなく回り、普段の人気の無さそうな階段室のカビ臭い空気から解放されて、真夏の暑気の残る風に顔を撫でられる。


 「…あちぃ」


 八月もまだ始まったばかり。明け方近くにまでならねーと涼しさなど感じない季節だから、ジメジメした熱い空気が容赦なく襲ってくる。

 こうなると、普段出入りすることもない場所だ。俺は好奇心に任せて足を踏み出し、音を立てないようにそっと扉を閉める。ここまで来ておいて扉の音で見つかったりしたら間抜けもいいところだ。あと鍵が開いていた件についても、濡れ衣をおっ被せられること間違いない。


 「意外と静かなモンだな」


 誰に聞かせるでもない感想を口にする。いや、そもそも夏休みの学校なのだから静かで当然だ。

 そう思って、辺りを見渡す。目に入る手すりの向こうは校庭だろう。部活の連中ももう帰った頃か。

 一応覗いてみっかな、とそちらへ向けて歩き出した時、人影が目に入った。

 狭い屋上のことでさほど離れているわけではないのに、夕焼けを背にしたためか、それがどんな人物なのかは分からなかった。

 とはいえ、生徒の出入りが禁じられている場所だ。いるのは教師か校舎の管理業者か、そんなところだろう。気がつかれたら面倒だ、と俺は引き返そうとする。


 「来たな」


 …だが、その人影は俺を見つけて、いや、待ち構えていたようなことを言った。


 シルエットは、こちらの方を向いている。とうに俺の存在は知られている。

 さてどうしたものか、と思ううちに、相手の方からこちらに近付いて、来る。

 俺は魅入られた…というか、蛇に睨まれた蛙のように、身動きがとれない。なんだ、コイツは。


 一歩。また一歩。近付いてくる。

 それにつれてその影の正体が、見えてきた。

 そして、俺の目の前で、立ち止まる。


 少女だった。それも、日本人とは思えない容貌の。


 無造作ながらも長さの揃った前髪に少し長めに広がったボブ。


 豊かな量の鮮やかな金髪と相まってふんわりとした印象を与えるが、少し吊り目がちで気の強さを感じさせる、可憐というよりも苛烈にも思える面立ちによって見るものに自然と、凛とした心地よい緊張感を強いる。


 背丈は俺よりも十センチ弱、低いくらいだろう。

 見上げる眼差しは印象に反して碧ではなく灰色だったが、その色には一切の濁りは無い。そしてその瞳を中心に湛える面は、キリリと引き絞るように結ばれた口元、ピンと張り詰めたような鼻筋、それから少しばかり幼さを残しながらもどこか曖昧さの一切無い頬の線を備えている。


 肌の色は白人とアジア系の中間より少しばかり白さの勝った色だったが、肌そのものは荒れ具合とは一切無縁の、よくある例えだが白磁のような、という形容が正に似つかわしかった。


 …つまり、端的に言えば、ちょお弩級の、美少女だった。


 そしてそんな、街中で出会ったら俺でもつい見蕩れてしまいそうな少女を前にして俺は。


 「じゃ」


 と、片手を挙げて、回れ右をするのだった。


 「って、ちょっと待て!」


 …右腕を掴まれ引き留められる。


 「顔を見るなり逃げ出すとか失礼にも程があるだろう!話くらい聞いていったらどうだ!!」

 「いや逃げるだろ普通?」


 これは説明の要も無く、当然の行動だろう。

 何せ、だ。俺の手を掴んでいる腕ときたら、なんか固そうな金属で覆われており、それだけならまだしも、である。


 「ここは日本だ。平和ボケした良い国だ。その日本でだな、お前のその出で立ちは無駄に緊張感がありすぎる。有り体に言って、関わり合いになりたくない」


 …教科書なんかではお目にかかることの無さそうな、どっちかっつーとゲームだとかで見るような鎧を、全身にまとっているのである。無関係を決め込もうとして誰が俺を責められようか。

