第一章 竜殺しの惰性騎士

第1話 道の先へ

 


「アダム、おい、寝坊助! 何してる、急げッ!」

「ん、ぅ、ぅん?」


 顎をさすりながら騒がしい声元へ首を向ける。


「また教官にブチギレられんぞ!」

「ぇ、あ、お前……誰、だ?」


 だんだんと鮮明になってきた視界で騒がしくまくし立ててくるのは見知らぬ若者だった。


 その明るい茶髪は短く、顔はイケメンと思わせるくらいには整っている二枚目男。

 地味な灰色のシャツを着ていなければ、街中で女の子をたぶらかしてそうな若気も感じさせる風貌だ。


 けれど、やはり見覚えのない顔だな。


「いや、寝ぼけてる場合かぁァァッ!? 行くぞ馬鹿野郎! マジで殺されちまうって!」

「うぉおっと、と」


 茶髪の若者はとち狂ったように叫び声をあげ、いきなり胸ぐらに掴みかかってきた。


 ダメだ、まったく認識が追いつかない。

 この若者は頭がイカれてるのだろうか?


「まぁ待て待て、何がどういうことなのか説明をだな……たしか俺はチャンピオンにぶっ倒されてーー」

「馬鹿野郎! 早く着替えろ! ブーツを履け! じゃねぇと俺がお前をぶっ倒す! また連帯責任で都市一周ルートさせられちまうぞ!!」

「ぇ、え? なんか、ごめんな……」


 はるかに俺の方が歳上だと言うのに……。

 俺は自身を情けなく感じつつも投げつけるように渡された灰色のズボンを急いで着る。


「よし下は着替えたな! 上は途中で着がえろ! 行くぞ!」

「どこにだ……?」


 純粋な疑問。


「いいから、はよ来いて!」


 が、とうとう痺れを切らしたのか、茶髪の若者は灰色のジャケットをこちらへぶん投げてきた。


 難なくキャッチ。

 途端、若者は俺の手を引っぱって走り始める。


 突然の行動と寝起きような上手く力の入らない足腰で、平地でつまづきながらも俺は走り出す。


 茶髪の若者について行き扉を飛び出てみると、すぐそこに無骨な作りの廊下が出現した。

 その石製の冷たい印象を抱かせる廊下を、俺や隣の茶髪と同じ服装をした若者たちが焦りの表情で駆けている。一様にどこかへ向かっているらしい。


「ボサッとすんな、行くぞ!」


 茶髪の若者の背を追って、灰色の人波に混ざる。


 そうして皆について行くこと数十秒。


「遅いッ! 遅いぞッこの青二才どもォッ!! テゴラックスのクソになりたくなければ走らんかぁあ!」

「ヒィイッ! クソ教官がブチギレてら!」


 朝焼けの青い明るさ。

 張り上げられる怒鳴り声。


 一段ほど高い場所で怒鳴り散らしている人影へと視線を注いでみる。

 だが、その姿を捉えることはできなかった。


 ふやけた視界が視認させてくれないのだ。

 俺はこれほどに目が悪かったかだろうか?


「ッ、何してんだッ!? 教官と目合わせるなって、面倒いことになるだろ馬鹿!」


 ポコっと小突かれ、先導されるがままに灰色の若者たちと同様に列に並ばされる。


「よォし! 整列したな、ノロマで救いようのないどクズども! これが3年前の大火の中だったら、お前らはとっくにクソになって大地を肥やしてるところだ! だから、まずは己の無能さを自覚する為に街の外周一周してこいィィィイ!!」

『うえぇぇぇぇぇええーッ!?』


 絶望感たっぷりの悲鳴。

 早朝のグラウンドで若者たちがざわめき出す。


「何をしているぅう! このチンカスどもがァァ!! とっとと行かんかぁああ!! お前らは俺が見てきた中でトップクラスの落ちこぼれクズの集まりだな! よし、わかったぁあ! 今日はケツから30人はもう一周だ!! 30人だぞ、いいな! さぁ、行けッ、早く行けぇえ!」

「結局こうなるかよ、はぁ」

「ど、どいうことだ? ぇ、あれ? ちょ、みんなどこに……」


 整列したばかりの若者たちが我先にと走り出す。

 皆うんざりした顔でひとつの方向へーー奥に見える門へ向かっているのか。


「まだわかっとらんクソ以下のゴミカス野郎がいるみたいだなぁア!? よぉしッ! いいだろう、そんなたくましい根性した野郎のケツには『黒犬ブラックドッグ・バスカヴィレ』がふさわしいなぁあ!」


