第46話秋の鳥行記 ごめんなさい
前回ヒシクイとクロツラヘラサギがと書いたのですが、すいません記憶が不確かで、その方が
「ヒシクイとヘラサギ」
とおっしゃったことが「バーダーダイアリー」見て改めて思い出しました。
「バーダー」という野鳥愛好家の月刊誌の一月号には、毎年この手帳が付いてきます。そこに今日は何の鳥を見たということが小さくですが書きこめ、また時期の野鳥の情報なども載っています。現在この日記は二冊目です。
まだ野鳥撮影を始めたばかりの頃、孫に会いに上京しました。二人で
「バーダーの古本ないかな、東京だったらあるでしょう」
と池袋のブックオフに行きましたが見つかりません。
で、店員さんに「バーダーという雑誌はありませんか? 」
とたずねたところ
「バーダー? 」
「え! バーダーって言う雑誌があるの? 」
「知ってた? 」
「知らない? 」
店員さんの間でちょっとした騒動になってしまいました。
そして上野駅の構内の書店で
「バーダーが四冊も置いてあるよ! 」
「さすが東京! 」
何故か初めて買ったバーダーはその書店となりました。懐かしい思い出です。
現在野鳥関係の雑誌で発行されているのはこの「バーダー」だけのようです。専門的な事ばかりではなく、色々な事も載っていますので、興味のある方はぜひ本屋さんでちょっと立ち読みされて下さい。とても良い雑誌です。
それでは戻りまして
私たち夫婦は以前クロツラヘラサギを見たことがあったので、
「これ・・・ヘラサギじゃないよね、クロツラ・・・」
と写真を撮りながら思い、これはクロツラだろうと話しました。ですが種の同定(分類上の所属決定すること)は難しく、若い個体であれば、その特徴が完璧ではないことが数多く存在します。
ですので今回はヘラサギ、と書くことにいたします。前回を読まれた方で
「クロツラヘラサギ、そんな鳥が存在するの? 」
と思われて調べられた方、申し訳ありませんでした。
ヘラサギの個体数は多い方ですが、クロツラヘラサギは絶滅危惧種です。クロツラは野生で一度だけ会うことができました、しかし一番最初に見たのは、埼玉の「智光山公園」でした。お近くの方は見に行かれても楽しいかと思います。
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