第3話 ー噂ー



「早くレーダーの復旧を急がせろ!

 何が起こっているんだ!?」


 コグレ基地にてマックスは手に持っていた『降伏マニュアル』を投げ捨てて部下にまた怒鳴っていた。

敵と繋がっていたはずの通信の画像は消え、真っ暗な画面だけが映し出されている。

ブラックアウトした画面もレーダーの端に見たこともない巨大な艦の反応を探知してからなのでマックスのイライラと不安は複雑に混ざり合い、部下にぶつけられているといってもよかった。

要するに八つ当たりである。

胸の奥底にたまるもやもやとしたものを誰にでもいいから吐き出したかったのだ。


「しばしお待ちください!」


イライラと体を揺する基地司令相手に部下もイライラしながら答える。

部下はカタカタと半透明のキーボードを叩きレーダー波を電波から光に変えた。

連合のものとは違い、ベルカの光レーダーは完成されており大きさや早さも完璧に計測することが出来る。

電波は補助、光がメインと連合とは逆の探知方法を取っている。

光は太陽光の影響を受けたりはするものの、ジャミング相手には強い。

この時も光レーダーは性能を存分に発揮して真実を司令部にいる人間全員に伝えた。

レーダー表示パネルに一瞬の暗闇が広がったあと、くっきりと半径二百キロのデータが映し出される。

中央の大きめの影はコグレ基地を表している。

そこから五千ほどの距離を置いて二つの艦隊が存在していた。


「!?

 こ、これは………!?」


 レーダー員が思わず漏らした驚嘆の息と副司令の声が重なった。

パネルを見たマックスも液晶を破らんばかりに詰めよる。

さっき咥えたばかりの新しいタバコを床に捨て、踏みつける。

鋼鉄製の床にタバコは落ちて黒い染みを創りあげた。

光レーダーには連合艦艇を表す赤い艦影と見方を表す青い艦影が写っていた。

双方の艦隊の距離は二千を切っている。

これだけならここまで大きな反応はしない。

敵ではなく、味方の青い艦影に常識ではあり得ないものが映っていたからここまで騒いでいるのだ。


「味方――ですよね?」


味方の艦隊はたった四隻だった。

三隻は普通の納得できるものだった。

問題は残りの一隻。

要するに、一隻だけ秀でて大きいのだ。

 その巨大な艦影の横に数字が出ているが、三桁では収まらない大きさらしい。

九九九を指して、カウンターストップしていた。

つまり一キロ以上あるということ。

もしくは単純な計測エラー。

マックスの頭の中でゆっくりと理性が崩れていく音がした。

だが崩壊しきる前に踏みとどまった。

味方艦だとして、全長が千メートル――一キロを超える?


「そんなアホみたいな兵器がベルカにあったか?