 ヒゲ生えてそうなオヤジの怒鳴り声が響いた後、間髪入れず口笛のようなモノが高く遠く響き渡った。


「ヒィィィイ!? バスカヴィレが来るぞッ!」

「これはマジでやらねぇとヤベェって!!」

「あのクソ教官イカれてやがるぅぅ!」

「うぉぉおぉおおおッ!」

「どぅおおおぉぉぉおぉおッ!」


 だるそうに走り出した集団が急に一流ランナーに切り替わっていく。ふっ……ちょっと面白い。


 おそらくだが、グラウンドの向こう側から近づいてくる、バスカヴィレと呼ばれた大きな獣ーーよく見えないが、あの犬っコロが理由なのだろう。


「まぁいい。どうせこうなるなんてわかってたんだ。よし、そうと決まれば、アダム、頑張ろうぜ!」

「何をだ……?」


 周りの生徒とは違い存外ぞんがいに落ち着いている茶髪。


「お、さては、前回もビリだったのを引きずってるなぁ? 大丈夫だって今回はいけるさ。諦めるなよ?」

「だから、なにをだ!?」


 本気で教えてほしい……が、茶髪の男は、やれやれ、とでも言いたげに肩をすくめただけで本格的にランニングし始めてしまった。


 えぇい、クソ、なんだあの、やれやれ感は!


 仕方ないので俺も流れに流されることにしよう。


 ー


「ぜはぁッ! ぜはぁ! 待ってくれアダムッ、俺たち友達だろ!?」


 後方から死人のような顔の男が息も絶え絶えに訴えかけてくる。


 無視を選択しよう。


「ァァァアア! アダムぅう! ひぃ! ァァァァァダムゥウー! ア・ダァァ・まゥゥウ、プルルルルぅぅう! ァァァァァアーー」

「くぅっ! やかましぃい!」


 騒がしすぎる背後をかえりみる。

 案の定、あの茶髪の若者が追ってきていた。


「やっ、こっ、はぁ、向いた、そんな、はぁ、頑張ることない、だろ! 今日、お前、何かおかしい!」

「はぁ〜……よくわからんけど、だって、これ下位はまずいんだろう?」

「ぜはぁッ、だから、って、はぁ、別に、先頭、集団、ついて、はぁ、行かなくて、いい、じゃん!?」

「付いていけるなら付いていくべきだ。自らを追い込んでこそ、その先があるからな」

「アダムの、意識が、高くなってる!? ひぃ、ひぃ、ぜはぁ、お前、なんで、そんな速くなってん、のぉぉッ!?」


 必死に走る友人らしき人物を尻目に、俺は現状を現実的に起こり得る現象として理解し始めていた。


 そう……これ夢だわ、とーー。


 現在いま、俺の中には若かったあの頃の走る楽しさが蘇りつつある。


「ちょ、ぁ、ぁあああ、ちょ、待って、ぁあだ、アダムぅぅうー!」


 だから俺は妥協しない。


 これが非現実だとわかっていても、せめて夢の中でくらいかつての若かった頃と同じように、爽やかな汗をかいて駆け回ってもいいではないか。


 目が覚めたら嫌な現実が待っているんだしな……。


 ー


 外周をおえて、若者たちが早朝のグランドへ続々と帰ってき始めた。

 みんな灰色ジャケットを手に持ったり腰に巻き付けたりしている。


「アダム、お前本当に……朝から頑張りすぎだっての! どうした!? ここで頑張ったって点にはならないぞ! お前が焦る気持ちもわかる……わかるけど! こんなに俺を苦しめやがって!」


 傍らで息が整えていた茶髪が、ぎゃーぎゃーと騒ぎ始めた。


「勝手について来たんじゃないか。怒られる言われはないな」

「いや、まぁ、そうだけど、な?」

「なにが、な? だ。それにお前は本気出せば先頭集団についていけるポテンシャルがあった。出来る力があるのに、普段なまけていたんじゃないのか?」

「うぐぐ……言われてみれば、たしかに……でも、それをアダムに言われるなんて……」


 まったく、言いがかりもいいところだ。


 俺はグッと伸びをして、火照った体へ新鮮な空気を充填した。夢とわかってしまえば、案外大抵のことは受け入れられるというものだ。


 にしてもまさかこれほど解放的な気分になれるなんて思いもしなかった。

 若さとは素晴らしいことこの上ないな。


 昔を思い出す。

 師匠に拾われて秘境で修行を積んだ日々。

 そして師匠を倒して、独立して、街に出て……。


 本当に懐かしい気分だ。


 と、そこへ誰かが近寄ってきた。

 俺と茶髪のずっと後ろから真っ直ぐに向かってくる気配がある事がわかる。


「よぉ、小動物ハムハムにエヴァンス君〜?」

「げっ! ダリオットだ」


 ハムハムだと?


