第5話:#あの子の代償(10分)
ある時泣いている少女の目の前に天使と名乗る黒い化服の女の子が立っていました。
「あなたの願いを叶えましょう。」
「何でもいいの?」
「何でもいいですよ。何が望みですか?」
「私の居場所がほしいの。」
「分かりました。全世界があなたの居場所になるようにしましょう。」
「ありがとう。」泣いていた少女は赤い目を閉じた。
次に目を開け学校に行くと、昨日まで少女の存在すら見えていなかった人が集まり
「おはよう!」と言った。
「お、おはよう。」少女は久しぶりに笑った。
「あの子の代償は30年。あの子は40歳まで幸せに生きるでしょう。ね、素敵な事でしょ。」
〇〇分間で何か書いてみよう。 吉川元景 @motokage_K
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