 聞いていない、聞いていないぞ……?」


 となるとエラー以外考えられない

マックスはエラーだと勝手に決め付けるとほっとため息をついた。

実戦に置いていつも想定外は付き物。

割り切ることも基地司令の仕事だ。


「ああ……おそらく味方には違いない。

 だが警戒は解除するな。

 敵の罠かもしれん」


マックスが呻いた時、赤い点が一つ消えた。

消える、と言うことは撃沈され、レーダーの反映する中に入らなくなった。

つまり海に沈んだことを意味している。


「一体何が?」


 状況を把握出来ない部下がマックスに視線を向けるが

マックス自身も首を振って分からない、ということを示し返した。

続いて一つ、また一つと赤は減ってゆく。

連合を攻撃しているという真実は直接的に青い艦影は味方だと教えてくれていたが

よく分からない、違和感のようなものがマックスに働きかけていた。

レーダーの赤い艦影に重なるように熱が放射状に広がり、真っ二つに折れ曲がっていく。

実際は戦艦同士の戦いだからすごい迫力だろう。

レーダーというフィルターを通して見ているからまるでゲームのように錯覚するだけで。


「こんな大きな艦影――。

 《超常兵器級》以外に……?」


 レーダー員がぼそりと出した声が司令室内に予想外に大きく響き渡る。

《超常兵器級》、ベルカの二五隻の最新鋭の戦艦郡を指す言葉だ。

どれも七百メートルを超える大型でベルカの主力艦。

《超常兵器級》をも上回る艦艇がベルカにあるだなんて。

マックスは改めて立て直していた理性の塔を根元から崩すことに決めた。


「司令、敵艦がどんどん――。

 え、そんな、なんて力――!」


 部下の報告に改めて液晶の表示を見直す。


「魚雷艇が近距離から撃って、ようやくかすり傷を与えた戦艦も混じっているのだぞ!?

 そんな一気に………!?」


青い巨大な艦影が一つと三つの小さな青い艦影がヒクセス第十二艦隊の骨を切り、肉を絶つ。

引きちぎられ、沈んでゆく第十二艦隊にマックスは少し同情した。

あの力がこちらに向いていたら……と思うとぞっとする。

レーダーではなく生の映像で見たいマックスはふと、カメラの存在を思い出し


「カメラに切り替えられるか?」


マックスはレーダー員の耳元まで腰を落として尋ねた。

イライラはすっかり収まり、当たってしまった申し訳なさから少し丁寧な言葉遣いになっている。


「さっきは八つ当たりして済まなかった……」


「いえ、大丈夫です。

 それと、カメラへの切り替えは可能です」


「後で、コグレ基地名物のカツ丼をおごってやる」


「ごちそうになります」


マックスは自分の財布の中身を思い返し、一人考えた。

あの食堂七味はまだあったか……?