「ほほう、これはこれは」


 呑気に振り返ると、そこにいたのは、たくましい青年たちがそろう中でも一際ひときわ背の高い大きな若者だった。


「お前ら陰キャのくせに生意気だろ。何こんなランニングで本気出しちまってんだよ。恥ずかしいなぁ〜」

「う、うるせぇよ、別にいいだろが!」


 挑発的に肩を押される茶髪。

 彼は声を震わせながらも、チラッと背後の俺を、続いて遠くの方で傍観している生徒たちを一瞥いちべつすると、大きな体躯の青年の肩を押し返した。


「おおっと〜! そういう事しちゃいますかエヴァンス君〜!」

「へ、へへ、別にお前なんか、こ、恐くねぇよ」


 客観的に見てビビってる気がするけどね。

 そういえばこの茶髪、エヴァンスというのか。

 顔が良ければ名前もイケメンではないか。


「な、なんだよ?」

「はは、なんでも?」


 大きな男は震えるエヴァンスの肩に手を置いて嫌らしい笑みをさらに深めた。そんな男の表情に暴力の香りを瞬時に感じ取る。


 おやおや、若いねぇ。

 この感じは決闘かな。


「女の前だからって格好つけてんじゃねぇよ!」


 エヴァンスの肩をグッと掴み、逃げられないよにホールドした男は振りかぶった大きな拳を打ち抜いた。


 ピンポン球のように弾かれる明るい茶髪頭。

 なかなか強烈な一撃だ。


「ぐはぁッ! こ、この、クソッ!」

「どうしたやり返して見ろよ!!」

「おい、ダリオット不味いってッ、クソ教官走って来てんぞ!?」


 取り巻きがダリオットと呼ばれた大きな青年の肩を揺さぶる。

 子分と親分の典型的すぎる組み合わせに苦笑いしながら、続くダリオットの二撃目が止まらない事を察知する。


 このダリオット少年は子分に止められてすぐ拳を収められるタイプじゃあないらしい、


 俺としては若者の喧嘩なんてやらせておけばいい、という暴力慣れした自論を持っているわけなのだが、弱者が一方的に殴られ続けるのは美しくない。


 それは当事者同士の合意の上での決闘ではなく、ただのいじめだからだ。

 よってちょっとおっさんが止めてやろうと思う。


「おら、エヴァンス! どうしたぁよ!」

「あ、頭ふらふら、しゅる……」

「あーらら、一発でのぼせてんじゃねぇか。無理すんなよな茶髪」


 口の端から滴るように血を流すエヴァンスーーそこへ叩き込まれる太い腕。


 その拳が彼へ到達するギリギリーー。


 ダリオット少年の膝裏へ素早く下段蹴りをを打ち込む。


「せいっ」

「ぐがっ!?」


 強制的にダリオットを膝まづかせ頭を良い位置に。

 流れる動作で続く左ジャブからの右強打。


 小気味好く空気の爆ぜる音がグラウンドに響いた。


 俺の人生で呼吸の次に多く繰り返した動作候補ナンバーワン……ぞくに言うワンツーコンビネーションだ。


「ぶぺッ!!?」


 わずかに骨を砕く音が聞こえた。

 もろい骨格だ、この程度で壊れるなんて。


 もちろん「鎧圧」なんて乗せていないのにな。

 ここで殺すのはさすがに可哀想という俺なりの情けなわけだが……この少年には関係なかったらしい。


 ニコッと優しさ満点に微笑んで、軽いフットワークで一歩後退する。

 反省するんだぞ、ダリオット少年とやら。


「ぁ、が、ぁーー」

「終幕だ……あー、エヴァンスだったか? ほら、仇は打ったぜ!」

「ぁ、アダム、お前、やば……」


 こちらの顔をまじまじと見つめるエヴァンス。

 若干引いているような気がしなくもない。


 彼はそのままの俺の体をペタペタと触り出し、最後にほっぺを叩くように挟んできた。


 勘弁しろ、キスでもするんじゃないだろうな……?


