第18話
僕の読んできた風は現在でも流れていて
自分が生きていく現実を示してきた、
現実から逃れる事は生から逃れる事と同じ事で命乞いをして現実にすがり付く様でなければ命は奪われたも同様です、与えられた現実を泳いで行かなければ道だって閉ざされたままだ、
自分には見える現実があって、
それは自分では信じれくて非現実的な事でも思い描くことが出来た事は良いことも悪いことも自分の生きる世界での出来事となる、
これは夢でしょう、持田かおりと出会いたいだなんて事は叶わないだろうけど、願う現実は叶わず、見えた現実は真実になり得ます。
願うことは先見とは関係ないですから、
自分の赤心の声に従い行く事、これは人生を作っていく重大な行動で、自分の道になってしまいます、否定しても抗えない、現実を生きるため厳しくこれを訓戒しなければなりません、それでも引き込まれていく渦の存在を感じます、この逃れることの出来ない繰り返される現実との苦悩は人間の道を進まれたる吾人にとって付きまとわられる事でしょう、
そんな現実と道との狭間で日々生命をすり減らしている我々の中に生きるていくことの目的が生まれる事でしょう、この目的こそが我々に与えられし天命の中で最も自由になっている、自由に目標をたて、やりようによっては自分の目標にした舞台に立ち、目的を見いだして行くでしょう、この目的は夢と同じに思えるかも知れませんが夢では行動は出来ませんが目標内であれば行動することが出来ます、しかし夢を見ることがなければ現実、道、目的が閉ざされてしまいます、現実的な夢もあれば非現実的な夢も有るでしょう、
道と夢と目的は現実を生きていく上で邪魔になっていると感じる事も沢山味わうでしょう、しかし無くして終えば現実に閉じ込められてしまい、吾人達の明朗さは失われ、現実の描写も暗い色彩に変わっていくのではないでしょうか、希望を捨ててしまえば美しい宝物を見る体験は失われる、
現実と道との衝突があるためこの二つは対になっていると考えます、
現実と道、目的と夢、この僕の中にある概念
古井戸 @hwt
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