ヒロインよ、俺に手を貸せ。悪役令嬢は俺のものだ

登場人物一覧（ネタバレ含）

【人物】

●ジュスト・オルトナイル

　　本作の主人公。帝立学園二年生。シャトゥレ帝国皇太子(オルトナイル公爵)。

　　マルタ帝国への遊学中に暗殺未遂で倒れ、前世の記憶を獲得する。

　　前世の名は清水（しみず）翡翠（ひすい）。　

　　反皇后の機運が高まった時にたまたま生まれたため、子のない皇后に養子に取

　　られ皇太子に。

　　それから記憶が蘇るまで皇后の人形として生きてきた。

　　会ったこともない悪役令嬢に重たい執着を持っている。　

　　重要な情報を聞き流しているが気付いていない。　　　　　　　　　　

●エンリケッタ・フォルネウス

　　悪役令嬢。フォルネウス侯爵令嬢。泥中の蓮。カリスマ。ジュストの最愛。

　　ゲーム内では闇のような過去を背負っていたと思われる彼女だが、オルフィー

　　ナによれば今は何やら勝手が違うようで……？

●オルフィーナ

　　ヒロイン。庶民だが、実は皇族の流れを汲む。 琵琶茶色のロングヘアに紫水晶

　　の瞳。

　　転生者。前世の名前は朝野（あさの）真珠（しんじゅ）。

　　ジュストとは前世で親友であった。今生では新たにフィーとひーちゃんとして

　　友情を始め直す模様。

　　学園に入るまで周囲の洗脳と英才教育を受け続けてきたが、流されなかった良

　　い子。　　

　　攻略対象の顔の良さに惑わされているが、ご本人も大層愛らしい。

　　ジュストに振り回されるフラグが立っている。頑張れヒロインちゃん。

●イザベル・オ・ガミジン・アガレス

　　シャトゥレ帝国皇后。ジュストの義母。

　　アガレス公爵家の娘で、現アガレス公爵マルバス・アガレスの妹。

　　アガレス家の強権をバックに皇帝を蔑ろにしてやりたい放題している。

　　彼女にとって人間は自分と兄だけらしいので、その辺りも何かありそう。

●アダルベルト・ナベリウス

　　帝立学園一年生。シャトゥレ帝国第二皇子(ナベリウス公爵)。金の瞳。

　　皇后イザベルの実子。

●エリオット・ソラス・アロケル

　　帝立学園一年生。アロケル公爵家長男(ソラス伯爵)。空色のマッシュヘアに茶色の瞳。メガネ。

●オットー・ロノウェ

　　帝立学園二年生。ロノウェ侯爵家次男。猩々緋のツーブロック。

　　脳筋。単純。ジュストを尊敬している。

●オットーの弟

　　ロノウェ侯爵家三男。未就学児童。兄のことを仕方ないやつと思いつつ結構

　　慕っている。

●ボリス・リ・ロノウェ

　　前ロノウェ侯爵。　

　　帝国陸軍第三軍団を率いる上級将軍。皇太子の剣術指南役。

　　脳筋。しかし脳みその形をしているので案外考えてもいる。

　　領内の統治はほぼ妻と弟任せだった。

●マルタ国王

　　息子の不始末の尻拭いで十年くらい寿命が縮まった気がしている可哀想な人。

　　マルタ国王のおかげでジュストに五年ほどの時間の猶予ができた。

●マルタ国王子

　　ジュストを毒殺しようとした張本人。理由は自分よりも目立っていたから。

●レキ国の王子

　　ジュストの友達。予知夢を見る能力があり、母国では神子と呼ばれている。

　　ジュストを心配して秘蔵の薬を渡すくらいには仲が良かった。

●羽様あけび

　捧剣のシナリオライター(創造神)。えげつないゲームを作り上げた元凶。悪趣味。