「出してくれ」


「はっ」


 レーダー員がキーボードを二回叩くと、パネルの映像が切り替わった。

液晶の半分がレーダーとなり、もう半分がカメラからの映像となる。

視界等も表示され、今どこを見ていて何番カメラからの映像か、というのが分かるようになっている。


「ったく、連合もひどいことやってくれる……」


 もくもくと黒煙の立ち上るコグレ基地を一回り見渡した後、レーダーの場所へと焦点をあわせてゆく。

青空の中、はっきりと目立つ赤い船底のお陰でそれは一瞬にして見つけることが出来た。

ベルカの艦艇に特徴的な一昔前の戦艦のような形。

舷側にずらりと並ぶ砲台に黒い筋。

鈍く太陽を跳ね返し、うっすらと輝く姿は現実とは思えなかった。


「ん……?」


 甲板に設けられた六連装という特徴的な砲塔がより神秘的な感じをかもし出していた。

オレンジ色の光を放ち、連合軍艦艇を次々と撃沈してゆく。

マックスは惚れ惚れとその姿に見惚れていたが、巨大戦艦の隣を浮いている艦を見て凍りついた。

部下の観測員にすぐに命令する。

マックスが見た時、巨大戦艦の隣に浮いていたのは《ラングル級超空爆撃戦艦》だと分かったからだ。

はじめは駆逐艦かと思っていたが船底に設けられた大きな“爆撃口”は見間違えようがない。

カウンターストップはエラーではない。

あれは紛れもない真実を伝えていたのだ。

去っていたざわめきがまた胸に戻ってきた。

しかしマックスは認めたくなかった。

まだ現実を受け入れられなかった。


「大きさを読み上げろ、今すぐ。

 何メートルだ?」


観測員に映像を回し、解析させる。


「は、はい!」


 光レーダーが“エラー”でカンストしている以上、紙とペンしか役にたたない。

観測員は白紙の紙を取り出すと猛烈な勢いでペンを滑らせ始めた。


「おい、副司令。

 《ラングル級超空爆撃戦艦》の全長って何メートルだった?」


 《ラングル級》は全長三五八メートル、総重量十二万トンというな大きさを誇っている。

ベルカの《超常兵器級》についでの大きさで全部で五隻存在していた。

五年前ほど前に建造された戦艦で最新と言っても差し支えない。

大口径の“光波共震砲”と、分厚い装甲。

“軌道湾曲装置”や”強制消滅光装甲”など、バリアも充実していた。

このときも副司令は脳のデーターベースからすらすらとスペックを述べた。


「さすがは、生きる艦艇識別書だな」


「恐れ入ります」


 一度も詰まることなく最後まで言い切った副司令に一言お礼を言うと


「数値は出たか?」


と観測員に言葉を投げかけた。

思わぬ話題の戻りっぷりに一瞬身を強張らせたが


「は……。

 ですが、ありえない数字が……」


自信なさげに、部下は計算などをしていた紙の一つの数字を赤ペン覆い、渡した。

消しカスが大量に紙から落ち、何度も何度も計算しては消してを繰り返した部下の苦労が伝わる。

それだけに信用したかったのだがはじき出された数字はマックスの目から見てもありえないものだった。


「一六二四メートル――だと?」


じろり、と睨むように部下を見てしまったためか


「は……」


部下は蚊の鳴くような小さな声で応答するしか出来なかったらしい。

こわごわとマックスを見上げて小さく頷いた。

 またやってしまった、とマックスは内心自分を叩きながら


「光レーダーの計測ではどれぐらいの大きさになる?」


と、レーダー員に計算させることにした。

カウンターストップしていても測ることが出来ないわけではない。

エラーなのか、真実なのか……。

マックスが決め付けた“エラー”は揺らいでいた。


「今出します!」


 レーダー員が映っている青い巨大な艦影をつまむようにすると、大きさを測定する電子音がなりはじめた。

 二つのレーダーから発せられた光が巨大戦艦を挟み込みその角度から計算しているのだ。

結果は最低でも一分はかかるだろう。


「今あるベルカの中で最大の大きさを誇る戦艦って……。

 確か《超常兵器級大空戦艦ニールナ級》ではないですか?」


 副司令が顎に指を置き、唸る。

マックスも自分の乏しい頭の引き出しを引っ張り出して中を漁ってみた。

仕官の試験を受けたときに色々詰め込んだが万年大佐が決定的になってからは使わなくなっていた引き出しだ。

蜘蛛の巣を手で千切ってから中を取り出す。

《超常兵器級大空戦艦ニールナ級》、全長八百メートル、総重量七百八十万トンの巨大戦艦。

詳しいスペックは直属の部下になるまで教えられないため知っているのはここまでだ。

この戦艦ならカンストはあり得ない。

つまり《ニールナ級》ではない。

部下の計算が正しければベルカが世界に向けて誇る大戦艦の約二倍もの大きさがあるというのか。


「間違いなく違うだろう……」


マックスが副司令の意見を反駁した瞬間、連合軍艦艇残りの一隻が爆炎を上げ落ちていった。

 小さな爆発をいくつも吹き上げ、海に墜落してゆく。

やがては数百メートルに及ぶ巨大な水柱をつくり上げ、消える墓標を海に刻んだ。

《超常兵器級》にもなってようやく破ることが出来るほど発達した連合軍が自信満々のバリア。

その“伝導電磁防御壁”をあんなに簡単にも……。


「司令、《光の巨大戦艦》の噂をご存知ですか?」


騒然とする司令室の中一人冷静だった部下の一人がマックスに話しかけた。


「いや……。

 知らないな、すまん」


 《光の巨大戦艦》だ?

そんなものを知るぐらいなら隣にいる副司令のスリーサイズを知りたいところだ。

スケベな考えに自分であきれ返る。

その勢いでポケットから新しいタバコを取り出して火をつけた。


「《光の巨大戦艦》……。

 ある山に住んでいた元超空制圧艦隊のおじいさんの目撃談のことです。

 そのおじいさん曰く、全長一キロを超えて奇妙な模様があったとかなんとか」


副司令がきょとんとするマックスに続けて説明した。


「その噂が本当だとしたらどう?