「やっべぇ……やばい、やべぇ、やべぇだろ! やべぇわ! やばいやばいって……スゴースゴスゴー!」


 エヴァンスは語彙力を失った。


「はは、まぁまぁ、それほどでも」


 良い気分だ。こんなに素直に喜んでくれるギャラリーなら気が楽ってもんだぜ。


 周りでは傍観していた半袖シャツの若者たちが、徐々に動き始め、あたかも世紀の大事件を目撃してしまったように口元を両手で抑えている。


 ふふ、夢の中でもファンを作ってしまうかぁ。

 本当に罪な男だぜこのアダム様はよ。


 ただ、不穏な空気感なのは少し不気味だな。

 もっとはっちゃけて騒いでくれてもいいのにねぇ。


 ー


 翌朝。

 小鳥がチュンチュン歌っている。

 そんな呑気なさえずりにさえ耳を傾ける余裕がない程に、俺は重大な事実をさとってしまっていた。


「これ夢じゃねぇな」


 二度目となる質の悪いベッドでの起床を経て俺は悟ったーーそう、これが現実だと。


 念のため自身の頬をつねって、これがまぎれもない現実であるのだと再確認する。


 窓辺により視線を飛ばす。


 窓の向こうにはゴシック様式の貫禄あふれる古典的な大きな建物が立ち並んでいた。

 それゆえに俺の住んでいた白亜はくあ豪邸ごうていなどはありそうにない。街の雰囲気が違いすぎる。


 窓辺から離れ一旦伸びをする。


 なるほど、オーケーだ。

 冷静に頭を切り替えていこう。


 首を動かしてある物を発見する。

 ベッド脇に安置された黒ぶちのメガネを手に取る。

 小机に置かれた小さな鏡を覗き込むように見る。


「ッ……」


 本当リアルに誰どちら様?

 鏡の中からこんにちはなの?


 多分、俺なんだよな……とは思いつつもあまりにも実感が湧かな過ぎて信じられない。


 原因は鏡に映った見知らぬ根暗そうな男だ。

 顔のほりが深く、陰湿そうかつ無駄に歳を食ってそうでいかつい印象もある。

 なんだが硬派の不良みたいだ。


 手に持った黒メガネを慎重にかけてみる。


「恐ろしく似合ってるじゃあねぇか。何だこれ」


 鏡を見て、顔と眼鏡のフィット感に感動を覚えた。


 信じられないほどにマリアージュのフレーム。

 まるで俺の顔と眼鏡とが、元からひとつになるように設計されていたかの様な整合性。。


 眼鏡を外したりつけたりしながら、自身の視力が眼鏡による補助を受ける必要があるのだと納得を得る。


 けどおそらくは反応能力に問題はない。

 昨日さくじつの講義中にチョークを投げられ危機一髪けた時のことを思い出す。


 あれはなかなかどうして危ない一撃だったわけだが、あの時はとっさにエヴァンスが盾になってくれて助かったのだったな。


 にしても、これが夢じゃないとなると相当に面白い事なのではないだろうか? 

 おっさん現状の異常さにワクワクが止まらないよ。


「未だ道半ば。もはや終わりもう見えぬみちだと思ったが。もっと先に行けるというのか……?」


 拳を握りしめ、開き、見る。

 俺にはそこにずっと先まで行って良い、という無限の可能性を秘めた切符が見えていたからだ。

 しっかりと、はっきりとーー。


「人のせいとはかくも不思議な物だな」


 遠く過ぎ去った時間を回想する。


 俺が武術に出会ったのはそれこそ何十年も昔の話。

 以来、自分の五体に身につけた技のみを頼って生きてきた。常に高みを目指し続け、狂気の沙汰とののしられる様な荒業あらぎょうに身を投じ続けたこともザラにある。


 そうして気づいた時には俺の立つ境地には他の誰もいなくなっていたのだ。


 だが、別に俺はそれでも良いと思っていた。

 頂上というものはある一点に必ず収束する。

 さいたる者は孤独こどくなりーー当然のことわりだ。


 俺は一度踏みしめたいただきのさらに高みを、手に持つ切符に幻視しているのだ。


 これが天の用意してくれたチャンスなんだろう。

 まだ道は続いているんだろう。

 これはそこへいくための切符なんだろう……と。


 何に問いかけても、返事は返ってこない。

 されど己の胸の内側にある枯れた松明に再び火が灯るのを感じた。

 赤々として熱い、終わりまで俺を突き動かしてくれる、絶え間無きみなもとの力だ。


「ならば行こう。誰も到達していない道の先へ」


 何が起こっているかはわからない。


 が、どうやら俺の第二人生は知らずの内に始まっていたらしい。ならばやる事はただひとつ。

 武の求道者として延長された時間を無駄にせーー、


 ーーパッパラパッパラパッパラパ〜


「お?」


 手のひらをワキワキと開閉していた俺の聴覚がリズミカルなラッパの音を捉える。

 その途端ーー。


「ドァァアーッ! 起きろアダムゥうッ!!」


 スヤスヤと穏やかに寝ていたはずのエヴァンスが凄まじい勢いで飛び起きた。


「って、なんだよ、起きてたのかよ、じゃねぇ! 早く着替えろ!」

「はは、騒がしい若造だ」

「なに賢者タイムでふかんしてやがる! もしや朝から一発キメやがったな!?」


 颯爽さっそうと早着替えするエヴァンスにせかされて、俺もまた灰色のジャケットを手に取った。

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