 まあ百歩譲ってこれが「コスプレ」というものであるのなら、まだ容認出来よう。

 だがここは学校だ。こんな目立つナリの女子を校内で見かけたことはない。つまり、部外者だ。不法侵入は通報するに限る。


 そんな俺の内心を察知したかのよーに、目の前の少女は焦った様子で俺を逃がすまいと、腕に取りすがるのだった。


 「いいから話を聞け!…こっちは手段は問わなくてもいい、と言われているのだ。このまま逃げ出すというのであれば、縛り付けてでも話を聞いてもらうぞ」


 強盗みたいなことを言いやがる。というか、誰かに言い含められたようなことを言わなかったか。

 なんかもう、なんとか振り切って逃げだそうと脚だけは構えているのだが、コイツ殊の外力が強くて振り払えそうにない。


 「…あー、分かった分かった。とりあえず話くらいは聞いてやるから、まず腕を放せ」

 「本当だな?…よし、これで…ああっ?!」


 誰が聞くかい、こんな怪しげな女の言うことなんか、と脱兎の如く駆け出す俺。

 だが…。


 「男気に欠けること甚だしいものだな」

 「どわっ?!」


 階段室に飛び込もうとした俺の目の前に現れたソレに、見事に顔をぶつけてすっ転ぶ。


 「…ほれ、主。今のうちに捕まえておくがいい」

 「う、うむ…しかし見事な逃げ足だったな…」

 「ちょっ、おいコラ離せ!」

 「離したら逃げるだろーが」


 一言も無い。

 俺は襟首を掴まれて、屋上に引きずり出された。というか、俺の前に立ち塞がったのは誰だったんだ?と締まりかけた扉を見るが、他に誰もいない。何なんだ。


 「さて、もう逃がさぬ。話を聞いてもらうぞ?」


 屋上の真ん中にポイッと投げ出される俺。どうでもいいが、もう少し丁寧な扱いをしてもらいたい。

 へたり込んだ俺を前にして、鎧姿の女は仁王立ちである。

 しかし、こうして改めて見ると…全身を覆う鎧は金属の板を重ね合わせたような西洋の鎧などとは違って見える。

 そして当然日本の武士が付けていたようなものとも違う。

 三國志の漫画で読んだような、中国っぽいものでも、もちろん無い。


 強いて言えば…昆虫のような、恐竜のような…いや、恐竜が鎧を着込んでいたわきゃないんだろうけど、肩から腰の下までを覆う一体型の部分、腿からつま先までを覆う、関節の動きにも配慮したような形状の部分、二の腕から手の甲までを覆う部分と。それらの表面は滑らかなものではなく、不規則なでこぼこに覆われたもので、金属製に見えなかった理由がそれなんだろうけどむしろどこか生物的なものを思わせるものだったのだ。

 極めつけ…と言っていいのか、腰の後ろに張り出した部分、これが鎧の意味を成しているのかどーか疑問に思うのだったが、ここがどうも尻尾に見えてそれで余計に恐竜のような印象を持ったんでないだろうか。


 そんな奇妙な鎧をまとった彼女の姿が俺にはどう見えたか、ってーと。

 紫の色も濃くなった空の色を背にし、それが為に余計に金髪が映えている。鎧の色はどちらかといえば一様に鈍色に染まり、その下に着込んでいると思われる着衣の色は鮮やかな、濃紺。

 髪の金と鎧の濃い灰色。そして、鎧の下の深い青。そのコントラストがひどく鮮やかで、こんな状況でさえなければ見とれるのに充分な姿なのだった。


 「………では」


 そんな彼女の口から放たれる、凜然とした声。俺は誘われるように、その続きに耳を傾け、そして…


 「問おう。貴方が私の」

 「ストォォォォォォォッッッッッップ!!!!」


 全力で止めたのだった。

 …いや、なんか知らないがヤバくないか?

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