 助けてくれたのは《光の巨大戦艦》だって」


射るような目つきでマックスの心の動揺を突いてきたようだった。


「ばかばかしい。

 全長一キロを超える?

 副司令、君がたかだか噂に左右されるような仕官だと思っていなかったが。

 光レーダーのエラーだろう。

 それに、新米観測員の計算間違えだ。

 ありえない」


 噂は噂だ。

現実になるわけがない。

マックスは改めてそれを口に出してみただけだった。

頭の隅では嘘と分かっていた。


「しかし……」


反論の口を開いた部下に人差し指を立てて黙らせた。


「いいか。

 噂は噂だ。

 実戦に持ってくるものじゃない。

 噂なんかに左右されるようでは――」


続く言葉を計測終了の電子音が叩ききった。

計測機の方に目を向けることなく、マックスは黙り込む。


「し、司令、報告します。

 あの艦の全長はあ、あのっ。

 せ、一六二四メートルで間違いありません」


 マックスは絶句して、計測員の液晶を横から覗き込んだ。

赤々と一六二四の数字が並ぶ液晶を凝視して目をむく。

常識が完全に覆された瞬間だった。

パネルの半分を占領するカメラからの映像を改めて閲覧して大きな息を一つ吐いた。

奇妙な模様が船底と甲板から浮き出していたためだ。

全長一キロを超え、奇妙な模様。


「《光の巨大戦艦》……」


 マックスはあっけないほど大人しく噂を受け入れることにした。

理性なんてものはとっくの昔に吹き飛ばされていた。

再構築するなんて愚かなことも諦めていた。

第十二艦隊が残した黒煙を切り裂き、巨大戦艦はこちらに向かって進路を取っている。


「……こっちに来るというのか」


カメラ越しだというのに《光の巨大戦艦》から放たれている殺気を感じ、戦慄を覚えた。

その時、通信員が報告を上げた。


「指令、通信です。

 あの巨大戦艦から――です」


通信員がごくり、と喉を鳴らした。

もう、どうにでもなれ。

部下の命を預かる身分にしては自分勝手な言葉だったが現実が非情すぎた。

ことごとく価値観を踏みにじられ、少しマックスは自暴自棄になっていた。


「――つなげ」




               ※




「ふー……」


 うっとおしい前髪を払い、第十二艦隊を一隻で葬り去った《光の巨大戦艦》の艦橋内で一人の少女は一息ついた。

ダメージ診断プログラムを船体に通してみるも損傷はゼロ。

 不意打ちとジャミングのお陰で気がつかれることなく懐に潜り込めたのが幸いだったようだ。


『蒼先輩、やっと繋がったっすねぇ。

 ホント、いつになったら《コグレ》はこの通信を取るのかと心配だったっす。

 俺、早いこと休みたいっすからね』


 仮に撃たれたとしても装甲に傷一つつけれなかったでしょうが……。

《光の巨大戦艦》と噂されていた戦艦の核、空月・N・蒼は下に広がる波紋を見て鼻で笑った。


「愚かな連合艦隊でしたね。

 コグレばかりに意識を集中しているからそうなるんですよ」


蒼はシートベルトのついた椅子に座ったまま少し姿勢を正した。

長時間座りっぱなしで尻が痛かった。


『まったく、春秋。

 いつになったら私語をやめるんだ?』


 通信の渦に兄妹の私語が蔓延する。

やれやれ、いつもこの二人は……。

兄の丹具・N・夏冬と妹の丹具・A・春秋兄妹だ。

いつも艦隊通信はこの丹具兄妹の喧嘩の場となるのだ。

毎度のことなので注意するのもだるくて、蒼はそのまま放っておくことにした。

戦闘中じゃなきゃ別に何をされてもかまわない、と言うのが本音だった。

たった四隻の艦隊だし、注意して逆にギャクシャクされても敵わない。

なら放っておけ、というのが蒼の考えだった。


『だって……。

 しゃべってないと不安になるじゃないっすか。

 ねぇ、フェンリアさん?』


 春秋は艦隊を形成する最後尾の《タングテン》副長の朝霞・T・フェンリアに助けを求めた。

だが返ってきたのは


『うるさいのは確か。

 少し黙るべき』


と、兄に味方する声だった。


『う……』


 春秋は少し気圧されたように一言だけ吠えると黙ってしまった。


『まったく……』


夏冬は妹が黙ったのを確認して任務達成の大きな息を一つ吐いた。

蒼は目をつぶったままレーダーを“感じた”。

 鮮明に手を取るようにコグレ基地を見渡すことが出来る。

ベルカの艦艇に採用された“レリエルシステム”のお陰だった。


(まぁまぁ。

 そう硬くならなくてもいいじゃないか。

 な、蒼副長?)


レリエルシステムは、蒼と《ネメシエル》をつなぐことにより時間短縮と臨機応変性を持たせたものだ。

これにより蒼達“核”の体のように戦艦を動かせることが出来る。

レリエルシステムにより蒼はレーダーから狙撃から何から何まで自分の思うままに出来るのだ。

 つまり蒼が存在してこその《ネメシエル》というわけだ。


『ほら、《ネメシエル》もこう言ってるっすよ!

 俺はもっとしゃべるっす!』


静かだった通信がまた騒がしくなり始めた。

やれやれ……。


『駄目だ、バカ。

 アホか』


艦内通信に切り替え


「《ネメシエル》、あなた何を言っているんですか……」


蒼は、《ネメシエル》に毒づいた。

《ネメシエル》は少し戸惑ったように間をおくと


(すまん……)


と小さく謝罪した。

まったくAIがよけいなことを……。

蒼はレーダーでコグレ基地の損害状況を調べ上げるとデータベースに保存した。

復興の手伝いとなればいいのだが。

間違って削除しないようにプロテクトをかける。


『こちら、コグレ要塞島司令マックス大佐だ。

 所属不明の味方艦、聞えるか?』


 先ほど発信した通信回線がようやく開かれたらしい。

図太い、男の声が蒼の頭に響いてきた。


『あ、来たッすね。

 通信っすよ、蒼先輩!』


春秋が横から茶々を入れてくるが夏冬とフェンリアの罵倒を受けて黙った。


「コグレ要塞島ですか?

 こちら超空制圧第一艦隊旗艦 《超空要塞戦艦ネメシエル》です。

 あまり堅苦しいのはごめんなのでラフに行きます。

 私達は演習途中で連合の攻撃にあいました。

 帰るべき基地は失われ、もはや残りの基地の存在も危ういです。

 一番近くにあり、安全でかつ、《ネメシエル》が停泊できる基地はコグレ要塞島し かありません。

 そこで私達、超空制圧第一艦隊を貴官の指揮下に組み込んで欲しいのです」


 つまり、あなた直属の部下になるから早く停泊させてくれということだ。

港につけない船など補給が切れた瞬間アウトだからだ。

コグレ艦隊は先ほど全て連合に撃沈された。

蒼は目の前で助けを求められているのにも関らず……間に合わなかった。

その悔しさと憂さ晴らしもあり第十二艦隊を一隻残らず海に叩き込んでやったのだ。

せめてものお土産だ。

 蒼はじっと座ってコグレからの返信を待った。

案外すぐに返信は帰ってきて


『私達は貴艦隊に助けられたからな。

 拒むなんてことするわけがない。

 ようこそ、コグレへ。

 素性はあらかた分かった。

 《ネメシエル》着水を許可する。

 詳しい話は司令室で聞くとしよう。

 全基地を上げて歓迎するよ』







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